itiIti_1
MOURNING寂乱のつもり。ただし最後まとめたかったけれど言葉が上手く出てこなくて諦めた結果「察してくれ」状態なので供養。
視点は幻太郎▷▶︎乱数への変更あり。
寂乱……ムズいよ……😭💦
ハイイロ、ネズミ色、アノ日ノいろ「幸せだよ。」
赤、緑、青。
そして白。
瞬く光の中。
歪に笑って魅せた。
✲*゚
現在の気温-5℃。
11月。
擦り合わせた手を口の前に持ってきて息を吐く。
空気が汚れている証として吐いた息は白色。
そして眼前に広がる景色も白色。
何十年ぶりかの大雪。
豪雪とは言わなくとも目の前を真っ白に染め上げる雪の結晶はこのトウキョウでは珍しい。
急に降り出したのだ。箪笥の奥から厚手のコート、手袋、マフラー諸々防寒具を引っ張り出す作業には骨が折れた。
疲れ果てた体を態々冷やしながらも出かけた目的地はヨヨギ公園。冬に近くなった木は寂しそうに葉を一枚一枚旅立たせて行く。
幾ら雪が降ったと言っても今は11月。微かに緑を遺していたヨヨギ公園だが努力も無駄らしく、身の内を真白に塗り潰されてゆく。
8130赤、緑、青。
そして白。
瞬く光の中。
歪に笑って魅せた。
✲*゚
現在の気温-5℃。
11月。
擦り合わせた手を口の前に持ってきて息を吐く。
空気が汚れている証として吐いた息は白色。
そして眼前に広がる景色も白色。
何十年ぶりかの大雪。
豪雪とは言わなくとも目の前を真っ白に染め上げる雪の結晶はこのトウキョウでは珍しい。
急に降り出したのだ。箪笥の奥から厚手のコート、手袋、マフラー諸々防寒具を引っ張り出す作業には骨が折れた。
疲れ果てた体を態々冷やしながらも出かけた目的地はヨヨギ公園。冬に近くなった木は寂しそうに葉を一枚一枚旅立たせて行く。
幾ら雪が降ったと言っても今は11月。微かに緑を遺していたヨヨギ公園だが努力も無駄らしく、身の内を真白に塗り潰されてゆく。
itiIti_1
MOURNINGある噂話を常連客から聞いた一二三が寂雷と独歩にその噂話を持ちかける場面から始まります。真実か嘘か歩き回る噂話。それはこの時代に生きる人のみぞ知る物語。
なんて言ってますけどただのボツ話です。
初投下ですし何よりボツ話なので大目に見ていただけたら幸いです…😢
書いていて私もよく理解が出来ませんでした(おい)。ちなみにですが、寂乱は多少ながら意識したつもりです。『つもり』です。
夜空に瞬く噂話「センセー、こんな噂知ってます?」
事の始まりは一二三のこの一言だった。
「根拠も何も無いやつなんすけど、俺っちのお店に来るお客サンが話してたんすよ。いやーこの人すごく噂好きで色んな話聞くんすねー。
そのお客サン、シブヤ在住なんすけど……、
なんか今シブヤに長らく飴村乱数が居ないらしくって。」
「………え?」
寂雷と独歩の箸が止まる。
2人は共に穴があきそうなほど一二三を見遣った。
その後、声を発したのは独歩だった。
「飴村乱数が長らく居ない?いやいや一二三、この間飴村乱数のインスタ見ただろ?
109の前でピースサインしてる……。」
「俺っちもそう思ってそのお客サンに言ったんっだよ!でもそのお客サンによれば、飴村乱数は居るけど、本物の『飴村乱数』が居ない…って。
4748事の始まりは一二三のこの一言だった。
「根拠も何も無いやつなんすけど、俺っちのお店に来るお客サンが話してたんすよ。いやーこの人すごく噂好きで色んな話聞くんすねー。
そのお客サン、シブヤ在住なんすけど……、
なんか今シブヤに長らく飴村乱数が居ないらしくって。」
「………え?」
寂雷と独歩の箸が止まる。
2人は共に穴があきそうなほど一二三を見遣った。
その後、声を発したのは独歩だった。
「飴村乱数が長らく居ない?いやいや一二三、この間飴村乱数のインスタ見ただろ?
109の前でピースサインしてる……。」
「俺っちもそう思ってそのお客サンに言ったんっだよ!でもそのお客サンによれば、飴村乱数は居るけど、本物の『飴村乱数』が居ない…って。