catspawpads
DOODLEツム、絶対文スとコラボはないんだけど、何をやっても太中に囚われている沼の住民なのもので……:( ;´꒳`;)Excelと手書きとアイビスちゃんで全力で遊んでみました! 8
左@萌え垢
TRAINING太敦です。白虎に触れないことを悔やむ人。さわれないキミ「しゃちょーが好きなものは僕も好き~だからさ、敦――」
私はその日いつものように、国木田君と共に外に調査に出かけていた。
無論、私は外になんて出かけたくないから、ありとあらゆる方便を立てていたが、それも国木田君に首根っこを掴まれて、ずるずると外へと引っ張りまわされることとなった。
だが、私だって無駄に外に居たいわけではない。それなりに国木田君をサポートしながら、調査を終えて探偵社に戻ってみれば――これだ。
「グルルルル……」
そこには、巨大な虎がいた。社の片隅にある乱歩さんの机がわずかにどけられ、乱歩さんはソレにのしかかりながら、優雅に駄菓子を食べていた。それも、床に丁寧に絨毯まで敷かれて。
「一度、やってみたいと思ってたんだよね~。高級なクッションに身体を埋めながら、駄菓子を食べるってヤツ」
1831私はその日いつものように、国木田君と共に外に調査に出かけていた。
無論、私は外になんて出かけたくないから、ありとあらゆる方便を立てていたが、それも国木田君に首根っこを掴まれて、ずるずると外へと引っ張りまわされることとなった。
だが、私だって無駄に外に居たいわけではない。それなりに国木田君をサポートしながら、調査を終えて探偵社に戻ってみれば――これだ。
「グルルルル……」
そこには、巨大な虎がいた。社の片隅にある乱歩さんの机がわずかにどけられ、乱歩さんはソレにのしかかりながら、優雅に駄菓子を食べていた。それも、床に丁寧に絨毯まで敷かれて。
「一度、やってみたいと思ってたんだよね~。高級なクッションに身体を埋めながら、駄菓子を食べるってヤツ」
左@萌え垢
TRAINING太敦です。敦君が小虎化しています。そうして彼はミャウと鳴いた『彼が朝起きたら小虎になっていたので、ここに置いておきます』
よろしくお願いいたします。自宅の扉に貼られた短い書置きには、そう書かれていた。それは女性らしくも達筆な字で、泉鏡花の書いたものであることを私は察した。
そういえば、彼女とはまだ連絡先を交換していなかったか。私はそう思いながら、足元のそれを眺める。それは通販の段ボール箱に入れられており、暖の代わりか新聞紙が1枚上に乗せられていた。ミャウミャウと鳴く謎の段ボールの新聞紙をそうっと捲ってみれば、金色のくりくりとした小さな瞳が此方を見ていた。
私の能力をもってすれば、一秒とかからず解決する問題だ。彼女もそれを解っていたから、私に彼を預けたのだろう。私であれば、彼の虎化は触るだけで、元の人間の姿に戻すことができる。そう、これは実に簡単な問題だ。
1660よろしくお願いいたします。自宅の扉に貼られた短い書置きには、そう書かれていた。それは女性らしくも達筆な字で、泉鏡花の書いたものであることを私は察した。
そういえば、彼女とはまだ連絡先を交換していなかったか。私はそう思いながら、足元のそれを眺める。それは通販の段ボール箱に入れられており、暖の代わりか新聞紙が1枚上に乗せられていた。ミャウミャウと鳴く謎の段ボールの新聞紙をそうっと捲ってみれば、金色のくりくりとした小さな瞳が此方を見ていた。
私の能力をもってすれば、一秒とかからず解決する問題だ。彼女もそれを解っていたから、私に彼を預けたのだろう。私であれば、彼の虎化は触るだけで、元の人間の姿に戻すことができる。そう、これは実に簡単な問題だ。