donut9_7
MOURNING⚠️年齢操作・軽めの嘔吐表現・名前のあるモブ出てきます。なんでも許せるひとのみ○パスワードは双子の身長です!
付き合ってる、天陸。誕生日に久しぶりに会えることになった陸と、酔ってる天。
天は他人に対して少し機嫌悪めです。
誤字脱字誤植があるかとおもいます優しい目で読んでいただければ幸いです。 8829
いのり
PAST【天陸】君に会いたくて付き合っている天陸
【天陸】君に会いたくて 風邪をひいた原因なんていくつもある。
例えば、肌寒くなってきたのにも関わらず外の仕事で終わったあとも映像チェックの時もテンションが上がってずっと半袖だったり、マネージャーが忙しくて迎えに来れないからと言われ一人で歩いた寮への帰り道。今日は夕方雨が降るからと一織に傘を持っていけと口煩く言われたのにも関わらず寮を出る頃には一織の言葉も頭に無くて、結局びしょ濡れのまま帰った。
寮に帰って直ぐに入らせてもらったお風呂で十分に温まった。夜発作も起きなかったから大丈夫だと、そう思っていた。
しかし朝起きてから妙な気だるさを感じた。
もしかして…と不安になりながら手元に体温計を手繰り寄せ測ると僅かながらにいつもより体温が高かった。普段なら一織にぶつぶつ小言を言われ他のメンバーが心配してくれる。しかし今現在この寮には陸陸以外誰もいない。みんなそれぞれ仕事や学校で出払っている。いつもなら起きてなかったら起こしに来るはずの朝ごはんの合図も無かったということは皆が疲れて寝ている陸に遠慮をした証。
5421例えば、肌寒くなってきたのにも関わらず外の仕事で終わったあとも映像チェックの時もテンションが上がってずっと半袖だったり、マネージャーが忙しくて迎えに来れないからと言われ一人で歩いた寮への帰り道。今日は夕方雨が降るからと一織に傘を持っていけと口煩く言われたのにも関わらず寮を出る頃には一織の言葉も頭に無くて、結局びしょ濡れのまま帰った。
寮に帰って直ぐに入らせてもらったお風呂で十分に温まった。夜発作も起きなかったから大丈夫だと、そう思っていた。
しかし朝起きてから妙な気だるさを感じた。
もしかして…と不安になりながら手元に体温計を手繰り寄せ測ると僅かながらにいつもより体温が高かった。普段なら一織にぶつぶつ小言を言われ他のメンバーが心配してくれる。しかし今現在この寮には陸陸以外誰もいない。みんなそれぞれ仕事や学校で出払っている。いつもなら起きてなかったら起こしに来るはずの朝ごはんの合図も無かったということは皆が疲れて寝ている陸に遠慮をした証。
いのり
PAST【天陸】響き渡る箱の中※支部からの再掲
【天陸】響き渡る箱の中自分の弟がスポットライトの光とファンからの歓声を同時に受ける。
とても輝くそれはまるで夜空を照らす星のようで。つい何ヶ月か前までは想像もしてなかった光景が目の前に広がる。小さい頃はいつも白い箱の中に閉じ込められていて僕とは違ってできないことの方が多かった。どうして双子なのに、陸ばかり。そう思った日々は数え切れないほどある。僕が外で楽しそうに走り回ればそれが出来ない陸のことを可哀想だという人もいた。僕が学校で友達を作って勉強をすればそれが出来ない陸との間に少しの寂しさもあった。陸がいればきっと楽しいのに。どうして僕の隣に陸は居ないんだ。どれだけ神に祈っても陸は僕の隣に居なかった。だから僕は自らの意思で陸の元へ寄り添った。
6629とても輝くそれはまるで夜空を照らす星のようで。つい何ヶ月か前までは想像もしてなかった光景が目の前に広がる。小さい頃はいつも白い箱の中に閉じ込められていて僕とは違ってできないことの方が多かった。どうして双子なのに、陸ばかり。そう思った日々は数え切れないほどある。僕が外で楽しそうに走り回ればそれが出来ない陸のことを可哀想だという人もいた。僕が学校で友達を作って勉強をすればそれが出来ない陸との間に少しの寂しさもあった。陸がいればきっと楽しいのに。どうして僕の隣に陸は居ないんだ。どれだけ神に祈っても陸は僕の隣に居なかった。だから僕は自らの意思で陸の元へ寄り添った。
riri_102
PASTTENRIKU SAMPLE BOOK2021.1.10 発行
描きたいことしか描きたくないよ〜〜の要望に忠実な本です。
全人類こんな感じの本出して欲しい
最後のやつちゃんとした本が出る予定です!すごい!3%!
当時お手にとって下さった方ありがとうございました……♡ 14
yuto_12__10
DONE遅くなってしまいすみません……なんとか間に合いました!!天陸webオンリーありがとうございます!!
2pでめちゃくちゃ短いですが、宜しければ……!
パスワードはお品書きにて記載しております~! 3
きもいき
MOURNING天陸です。こんなに書いてたんだなって思ってます無題「陸…ボクね」
天にぃがコーヒーを一口だけ飲んだ後。
ふわりと微笑んで、オレに言った。
「好きな人、いるんだ」
*
今日は久しぶりの天にぃとのお出かけの日!
いつもより着ていく服に気を使ったり。久しぶりだからか、天にぃに会えるのがすごく嬉しかった。
「壮五さん、この服どうですか?」
いつも天にぃと出かける時の服は、壮五さんに一度聞いてから決めるんだ。
「わあ!陸くん、すごく似合ってるよ!いつもより凝っててすごくかっこいいね。」
「ありがとうございます!!壮五さんは明日ロックバンドのライブがあるからお忍びで行くんでしたよね?楽しんできてください!」
「わ…覚えててくれたんだ。ありがとう、楽しんでくるよ。」
壮五さんは陸くんも楽しんできてね、と言ってくれた。
2459天にぃがコーヒーを一口だけ飲んだ後。
ふわりと微笑んで、オレに言った。
「好きな人、いるんだ」
*
今日は久しぶりの天にぃとのお出かけの日!
いつもより着ていく服に気を使ったり。久しぶりだからか、天にぃに会えるのがすごく嬉しかった。
「壮五さん、この服どうですか?」
いつも天にぃと出かける時の服は、壮五さんに一度聞いてから決めるんだ。
「わあ!陸くん、すごく似合ってるよ!いつもより凝っててすごくかっこいいね。」
「ありがとうございます!!壮五さんは明日ロックバンドのライブがあるからお忍びで行くんでしたよね?楽しんできてください!」
「わ…覚えててくれたんだ。ありがとう、楽しんでくるよ。」
壮五さんは陸くんも楽しんできてね、と言ってくれた。
きもいき
MOURNING天陸です。時系列は戸籍を九条に移す際でしょうか(古い文なので何も覚えてない)
めちゃ短いです
Fin.キミが鏡を割った。
鏡の破片がボクの皮膚を切り裂いて、赤い液体を伝わせた。
痛みも何も感じない。
痛くないよ、大丈夫。
そんなの嘘だ。本当は泣きたいほど痛いのだ。
キミは思いつく限りの謝罪の言葉を並べ、深呼吸をした。
キミが続けるもの、阿吽の先にあるのは死だろう。人はいつか死ぬ運命なのだから。
埃を吸ってしまったのだろうか。
あの子が青ざめた顔をして、ヒューヒューとあの隙間風のような音が聞こえる。
ナースコールが鳴り響く。
*
ボクは死んだ。キミの目の前で。
あれだけ離れたくないと願っていたキミのもとを、自らの足で、自らの手で、手放す道を選んだのだ。
愚かなボク。自分の幸せより陸の幸せを選ぶなんて、兄としての心得を弁えすぎだ。
363鏡の破片がボクの皮膚を切り裂いて、赤い液体を伝わせた。
痛みも何も感じない。
痛くないよ、大丈夫。
そんなの嘘だ。本当は泣きたいほど痛いのだ。
キミは思いつく限りの謝罪の言葉を並べ、深呼吸をした。
キミが続けるもの、阿吽の先にあるのは死だろう。人はいつか死ぬ運命なのだから。
埃を吸ってしまったのだろうか。
あの子が青ざめた顔をして、ヒューヒューとあの隙間風のような音が聞こえる。
ナースコールが鳴り響く。
*
ボクは死んだ。キミの目の前で。
あれだけ離れたくないと願っていたキミのもとを、自らの足で、自らの手で、手放す道を選んだのだ。
愚かなボク。自分の幸せより陸の幸せを選ぶなんて、兄としての心得を弁えすぎだ。