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    狂気

    楓街(かえでまち)

    PASTむつー卓『狂気山脈第5陣』の不凌忠仁が傀逅シナリオにいったら、こういう展開をして、こういう会話をしていたんじゃないかなという妄想二次創作の第1弾。
    『狂気山脈第5陣』のネタバレ、また『傀逅』シナリオの展開バレがあります。
    セッション未視聴の方や、『傀逅』シナリオ通過予定の方はお読みにならないでください。
    不凌忠仁が傀逅に行ったら妄想SS ~相棒が鵜久森杜人・編~この二次創作SSは、むつー卓『狂気山脈第5陣』のネタバレ、また『傀逅』シナリオの展開バレがあります。
    セッション未視聴の方や、『傀逅』シナリオ通過予定の方はお読みにならないでください。

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    杜人の大事な人は師匠。
    忠仁の大事な人は主君。
    そして、杜人がハリケーンで忠仁がコンバスチョン。

    物語前半は、ほとんど忠仁の活躍で勝つような戦闘が続く。
    街の人たちを積極的に救い出し、時に自暴自棄になっている人に対して、優しい言葉をかけるのも忠仁のほう。
    口数が少なく、周囲とかかわりを持ちたがらない杜人に、忠仁は言う。

    「俺たち3人はチームだ。世界のため、共に闘うぞ」
    「3人?」
    「俺とお前とコイツだ」
    「それはロボットだぞ」
    「仲間は多いほうが心強いだろう」
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    mimi_ruru_241

    PAST「狂気の合同誌」にて漫画で描いたものの小説版。本のおまけでしたがこちらで供養。
    プロットありとはいえ小説の所要時間は三時間でした。漫画の方は時間かかりすぎて計測できてません。
    初クリスタ、とても刺激的な日々でした。素材とかCGモデルどころかトーンすら使いこなせてなかった。
    狂気の合同誌、本当にお世話になりました。ありがとうございました!
    ないしょのかたっぽ キバナ、イコール、完璧。ガラル中の人々がそう思っている、……らしい。
    「ね、キバナ特集だって」
    「貴重なオフショットも多数、かあ。本屋寄ってみる?」
     壁一面に貼り出された広告を前に、女の子たちが黄色い声を上げている。道端で眠るチョロネコに気をとられていて気づかなかったが、横目でチラと見たそれにはキバナが大写しになっていた。光沢のあるタキシードをかっちりと着込み、腕には大輪のバラを抱えている。ちょっと吹き出してしまいそうなくらいベタな格好だが、その余りあるルックスの良さが全てに調和をもたらしていた。
     すっと通った鼻梁、あまくほどけたまなじり、涼しげな薄い唇。ダークチョコレートの色をしたその横を、おれは立ち止まることなく通り過ぎる。この美しさにほれぼれとするなんて時期は、もうとっくの昔に過ぎ去った。慣れた、というよりも、もっと別のことを知ったから。
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