もくこ
MAIKINGよねやん。超途中。ほんとは別作業の息抜きで始めたのに気付いたら120%の力で描いてた。なんか、どうしてもカッコよく描きたかったんだ…。それにしても悪そう〜!
とりあえずこれは一旦寝かしておく🐍
palco_WT
MOURNING樫尾総受アンソロの海×樫、えちおね感ある王子とショタかわいい海のやりとりが割と楽しかったけど、冗長になるので手直しした結果まるっと削ったパートになります❤「……っていうことがあったんです」
なんであんなことを海はしてきたのか、どうしても理解できなくて、樫尾は数日の煩悶の末、経験豊富な先達の叡智に頼るしかなかった。
なるほどね、と言いながら、空気を読んで蔵内も橘高も席を外したふたりきりの作戦室に、王子はとっときだよとほほ笑みながら、彼の瞳のような鮮やかなブルーの花の混じった茶葉の紅茶の香りをくゆらせてくれた。
交際が始まってから、自由気ままで奔放な南沢だったけれど、恋人として自分が嫌がることは絶対にしなかったのに。
「そう、それはびっくりしちゃったね」
そんな相談を受けて、果たして麗しの隊長は、まっすぐに向けてくる樫尾の視線を、上等なシルクのようにふんわりと受け止めて、少しだけ思案顔にはなったものの、慈愛のまなざしを返してきた。
1650なんであんなことを海はしてきたのか、どうしても理解できなくて、樫尾は数日の煩悶の末、経験豊富な先達の叡智に頼るしかなかった。
なるほどね、と言いながら、空気を読んで蔵内も橘高も席を外したふたりきりの作戦室に、王子はとっときだよとほほ笑みながら、彼の瞳のような鮮やかなブルーの花の混じった茶葉の紅茶の香りをくゆらせてくれた。
交際が始まってから、自由気ままで奔放な南沢だったけれど、恋人として自分が嫌がることは絶対にしなかったのに。
「そう、それはびっくりしちゃったね」
そんな相談を受けて、果たして麗しの隊長は、まっすぐに向けてくる樫尾の視線を、上等なシルクのようにふんわりと受け止めて、少しだけ思案顔にはなったものの、慈愛のまなざしを返してきた。
palco_WT
MAIKING米三輪年齢操作。彼らが二十歳になるあたりの頃。それでも、彼は戦争を選んだ 進学するつもりはない、と三門一高を選んだはずの三輪がどんな心境の変化か、結局大学に合格したのはその年の春のことだった。
同じ高校ではあったが、三年間同じクラスになることはなく、そして大学生になることを選ばなかった米屋は結局自分の隊長と机を並べることはなかったが、別段それに不満はない。三輪とは机よりも、近界民の敵を前に轡を並べるほうが大事だったので。
姉の仇を取る為だけにボーダーに入隊した三輪だったが、六年の歳月と経験を経てだろうか、以前の触れただけで斬れそうな危うさを見せることは減ったように米屋には思えた。
その代わり時折ぎこちないなりに笑ってみせるくらいには以前より柔和な印象になった三輪は自分よりもひとつき早く成人になった。おとなびて落ち着いた雰囲気で、元々整った容貌もあってさぞかしキャンパスではもてているのではないだろうか、と想像してみたりもする、そんな時だった。
1453同じ高校ではあったが、三年間同じクラスになることはなく、そして大学生になることを選ばなかった米屋は結局自分の隊長と机を並べることはなかったが、別段それに不満はない。三輪とは机よりも、近界民の敵を前に轡を並べるほうが大事だったので。
姉の仇を取る為だけにボーダーに入隊した三輪だったが、六年の歳月と経験を経てだろうか、以前の触れただけで斬れそうな危うさを見せることは減ったように米屋には思えた。
その代わり時折ぎこちないなりに笑ってみせるくらいには以前より柔和な印象になった三輪は自分よりもひとつき早く成人になった。おとなびて落ち着いた雰囲気で、元々整った容貌もあってさぞかしキャンパスではもてているのではないだろうか、と想像してみたりもする、そんな時だった。