有馬晴
DONE※オメガバースネタ(α♂コノエ×Ω♀アーサー)あなたは有馬晴のコノアサ♀で、【なにも怖くない】をお題に140字SSを書いてください。小説等でもどうぞ。5/28
https://shindanmaker.com/674263
sirom_9393
DOODLE謎時空オメガバ高杉さんが入院する話の続き。捏造だらけ。
まだ続く。
銀高ss「帰った」
「……おかえり」
朝起きて、一人ぼーっとテレビを見ていたら玄関チャイムが響いた。朝っぱらから誰だよと悪態を付いてガラリと扉を引けば、なんと高杉の姿が。
「あれ、もういいの?」
「ああ」
「け、結局なんだったの?大丈夫なの?」
「ああ」
洗っといてと何日分かの洗濯物が入っているであろう風呂敷を押し付け、高杉は入院なんてなかったかの様にするりと俺の横を抜けて、さっさと居間に入って行った。
「ええ……」
先日から何一つ状況が分からない俺を放置して、高杉ソファーにごろりと横になると穏やかに胸を上下させ始める。
いや、家出してた猫か。
色々と聞きたい事はたくさんあるのに、眠る顔は今までにないくらい穏やかで。一先ず帰って来れたわけだからと、暫くその寝顔を見守った。
2012「……おかえり」
朝起きて、一人ぼーっとテレビを見ていたら玄関チャイムが響いた。朝っぱらから誰だよと悪態を付いてガラリと扉を引けば、なんと高杉の姿が。
「あれ、もういいの?」
「ああ」
「け、結局なんだったの?大丈夫なの?」
「ああ」
洗っといてと何日分かの洗濯物が入っているであろう風呂敷を押し付け、高杉は入院なんてなかったかの様にするりと俺の横を抜けて、さっさと居間に入って行った。
「ええ……」
先日から何一つ状況が分からない俺を放置して、高杉ソファーにごろりと横になると穏やかに胸を上下させ始める。
いや、家出してた猫か。
色々と聞きたい事はたくさんあるのに、眠る顔は今までにないくらい穏やかで。一先ず帰って来れたわけだからと、暫くその寝顔を見守った。
sirom_9393
PROGRESS幼馴染オメガバの続き。まだまだ続く。
銀高ss駅前の噴水広場。いつもの待ち合わせ場所で噴水の音と家族連れの賑やかな音を聞きながらアホを待っている。
約束の時間から五分経過。時間にルーズなのは毎度のことだ。あいつ人混みがどうとかと言っておいて、一人にさせるのはいいのか。だったら夏祭りだってよかったじゃないか。未だ消えない未練と銀時への呆れでため息が出た。
朝九時だというのに外の気温は既に汗をかく程度まで上昇を始めている。そろそろ日陰にでも移動しないと焦げてしまいそうだ。全く、飲み物の一杯でもあのアホに奢らせないと気が済まない。避暑の為に腰を上げると、丁度銀時が改札から出て来るところが見えた。
「遅ェんだよアホ」
「わりー。松陽にごちゃごちゃ詮索されてさあ。躱してたら遅くなった」
2414約束の時間から五分経過。時間にルーズなのは毎度のことだ。あいつ人混みがどうとかと言っておいて、一人にさせるのはいいのか。だったら夏祭りだってよかったじゃないか。未だ消えない未練と銀時への呆れでため息が出た。
朝九時だというのに外の気温は既に汗をかく程度まで上昇を始めている。そろそろ日陰にでも移動しないと焦げてしまいそうだ。全く、飲み物の一杯でもあのアホに奢らせないと気が済まない。避暑の為に腰を上げると、丁度銀時が改札から出て来るところが見えた。
「遅ェんだよアホ」
「わりー。松陽にごちゃごちゃ詮索されてさあ。躱してたら遅くなった」
sirom_9393
DOODLE謎時空のオメガバ銀高高杉さんが入院する話。捏造だらけ。
多分続く。
銀高ss高杉が入院した。
なんでもバース性の検査数値が良くなかったとか。本人に問いかけても適当にしか答えてくれなくて、実のところは分からない。
ただ一言入院するとだけ言った高杉は自分で荷物をまとめると、それじゃと家を出て行こうとした。流石に送っていくからと後を追いかけると、仕事行けと冷たく言われた。
それどころじゃないだろと力の入った声で言えば、目に見えて高杉の雰囲気が萎んだ。なに、本当は落ち込んでたの……?
かかりつけの病院の玄関前で、高杉がここまででいいと言った。いや中まではと食い下がる俺に、心配するなと高杉は触れるだけの口付けを寄越して、ひらひら手を振って行ってしまったのだった。
寂しい。率直に寂しい。
普段二人の家に一人というのもある。しかしそれ以上に心の中というか、何かが欠けてつらい。理由は明らかだ。高杉と離れてもう三日目になる。
1027なんでもバース性の検査数値が良くなかったとか。本人に問いかけても適当にしか答えてくれなくて、実のところは分からない。
ただ一言入院するとだけ言った高杉は自分で荷物をまとめると、それじゃと家を出て行こうとした。流石に送っていくからと後を追いかけると、仕事行けと冷たく言われた。
それどころじゃないだろと力の入った声で言えば、目に見えて高杉の雰囲気が萎んだ。なに、本当は落ち込んでたの……?
かかりつけの病院の玄関前で、高杉がここまででいいと言った。いや中まではと食い下がる俺に、心配するなと高杉は触れるだけの口付けを寄越して、ひらひら手を振って行ってしまったのだった。
寂しい。率直に寂しい。
普段二人の家に一人というのもある。しかしそれ以上に心の中というか、何かが欠けてつらい。理由は明らかだ。高杉と離れてもう三日目になる。
sirom_9393
DOODLE白晋謎オメガバこの前は理性が勝ってる話を書いたので、今度は理性負け負けの話を書きました 失敗しました。
銀高ss 瞼が重い。目を開けたいのに、見えるのはほんの少しの光だけ。体も鉛みたいに重くて、指一本も動かすことが叶わない。さむい。つめたい。眠る前は溶けそうなほど熱かったのに。
「起きた?」
ぎんとき。どこ行ってた。
「水、のむ?」
いらない。
「飲んどきな。お前潮吹きクセになってるから、脱水になる」
しお?……俺はクジラじゃない。バカにしてんのか。
「何その顔。眉間に皺寄ってんだけど」
銀時の指先が額に触れる。それだけで肌がぴりぴりして、うれしい。
むに、と唇に柔らかい感触。大人しく口を開けば、流れ込んでくる液体。生温くて嫌だと思ったけど、そのまま絡まった舌がきもちいいから、いいことにする。
しばらく口付けあって、苦しくなってきた頃に離れていく唇。もっとしたいのに。
624「起きた?」
ぎんとき。どこ行ってた。
「水、のむ?」
いらない。
「飲んどきな。お前潮吹きクセになってるから、脱水になる」
しお?……俺はクジラじゃない。バカにしてんのか。
「何その顔。眉間に皺寄ってんだけど」
銀時の指先が額に触れる。それだけで肌がぴりぴりして、うれしい。
むに、と唇に柔らかい感触。大人しく口を開けば、流れ込んでくる液体。生温くて嫌だと思ったけど、そのまま絡まった舌がきもちいいから、いいことにする。
しばらく口付けあって、苦しくなってきた頃に離れていく唇。もっとしたいのに。
sirom_9393
DOODLE幼馴染オメガバ 暗いですヒートが来たばかりで自分の性と葛藤する高杉と、無自覚にアルファ丸出してる銀時。
あんまり運命の番設定って上手く書けないんですけどこの二人はその設定です。続かないので安心だね……
銀高ss 中学を卒業して、高校に上がった。腐れ縁の幼馴染二人も同じ高校で、更にもう一人バカが加わって騒がしくなった。
何も変わらないと思っていた。あいつらも、俺もずっと変わらずにいるって。
だけど、違った。
ヒートが来た。それが一番大きなきっかけ。一人で熱にもがいて苦しんで、ひたすら流したくもない涙を流した。終わりの方、頭が冷静になるにつれてどうしてと、惨めな気持ちは増幅していっそ死にたくなった。
それからだ。昨日まで何も感じない、同じ人間だと思っていた奴らが怖くなった。情けない。どうして。そんなわけない。分からない。ただ自分を見る目が違う奴らが一定数いると、気づいてしまった。
「高杉」
今一番聞きたくない声。うつ伏せのまま、どこか行けよと無視をした。しかし相手はそれを許さなかった様で、ガン、と机に衝撃が走る。
1503何も変わらないと思っていた。あいつらも、俺もずっと変わらずにいるって。
だけど、違った。
ヒートが来た。それが一番大きなきっかけ。一人で熱にもがいて苦しんで、ひたすら流したくもない涙を流した。終わりの方、頭が冷静になるにつれてどうしてと、惨めな気持ちは増幅していっそ死にたくなった。
それからだ。昨日まで何も感じない、同じ人間だと思っていた奴らが怖くなった。情けない。どうして。そんなわけない。分からない。ただ自分を見る目が違う奴らが一定数いると、気づいてしまった。
「高杉」
今一番聞きたくない声。うつ伏せのまま、どこか行けよと無視をした。しかし相手はそれを許さなかった様で、ガン、と机に衝撃が走る。
sirom_9393
DOODLEアンケ一位だった、ほのぼのオメガバースです。ヒート前に色々食べたくなる話。
モデルは○○ー○のココアです。おいしい。
銀高ss「銀時……今夜いいこと、したい」
「はえ……!?」
家に帰ったら、恋人からのかわいいお誘いが待っていました。
【夜のおたのしみ】
「た、高杉さん、イイコトって…」
「風呂上がり、したい」
夢?俺は疲れすぎて夢でも見ているのか。今日は大工仕事にペット探しにで街中奔走したからくたくただ。直前まで夕飯食べてバタンキューの気分だったのが、嫁(まだ)の一言でもう気が変わった。
頑張らせていただきます。
高杉から夜の事を誘ってくるのは珍しい。いつも誘えば流されてくれるから、それを嫌じゃないんだなのサインにしている。したくない日は顔面パンチが飛んでくるし。直前までツンの日なのかデレの日なのかは分からない博打を日々繰り広げているわけだ。
1998「はえ……!?」
家に帰ったら、恋人からのかわいいお誘いが待っていました。
【夜のおたのしみ】
「た、高杉さん、イイコトって…」
「風呂上がり、したい」
夢?俺は疲れすぎて夢でも見ているのか。今日は大工仕事にペット探しにで街中奔走したからくたくただ。直前まで夕飯食べてバタンキューの気分だったのが、嫁(まだ)の一言でもう気が変わった。
頑張らせていただきます。
高杉から夜の事を誘ってくるのは珍しい。いつも誘えば流されてくれるから、それを嫌じゃないんだなのサインにしている。したくない日は顔面パンチが飛んでくるし。直前までツンの日なのかデレの日なのかは分からない博打を日々繰り広げているわけだ。
橘みかん
DONE「石に花咲く」シリーズの3作目。つがい編の、その後。
どうってことない三人の日常の一コマです。
初めましての方は、お手数ですが、
石に花咲く
https://poipiku.com/8671658/9622861.html
石に花咲く~つがい編~
https://poipiku.com/8671658/10042854.html
の順にお読みください。
PWは英小文字数字各3文字 計6文字 9254
Judas13Fillo
MAIKING早ければスパコミで出るかもしれないシャアシャリオメガバースネタ。妊夫が書きたくて……。
恐らく修正するだろうけどできたところ少しだけ。
ちなみにシャリアはΩとして生まれたせいで両親に捨てられたので自己肯定感マイナスです。 2084
重い()
PAST『懺悔する有頭骨』/了遊※強◯から始まるオメガパロ了遊まんが
ギャグパートと一枚落書きを挟んで仲直りパートです。
懺悔する有頭骨はこれで完結です。
□年齢操作あり 18×6
□モブレ未遂、攻めからの強◯あり 17
Agnik_Hunt
PASTtw: miscarriageSadly, Lucy lost her first daughter four months pregnant because of one alpha who wanted her too much but had absolutely no thought for her wishes (and surprisingly, it wasn't a doc
ななもり
DOODLEα狂×Ω聡前提のらくがきや描きかけ漫画ツイッターXの鍵垢に乗せた落書きと、さとみ親衛隊モブ(害がないモブ)に囲まれるΩみくんの描きかけだけど続かない漫画をもったいない精神でここに置いちゃう。
※狂聡のこどもがいます 3
モカ(@mokafu312)
MENUやまさく/えんさく(⛰️🌸)オメガバース既にお互い番(つがい)ではあるものの、周りの男達の影に不安を覚えて、子供を作る事で🌸を完全に自分の元へ繋ぎ止めようとする、ちょっとヤンデレな⛰️のお話です。 2
しろみ
MOURNING刹眞 オメガバース呟いたものまとめ②
書きたいことだけ。
オメガバ刹眞 告白「マヒロが好きだよ」
あったかいセナさんの温もりに包まれながら、ずっと心待ちにしてた言葉をもらう。嬉しい。僕だってセナさんが好きだ。ずっと、一緒にいたい。ずっと…あれ?でも、どうして僕は、
「ダメだよっ、」
頭の中が真っ黒になって、セナさんを突き飛ばす。苦しくて、息も辛くなる。
「マヒロ、どうしたの、」
「ダメだよ、だって、いなくなるじゃないか、ずっと一緒にいるって約束したのに、兄さんは、兄さんだっていなくなったんだ、僕はもう、」
一人ぼっちに戻りたくない。
「マヒロ、」
ききたくない。ぎゅっと耳を塞ぐ。目元がどんどん濡れていく。一緒にいたいよ。セナさん、
「マヒロ、僕はいなくならないよ」
温もりがまた僕を包んで、ゆっくりと顔をあげる。
410あったかいセナさんの温もりに包まれながら、ずっと心待ちにしてた言葉をもらう。嬉しい。僕だってセナさんが好きだ。ずっと、一緒にいたい。ずっと…あれ?でも、どうして僕は、
「ダメだよっ、」
頭の中が真っ黒になって、セナさんを突き飛ばす。苦しくて、息も辛くなる。
「マヒロ、どうしたの、」
「ダメだよ、だって、いなくなるじゃないか、ずっと一緒にいるって約束したのに、兄さんは、兄さんだっていなくなったんだ、僕はもう、」
一人ぼっちに戻りたくない。
「マヒロ、」
ききたくない。ぎゅっと耳を塞ぐ。目元がどんどん濡れていく。一緒にいたいよ。セナさん、
「マヒロ、僕はいなくならないよ」
温もりがまた僕を包んで、ゆっくりと顔をあげる。
しろみ
MOURNING刹眞 前にツイートしたものまとめオメガバース
アルファが怖くて施設にいる眞紘の所へ交流会で刹那(アルファ)がやってきて…という設定
オメガバ刹眞 出会い今日は交流会の日。全性別共学の学校がこのオメガだけの場所へやってくる。閉鎖的な空間にならないよう、いつか外へ出ていくために世との繋がりを持つことが目的だ。そう、いつか僕も向き合わないといけないんだ。でも、まだ、頭も心も中は空っぽのまま。
この先の事なんて、とぐるぐる考えだして、また気分が悪くなった。
みんな交流会に行っているから、中庭には誰もいない。お腹の底が気持ち悪い気がして、花壇の側でしゃがみ込む。
「こんにちは」
すぐ側で声がして、ばっ、と顔をあげると、あの時見た人が僕と目線を合わせるようにしゃがんでいた。
びっくりして声も出ない僕を気にせず、白い人は喋り出す。
「ここ、いい場所だね。木も花もたくさんある。…きみも、植物、すき?」
749この先の事なんて、とぐるぐる考えだして、また気分が悪くなった。
みんな交流会に行っているから、中庭には誰もいない。お腹の底が気持ち悪い気がして、花壇の側でしゃがみ込む。
「こんにちは」
すぐ側で声がして、ばっ、と顔をあげると、あの時見た人が僕と目線を合わせるようにしゃがんでいた。
びっくりして声も出ない僕を気にせず、白い人は喋り出す。
「ここ、いい場所だね。木も花もたくさんある。…きみも、植物、すき?」
モカ(@mokafu312)
MENUすぎさく(🌲🌸)オメガバR18絵です。番(つがい)になるのは🌸が総代になってからと二人で決めているものの、ヒート状態の🌸とエッチしていると興奮して首筋を噛みたくなってしまう🌲という設定で描いています。
ただの私の癖詰めイラストですが、見ても大丈夫そうな方だけお進み下さい…🙏
2こ(にこ)
DONE冰九オメガバース【暁の目覚め】現代AU大学生×オメガバース
事故って番となってしまった冰哥(α)と沈九(Ω)のラブラブではない(ここ重要)18禁のSSです。
ラブコメなのであまり深く考えないようお願いいたします、、、
・先輩呼び
・フェあり潮あり
pass→are you 18↑ ? yes/no 16
naz_win39
DOODLEhttps://x.com/naz_win39/status/1807032464743018913?s=46このツイートのとがさく前提のとみさく?
(とがさく←とみやま)
桜のためにキレる兎耳山がイイ。
そしてとがさく応援してるから自分の気持ちは伝えない兎耳山切ないから報われてほしい。 4
総ちゃん
MOURNING一郎α×左馬刻訳アリΩのオメガバースパロ。左馬刻がΩだけど自分のフェロモンも出ないし、相手の匂いもわからない。ちゃんとした発情期も来ないので番も作れない体質です。
色々あって番になるまでのお話。 10361
モカ(@mokafu312)
MENUすぎさく(🌲🌸)前提のやまさく(⛰️🌸)オメガバースです。すぎさく報われていません。無理やり表現、局部&結合部描写(モザイクあり)。
⛰️→α
🌲→α
🌸→Ω
18歳以上で、上記の注意書きを読んだ上で大丈夫な方だけお進み下さい🙇 5
chum
DOODLE【pwptオメガバースパロ⑬】前回の続きです。
ロッキー視点
長くなりそうなので前後半に分けます!
会話もなく長い心理描写で読みにくかったらすみません💦
全年齢だと思いますが若干怪しいヶ所あるので苦手な方はご注意下さい。 2144
浅葱とろ
MAIKING原稿候補だったオメガものわたれ+りつれ-凛月side-
あんなヤツと別れて欲しかっただけ。
兄者の中ではいつでも俺が一番だったのに、その一番を取られたのが悔しくて邪魔だっただけ。
ただそれだけだった。
だから、アイツが……『日々樹くん』が海外へ長期の演劇公演へ飛び立ったのを好機に『日々樹くん』の偽の熱愛報道の記事を作って兄者に見せつけた。
俺の作戦では勘違いをした兄者が『日々樹くん』に別れを告げるはずだった。
でも、兄者は……。
「……そうか………」
この一言だけを呟いて部屋へ行き、その日以来、兄者の様子がおかしくなっていった。
***
「渉……♡渉……♡後ろ…準備してきたから…ぬるぬるだから…♡すぐ…挿入出来るぞ…♡」
あの偽の熱愛報道の記事を見せた日から兄者は『日々樹くん』の名前を呼びながら俺の部屋に来るようになった。
986あんなヤツと別れて欲しかっただけ。
兄者の中ではいつでも俺が一番だったのに、その一番を取られたのが悔しくて邪魔だっただけ。
ただそれだけだった。
だから、アイツが……『日々樹くん』が海外へ長期の演劇公演へ飛び立ったのを好機に『日々樹くん』の偽の熱愛報道の記事を作って兄者に見せつけた。
俺の作戦では勘違いをした兄者が『日々樹くん』に別れを告げるはずだった。
でも、兄者は……。
「……そうか………」
この一言だけを呟いて部屋へ行き、その日以来、兄者の様子がおかしくなっていった。
***
「渉……♡渉……♡後ろ…準備してきたから…ぬるぬるだから…♡すぐ…挿入出来るぞ…♡」
あの偽の熱愛報道の記事を見せた日から兄者は『日々樹くん』の名前を呼びながら俺の部屋に来るようになった。