ほなや
DONE2コ目小説投稿。FCゲーム『スiクiウiェiアiのiトiムi・ソiーiヤ』ディック×トム。キャラ捏造。年齢操作有。
※事後表現有
無題[Side T]
目を開けて最初に視界に写ったのは、傍らで眠っているディックだった。少しの間その姿を見つめた後、目を擦りながら辺りを見渡してみると部屋の中は暗く、窓から覗く月明かりにまだ夜中だということに気付いた。
ふと、頭の下に何かが敷かれているのに気付く。いつも使っている枕とは違う、硬い感触。それを手でそっと触れ、視線を辿ってみるとディックの腕であることが分かった。だが本人は、頭の重みなど気にならないとでも言うかのようにすやすやと眠っていた。
ふと、寒気を感じ身体を震わせる。シーツからはみ出している肩に目をやると、何も身に付けていないことに気付いた。
視線を元に戻すと、ディックも何も着ていなかった。互いの今の状態を把握し、数時間の出来事が徐々に思い出されていく。段々とその出来事が脳内で明確になるにつれ、剥き出しの肩も含め再び身体が熱くなっていくのを感じた。
4245目を開けて最初に視界に写ったのは、傍らで眠っているディックだった。少しの間その姿を見つめた後、目を擦りながら辺りを見渡してみると部屋の中は暗く、窓から覗く月明かりにまだ夜中だということに気付いた。
ふと、頭の下に何かが敷かれているのに気付く。いつも使っている枕とは違う、硬い感触。それを手でそっと触れ、視線を辿ってみるとディックの腕であることが分かった。だが本人は、頭の重みなど気にならないとでも言うかのようにすやすやと眠っていた。
ふと、寒気を感じ身体を震わせる。シーツからはみ出している肩に目をやると、何も身に付けていないことに気付いた。
視線を元に戻すと、ディックも何も着ていなかった。互いの今の状態を把握し、数時間の出来事が徐々に思い出されていく。段々とその出来事が脳内で明確になるにつれ、剥き出しの肩も含め再び身体が熱くなっていくのを感じた。
ほなや
MOURNING初ポイピク投稿。何故かどハマりしてしまったゲーム「スiクiウiェiアiのiトiムi・ソiーiヤ」の登場人物のディック×トムのCP小説。
タイトルは診断メーカーから。
※キャラの性格は完全に捏造です。
『可愛い以上の言葉ってないの』僕は最近何だかおかしい。
彼のことを、可愛いと思うなんて-
彼との出会いは迷いの森だった。
森から抜け出すために海賊が隠したという宝を見つけることに協力し彼らに付いてきた。
第一印象は、とにかく積極的で押しが強い。猪突猛進、かと思いきや意外と思慮深いところもあったりと見ていて飽きない少年であったことは今でも鮮明に覚えている。
宝の正体に僕達は愕然とし、今までの苦労は何だったのだろうと溜息が止まらなかった。だが、1人だけ喜びに満ちた人物がいた。彼である。
『目的は何だっていいんだ。大切なのは冒険しようとする自分なのかもしれない』
『本当の宝じゃなくても、後悔しないさ!』
彼のあの時の言葉と、夕日に照らされた満面の笑みが今でも脳裏に焼き付いている。
1001彼のことを、可愛いと思うなんて-
彼との出会いは迷いの森だった。
森から抜け出すために海賊が隠したという宝を見つけることに協力し彼らに付いてきた。
第一印象は、とにかく積極的で押しが強い。猪突猛進、かと思いきや意外と思慮深いところもあったりと見ていて飽きない少年であったことは今でも鮮明に覚えている。
宝の正体に僕達は愕然とし、今までの苦労は何だったのだろうと溜息が止まらなかった。だが、1人だけ喜びに満ちた人物がいた。彼である。
『目的は何だっていいんだ。大切なのは冒険しようとする自分なのかもしれない』
『本当の宝じゃなくても、後悔しないさ!』
彼のあの時の言葉と、夕日に照らされた満面の笑みが今でも脳裏に焼き付いている。
uni_no_ko
MOURNING没外で昼寝させたいがうまく昼寝してくれない斑夏め
疲れていた。
ここ数日、やたら妖に取り巻かれたり学校の行事が立て続けにあったりと、ゆっくりなにもしない時間があまりに少なかった。
考えを整理する時間もない。夜も妖に起こされるので身体を休める時間もない。
布団に入るとすぐに朝が来てしまう。意識がなくなっているらしい。それくらいには疲れているようだった。
夏が近づいて日が延びた夕方、まだ陽は高く白く、空は青い。
久しぶりに学校から早く帰って来れて、まだ家に帰らなくても迷惑をかけるような時間でもない。
こんな空の下で転がって昼寝をしたらとても気持ちいいだろうなと思った。
―――通学路から少し外れてしまうが、人気のない野っ原がある。
たまにはゆっくりしてもいいよな、と気が付いたらそこに向かっていた。
725ここ数日、やたら妖に取り巻かれたり学校の行事が立て続けにあったりと、ゆっくりなにもしない時間があまりに少なかった。
考えを整理する時間もない。夜も妖に起こされるので身体を休める時間もない。
布団に入るとすぐに朝が来てしまう。意識がなくなっているらしい。それくらいには疲れているようだった。
夏が近づいて日が延びた夕方、まだ陽は高く白く、空は青い。
久しぶりに学校から早く帰って来れて、まだ家に帰らなくても迷惑をかけるような時間でもない。
こんな空の下で転がって昼寝をしたらとても気持ちいいだろうなと思った。
―――通学路から少し外れてしまうが、人気のない野っ原がある。
たまにはゆっくりしてもいいよな、と気が付いたらそこに向かっていた。
uni_no_ko
MEMO途中 田夏★ちゅーしないと具合悪くなる話④「夏目くん、いますか」
力の加減が出来ず思い切り保健室の扉を開けてしまい、廊下にその音が響き渡る。
自分の大きな声が部屋に拡がった。
正面の窓際、大きな窓にはカーテンが引かれており柔らかい光で部屋が照らされている。
―――人影はない。
保健室の先生も、夏目の姿も見えない。
ここにいると聞いていたので急いで来たのにと思いながらとりあえず保健室に踏み入った。
「……夏目?」
扉を閉めると、外の音が遮断されてしんとする。その中で、くすくすと笑う声が聞こえた。
「田沼、ごめん、いるよ」
笑いを堪えているような話し方。
夏目のほかに人の気配はしない。先生もどうやら不在のようで俺にはここに二人きりだと思えるのだが、本当のところはわからない。
2645力の加減が出来ず思い切り保健室の扉を開けてしまい、廊下にその音が響き渡る。
自分の大きな声が部屋に拡がった。
正面の窓際、大きな窓にはカーテンが引かれており柔らかい光で部屋が照らされている。
―――人影はない。
保健室の先生も、夏目の姿も見えない。
ここにいると聞いていたので急いで来たのにと思いながらとりあえず保健室に踏み入った。
「……夏目?」
扉を閉めると、外の音が遮断されてしんとする。その中で、くすくすと笑う声が聞こえた。
「田沼、ごめん、いるよ」
笑いを堪えているような話し方。
夏目のほかに人の気配はしない。先生もどうやら不在のようで俺にはここに二人きりだと思えるのだが、本当のところはわからない。
uni_no_ko
MOURNING没どこにむかっていくのこれ
鼻血出した夏目 夏目が倒れたと聞いて、保健室へ向かった。
体育の授業中にド派手に転んでそのまま起き上がって来なかったらしく、心配というよりは面白がって噂するクラスメイトたちのおかげでこの話がすぐ耳に入った。
妖のせいなのか。それとも、最近悩まされているあの症状のせいなのか。
倒れた理由に心当たりがいくつかあり考え事をしていたせいか保健室にはすぐ着いた。
扉を開けると、保健室の先生がびっくりした顔で振り返りその視線とぶつかる。
「友達が倒れたって、聞いて」
今更だが、俺が来てどうにかなることだっただろうか。
予鈴がなり、廊下にはほとんど生徒がいなくなっていた。授業も始まるというのに、おれはそれらを無視してここに居る。
666体育の授業中にド派手に転んでそのまま起き上がって来なかったらしく、心配というよりは面白がって噂するクラスメイトたちのおかげでこの話がすぐ耳に入った。
妖のせいなのか。それとも、最近悩まされているあの症状のせいなのか。
倒れた理由に心当たりがいくつかあり考え事をしていたせいか保健室にはすぐ着いた。
扉を開けると、保健室の先生がびっくりした顔で振り返りその視線とぶつかる。
「友達が倒れたって、聞いて」
今更だが、俺が来てどうにかなることだっただろうか。
予鈴がなり、廊下にはほとんど生徒がいなくなっていた。授業も始まるというのに、おれはそれらを無視してここに居る。
er!
DONEハグ南肥先生♡→→←?ひぜくん段階なんだけど、タラシのまっすぐな愛情表現に戸惑いつつ、なんか…くすぐってえけどあったかいな…と思うのは事実だから頑張って気持ち受け入れてみたいな…と思ってる…みたいなの最近好き
せんせいも脇差くんを大事にしたい気持ちが愛情にステップアップしてるものの実はそれが好きってことだってまだ分かってなくて、発散の仕方が分からなかったりする。だから妙なスキンシップしちゃう
(ハグし返された時心臓がグッとなっておや?と何かに勘づく) 2
uni_no_ko
MEMO半径2m程度の人の心の声が聞こえるようになった夏目途中
★一時的サトラレ 朝から、何かおかしいような気はしていていた。
塔子さんが、朝ごはんの時に「今日の夕食はエビフライにしようかしら」と言っていたので、「今日の晩御飯、楽しみです」と返事をしたところ、はっとした顔をしていた。
何か変なことを言ったかなと思いはしたが、食事の話しかしていないし妖に関するようなことで口を滑らせたわけでもなかったのでさほど気にしなかった。
今思えば、一回目の違和感だった。
学校に行く途中、今日は暇だからついて行くと鞄に滑り込んでいた先生が「食事が楽しみだなんて珍しいな」と言ってきたが、おかしい、エビフライなら俺よりも先生の方がもっと喜ぶはずなのに。
「今日はおれのエビフライとるなよ」
「ほう、今日はエビフライなのか」
2634塔子さんが、朝ごはんの時に「今日の夕食はエビフライにしようかしら」と言っていたので、「今日の晩御飯、楽しみです」と返事をしたところ、はっとした顔をしていた。
何か変なことを言ったかなと思いはしたが、食事の話しかしていないし妖に関するようなことで口を滑らせたわけでもなかったのでさほど気にしなかった。
今思えば、一回目の違和感だった。
学校に行く途中、今日は暇だからついて行くと鞄に滑り込んでいた先生が「食事が楽しみだなんて珍しいな」と言ってきたが、おかしい、エビフライなら俺よりも先生の方がもっと喜ぶはずなのに。
「今日はおれのエビフライとるなよ」
「ほう、今日はエビフライなのか」
spxrm317_kissme
DOODLE【閲覧注意?】怖い顔の親分が考えてること🤨
絵描くの久しぶりなのでリハビリ中〜!
chu!色塗りテキトーでごめん😘
記念すべきポイピク1枚目がwarning!!!😮💨🤟🏻 2
uni_no_ko
MEMO途中★ちゅーしないと具合悪くなる話 週末。
学校がないので目覚まし時計で起きる必要がない。
いつもより夜更かしをして、いつもより朝少しゆっくり起きようと考えていた週末だった。のに。
「先生、ちょっと」
吐き気。
気道に何か詰まったような、息苦しさで咳き込み目が覚めた。
咳が治まると口の中に酸っぱい唾液と、泡のようなものがせりあがってきて口をぎゅっと閉じる。ここで出したら大変なことになる。ゆっくり飲み込んで。
戻すならトイレに行こうかとも思ったが、脱力してしまっていて起き上がれそうにない。
「いるか」
「んにゃ」
「具合悪い」
返事はなかった。
何時かはわからないが、まだ部屋は暗い。加えて体調不良もあるせいか、部屋を見渡しても視界がはっきりせず先生がどこにいるのか見えなかった。
2192学校がないので目覚まし時計で起きる必要がない。
いつもより夜更かしをして、いつもより朝少しゆっくり起きようと考えていた週末だった。のに。
「先生、ちょっと」
吐き気。
気道に何か詰まったような、息苦しさで咳き込み目が覚めた。
咳が治まると口の中に酸っぱい唾液と、泡のようなものがせりあがってきて口をぎゅっと閉じる。ここで出したら大変なことになる。ゆっくり飲み込んで。
戻すならトイレに行こうかとも思ったが、脱力してしまっていて起き上がれそうにない。
「いるか」
「んにゃ」
「具合悪い」
返事はなかった。
何時かはわからないが、まだ部屋は暗い。加えて体調不良もあるせいか、部屋を見渡しても視界がはっきりせず先生がどこにいるのか見えなかった。