sasa3_m
TRAINING疾を潜入捜査に連れて行くと勝手に刀ごと隠れてくれるしスパイもしてくれるので流石隠密の刀って感じの動きになるのですけど、会話させると殺意が思ったより高い。描いてた時のBGMはこれ(テーマソングではない)
https://youtu.be/gD2mhJ3ByGQ 5
choco_lateshow
DONE刀神非公式イベント「歌唄いの夏白浜」まとめ。表紙・設定
1第一ターム(2P)
2第二ターム(10P)
3閑話休題(3P)
4第三以降(8P)
5最終ターム(4P)
6SS「刀遣いの潮目)(5P)
7おまけ(6P) 39
ran_1z
CAN’T MAKE冠雪漫画の補足ネタ、のつもりが詰んだ。桜の下の待ち人「此方に居たんですね、冠者様」
「お迎えにあがりましたよ」
満開の桜の木の下に佇む尋ね人を見つけて声をかける。
山は一面、桜色に覆われ正しく圧巻の景色で。
「……雪鶴、」
ゆっくりとこちらを振り向き私を視界にとらえて口を開いたのは、私が今1番に会いたかったお方。低く、落ち着いた声が私の名を呼ぶ。
「えぇ、冠者様。」
「ぬしは、何処に?」
「私ですか?…帰郷、と言うのでしょうか。」
私が生まれてすぐ奉納されたあの場所を、私が守れなかったあの場所を、故郷と呼んでも許されるのかは分からないけれど。自身の原点であるその地を訪れたのは……、今の私なら、故郷の冬を終わらせられるのではないかと思ったから。でも結局は、私の力など無くても故郷は冬を終え、既に春を迎える準備をしていた。故郷を雪崩が襲ったのはもう200年以上も前のことで、その場所はもう集落も何も無くなっていて、小さな祠と雪の下で春を待つ蕾達があるだけだった。勿論とうの昔に長すぎた冬を終え、幾度と春を迎えていることだって分かってた。それだけ、時間は経ちすぎてしまっていたから。
1937「お迎えにあがりましたよ」
満開の桜の木の下に佇む尋ね人を見つけて声をかける。
山は一面、桜色に覆われ正しく圧巻の景色で。
「……雪鶴、」
ゆっくりとこちらを振り向き私を視界にとらえて口を開いたのは、私が今1番に会いたかったお方。低く、落ち着いた声が私の名を呼ぶ。
「えぇ、冠者様。」
「ぬしは、何処に?」
「私ですか?…帰郷、と言うのでしょうか。」
私が生まれてすぐ奉納されたあの場所を、私が守れなかったあの場所を、故郷と呼んでも許されるのかは分からないけれど。自身の原点であるその地を訪れたのは……、今の私なら、故郷の冬を終わらせられるのではないかと思ったから。でも結局は、私の力など無くても故郷は冬を終え、既に春を迎える準備をしていた。故郷を雪崩が襲ったのはもう200年以上も前のことで、その場所はもう集落も何も無くなっていて、小さな祠と雪の下で春を待つ蕾達があるだけだった。勿論とうの昔に長すぎた冬を終え、幾度と春を迎えていることだって分かってた。それだけ、時間は経ちすぎてしまっていたから。
ran_1z
CAN’T MAKE冠者様と正宗おじ正宗おじの独白😉
#春霞に酔ふ_ギャラリー
敵の急所である核を突き、力で圧し斬る。
山の頂上に近づくにつれ増えてくるのは、ガンキンにササヤキ…、どうやら人を惑わし落とし込む類の妖魔が主体の様だが、今回の件とどう関係しているのか。現在地は鷹尾山山頂付近。無所属として他部署のサポートに回るのが今の任務ではあるが、正直に言うと今、一寸した私情で動いてる。次いでで任務してるって訳でもないんだが。それに私情と言っても俺自身の事情でもない。全ての元凶は…、
「萬鬼、どうだ。久しぶりの“本来の感覚”は」
この無表情でヒトを見下ろしながら無神経に話しかけてくる刀神、冠者。…とそれから、何回か臨時でバディ組んだだけで何故か我が物顔で俺ん家に入り浸る刀神、雪鶴。何故俺がこいつら2人に付き合ってやらなきゃならんのか納得いかねぇが、元はといえば雪鶴が居なくなったから共に探せ(とまでは言われてない)とこの無機質な大男に言われたのが始まり。本当に面倒臭ェ…。
1804山の頂上に近づくにつれ増えてくるのは、ガンキンにササヤキ…、どうやら人を惑わし落とし込む類の妖魔が主体の様だが、今回の件とどう関係しているのか。現在地は鷹尾山山頂付近。無所属として他部署のサポートに回るのが今の任務ではあるが、正直に言うと今、一寸した私情で動いてる。次いでで任務してるって訳でもないんだが。それに私情と言っても俺自身の事情でもない。全ての元凶は…、
「萬鬼、どうだ。久しぶりの“本来の感覚”は」
この無表情でヒトを見下ろしながら無神経に話しかけてくる刀神、冠者。…とそれから、何回か臨時でバディ組んだだけで何故か我が物顔で俺ん家に入り浸る刀神、雪鶴。何故俺がこいつら2人に付き合ってやらなきゃならんのか納得いかねぇが、元はといえば雪鶴が居なくなったから共に探せ(とまでは言われてない)とこの無機質な大男に言われたのが始まり。本当に面倒臭ェ…。