irie_q
DONEおどるさん(@oysm284)リクエストのワードパレット、大変遅くなりました🙏昨夜言ってた立ち尽くすふたりです
おどるさんリクありがとうございました😊
5 純潔下心
誘ってる
都合良く解釈
ごめん
純潔下心 ひとりで酒を飲みに来た。
どうということのない、静かな一日の終わり。ほどほど呑んで、ほどほど腹を満たし、帰路についたところで煙草が恋しくなった。
立ち止まり、火を点け見上げた夜空には、ほそおい月がかかっていた。
残暑もこの時間ではなりを潜め、頬を撫でる風は涼しくさえある。路地の片隅で夜風に運ばれていく煙を眺めていると、ふと、傍に立ち止まる気配がした。視線を流した先にあったのは銀色の髪。いつもの片袖抜きの珍妙な着物姿で、土方の傍に黙って立ったのは坂田銀時だった。
「なに、見てんの」
唐突にそう問いかけてきた銀時の声は、密やかに穏やかだった。そう言いながら銀時自身も、ほそおい月を見上げているので、答える必要もないようなもの。
1191どうということのない、静かな一日の終わり。ほどほど呑んで、ほどほど腹を満たし、帰路についたところで煙草が恋しくなった。
立ち止まり、火を点け見上げた夜空には、ほそおい月がかかっていた。
残暑もこの時間ではなりを潜め、頬を撫でる風は涼しくさえある。路地の片隅で夜風に運ばれていく煙を眺めていると、ふと、傍に立ち止まる気配がした。視線を流した先にあったのは銀色の髪。いつもの片袖抜きの珍妙な着物姿で、土方の傍に黙って立ったのは坂田銀時だった。
「なに、見てんの」
唐突にそう問いかけてきた銀時の声は、密やかに穏やかだった。そう言いながら銀時自身も、ほそおい月を見上げているので、答える必要もないようなもの。