kota
DONE先日書いた「かずまくんの目標」のつづき。時空を超えたおねショタ桐ゴロです。
小6かずまくんとゴロ美さん。
真島さんは夜の蝶と極道を行き来。
素敵設定お借りしています。
(ょゎ様:@p_vev_q)
つよさの証気がついたら体が勝手に動いた。
俺は子犬を庇うように不良2人組の前に飛び出していった。
学校からの帰り道、「くーん」という弱々しい鳴き声が耳に入った。
声が聞こえた方を振り返ると小さな子犬が一匹、ぷるぷる震えながら地面に座り込んでいる。
そして、その子犬に石をぶつける高校生の男が2人。
極端に着崩した制服に派手な髪、意地の悪い顔。
いかにも不良という出立ちだった。
「へへっ……ビビってやがるぜ、このワン公!」
「ほんっとよえーよな。マジうける」
下品な笑い声とともに地面の石を拾っては子犬に投げつけていた。
(あいつら……っ!)
最悪だ。抵抗できない弱い奴を選んでいじめるなんて。
俺は奥歯をぎりっと噛み締め、不良の背中を睨み付ける。
3671俺は子犬を庇うように不良2人組の前に飛び出していった。
学校からの帰り道、「くーん」という弱々しい鳴き声が耳に入った。
声が聞こえた方を振り返ると小さな子犬が一匹、ぷるぷる震えながら地面に座り込んでいる。
そして、その子犬に石をぶつける高校生の男が2人。
極端に着崩した制服に派手な髪、意地の悪い顔。
いかにも不良という出立ちだった。
「へへっ……ビビってやがるぜ、このワン公!」
「ほんっとよえーよな。マジうける」
下品な笑い声とともに地面の石を拾っては子犬に投げつけていた。
(あいつら……っ!)
最悪だ。抵抗できない弱い奴を選んでいじめるなんて。
俺は奥歯をぎりっと噛み締め、不良の背中を睨み付ける。
kota
DONE小6かずまくんとゴロ美さんの時空を超えたおねショタ桐ゴロ(桐真)。極道と夜の蝶を行き来する真島さんとかずまくんという素敵設定(ょゎ様:@p_vev_q)をお借りしています。許可頂きありがとうございます!今回は極道と夜の蝶を別人だと思ってるかずまくんとその時のこと妄想して書きました。
かずまくんの目標「よう、かずまチャン。元気にやっとるか?」
学校からの帰り道を歩いていると、タバコを咥えた真島が話しかけてきた。
「は、はい……」
最悪だ。俺は真島が苦手だった。
「ゴロ美、今日は出かけとるで!行ってもおらんで!」
「は、はいっ!……じゃあ!」
俺は逃げるように走り出した。
-----
真島と初めて会ったのは、俺がゴロ美さんの家に遊びに行った時だった。
その日は俺の担任の先生が出張に行く日だったので、俺のクラスだけ早く終わった。
俺はさっそくゴロ美さんの家に遊びに行った。ゴロ美さんは夜から仕事をしていると言っていたので昼は家にいるのだ。
いつもは夕方から遊びに行くから、すぐ帰るが、今日は学校が早く終わったから長くゴロ美さんに会える。
2617学校からの帰り道を歩いていると、タバコを咥えた真島が話しかけてきた。
「は、はい……」
最悪だ。俺は真島が苦手だった。
「ゴロ美、今日は出かけとるで!行ってもおらんで!」
「は、はいっ!……じゃあ!」
俺は逃げるように走り出した。
-----
真島と初めて会ったのは、俺がゴロ美さんの家に遊びに行った時だった。
その日は俺の担任の先生が出張に行く日だったので、俺のクラスだけ早く終わった。
俺はさっそくゴロ美さんの家に遊びに行った。ゴロ美さんは夜から仕事をしていると言っていたので昼は家にいるのだ。
いつもは夕方から遊びに行くから、すぐ帰るが、今日は学校が早く終わったから長くゴロ美さんに会える。
kota
DONE小6かずまくんとゴロ美さんが一緒にいる、時空を超えた桐ゴロです。素敵なおねショタ桐ゴロイラストを見かけてから妄想が止まらなくて書きました。恋愛要素は淡いですが桐真前提の桐ゴロ、おねショタなので大丈夫な方のみお読みください。かずまくんとゴロ美さんのバレンタイン「誰もチョコくれやんかったらゴロ美さんが作ったるわ!」
ゴロ美さんが何気なく言った一言がここ何日かずっと頭の中をぐるぐるしていた。
ゴロ美さんの家に遊びに行って一緒にテレビを見ていた時だった。
バレンタインが近いこともあって、有名ブランドのチョコを集めた催しの紹介やそれに並ぶ客たちにインタビューする内容だった。
「かずまくんはチョコもらうんか?」
急須でお茶を淹れながら、ゴロ美さんは俺に聞いてきた。
「いや……別に……もらわねぇよ。錦は毎年たくさんもらってるけどな」
錦は話し上手で女子たちとも気軽に接しているため、低学年の頃から毎年何人かからチョコをもらっていた。
得意げに話をしつつも、美味いのがあると分けてくれるので、俺も少し食べている。
3005ゴロ美さんが何気なく言った一言がここ何日かずっと頭の中をぐるぐるしていた。
ゴロ美さんの家に遊びに行って一緒にテレビを見ていた時だった。
バレンタインが近いこともあって、有名ブランドのチョコを集めた催しの紹介やそれに並ぶ客たちにインタビューする内容だった。
「かずまくんはチョコもらうんか?」
急須でお茶を淹れながら、ゴロ美さんは俺に聞いてきた。
「いや……別に……もらわねぇよ。錦は毎年たくさんもらってるけどな」
錦は話し上手で女子たちとも気軽に接しているため、低学年の頃から毎年何人かからチョコをもらっていた。
得意げに話をしつつも、美味いのがあると分けてくれるので、俺も少し食べている。