童しの
これはタトエ
DONE【小説の漫画化】『地獄の鬼ごっこ』(R18童しの)原作:まつゆう様(@futarimatuyuu) 作画:是葉タトエまつゆう様の御本『君と最初で最後の人生』の中の小説『地獄の鬼ごっこ』95P~97Pを漫画にしました。まつゆう様の御本の通販はこちらです。https://futari1886.booth.pm/items/2402935 4
市道いを
DOODLE童しの前触れもなしに、酸鼻を極めるその記憶はしのぶの頭に駆け巡っていった。十八年分の記憶はただの少女のカラダにはとてもついていけるものではなく、顔色も悪く立ち止まる。阿鼻地獄の記憶に最後落とし込まれたものは、前世で人生をかけて憎んだ、今この瞬間目の前で心配そうにしのぶの様子を伺う虹の瞳を持った男の顔と、体温と、声。しのぶは大変困惑した。だって、私、この男と将来の愛を誓ったんだもの。
下さい
zennnezu
TRAINING『待ってた』童しの注意
地雷の方はブラウザバックを!!!!!────────どういう訳か鬼のままこの世界に蘇った俺は、かつて恋した遥か未来の君に出逢った。
そして君と恋をした。記憶なんて薄らぐ程に。何世代も先の君と何度も愛を確かめあった。
そして俺たちは結婚することになった。
純白のドレスに身を包む君、太陽の光の中で微笑む君、藤の花の束を抱えて俺を呼ぶ君。
「童磨さん。こっちへ来てください」
俺は君の声に誘われるまま、太陽の下へ、飛び出した。そして君に、
...倒れ込むように、抱きついた。君は抱きとめるように俺の頭を抱え込む。しまった、太陽の下に出てしまった。
全身が焼けるように痛む。体が溶けだすかのような感覚に襲われる。
ああ、俺また死ぬんだ。
君にまた、俺は殺されるのか。
ふと、声が聞こえた。君の声だ。
「この時を、待ってたわ。」
冷たい、冷たい声だった。心の底から、俺を敵視している声。それが、すごく嬉しかった。
────しのぶ、俺の事覚えていてくれたんだね
今世でも俺はまた、君に殺された。きっと来世も、その次も。 449