ささくれの倉庫
vẽ nguệch ngoạcねこにほ短編森長可目線の、信長死去後の話
池田恒興の関係性とその後の織田家について
史実ベースで137話の話を元に書いた
口調等は情報が少ない故、想像に任せている、
唯一の原作要素なら、長可の一人称が「俺」という部分
自分でも気づかぬうちに鬼武蔵は崩れていく。
試作段階なので読みづらかったらすまね!
失墜の鬼武蔵人生最大の敗北。
これは俺にとっての名誉をひどく傷つけた。
誘惑に負け、能無しのように突っ走り、結果
酒井忠次にまんまとしてやられた。
これ程の敗北、今まで受けたことはなかった
俺、鬼武蔵は初陣から今まで敗北という敗北を経験したことがない。
16のとき、興奮で突っ走り単騎で27もの敵兵を討ち取ったとき、織田信忠様は目を丸くして青ざめていた。
「も、森長可と言ったかニャ?」
「信忠様」
「君…血まみれだけど、大丈夫か?」
「ああ、これは全部、敵のだからな」
「…」
あのときの信忠様の反応はいかにも"ありえない"と言わんばかりの顔だった。
またあるとき、関所の役人に止められたことにムカついて「殿の命令ならまだしも、お前の命令なんか聞かねえよ!」と怒鳴り散らかして暴れたもんだから、さすがに殿に呼び出された。
2039これは俺にとっての名誉をひどく傷つけた。
誘惑に負け、能無しのように突っ走り、結果
酒井忠次にまんまとしてやられた。
これ程の敗北、今まで受けたことはなかった
俺、鬼武蔵は初陣から今まで敗北という敗北を経験したことがない。
16のとき、興奮で突っ走り単騎で27もの敵兵を討ち取ったとき、織田信忠様は目を丸くして青ざめていた。
「も、森長可と言ったかニャ?」
「信忠様」
「君…血まみれだけど、大丈夫か?」
「ああ、これは全部、敵のだからな」
「…」
あのときの信忠様の反応はいかにも"ありえない"と言わんばかりの顔だった。
またあるとき、関所の役人に止められたことにムカついて「殿の命令ならまだしも、お前の命令なんか聞かねえよ!」と怒鳴り散らかして暴れたもんだから、さすがに殿に呼び出された。
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vẽ nguệch ngoạcねこにほ短編明智光秀から見た織田家について
丹羽長秀等、出番が少ない猫はキャラ作りがし易い
(史実ベース)
異端者の集い「お前、俺の家臣になるニャ!」
そう突然言われた数年前
半ば強制的に織田家の家臣となった私『明智光秀』は異端の新参として殿や織田家家臣らから目をつけられていた。
私の出自に関しても織田家と特に関わりはなく、斎藤道三、朝倉義景、足利義昭等以前すでに別の当主らを転々としながら仕えていたという立場となると、やはり異端者と見られて当然だろう。
もっとも、その程度のことは覚悟していたゆえ、特に問題はないのだが
しかし、殿…尾張の大名『織田信長』という、今が全盛期であろうお人から、名も知られておらぬただの武士である私が目をつけられるとは、やはり疑問だ。
しかし、まだお若い殿であれば、そのような唐突なスカウトも気にしていなかったのだろうか。彼が身分問わずの実力主義だという噂は、まことだったのだろう。
2140そう突然言われた数年前
半ば強制的に織田家の家臣となった私『明智光秀』は異端の新参として殿や織田家家臣らから目をつけられていた。
私の出自に関しても織田家と特に関わりはなく、斎藤道三、朝倉義景、足利義昭等以前すでに別の当主らを転々としながら仕えていたという立場となると、やはり異端者と見られて当然だろう。
もっとも、その程度のことは覚悟していたゆえ、特に問題はないのだが
しかし、殿…尾張の大名『織田信長』という、今が全盛期であろうお人から、名も知られておらぬただの武士である私が目をつけられるとは、やはり疑問だ。
しかし、まだお若い殿であれば、そのような唐突なスカウトも気にしていなかったのだろうか。彼が身分問わずの実力主義だという噂は、まことだったのだろう。
❤️わかにゃん❤️
vẽ nguệch ngoạc悪夢を見た勝家と、怖くないとなだめる利家悪夢を見た夜「利家・・・っ!」
利家は誰かの声で目が覚めた。誰なのかは分かっている。
「勝家か。」
勝家は泣きそうな顔で利家に抱きついた。
「どうした?」
「怖い夢・・・見たニャ・・・。」
「どんな夢?」
「みんな・・・いなくなる夢・・・。」
利家は勝家の頭を撫でて、なだめていた。
「大丈夫ニャ・・・。すごく怖かったんだね・・・。」
「・・・。」
勝家は何も答えなかった。よっぽど怖かったのだろう。利家はそう思ってた。
「怖くないから、安心してニャ・・・。」
「うにゃ・・・。」
もう二度と怖くないように、彼が不安にならないように、利家は勝家の手を握る。
「今日はそばにいるから・・・。」
今日は一緒に寝る事にした。
303利家は誰かの声で目が覚めた。誰なのかは分かっている。
「勝家か。」
勝家は泣きそうな顔で利家に抱きついた。
「どうした?」
「怖い夢・・・見たニャ・・・。」
「どんな夢?」
「みんな・・・いなくなる夢・・・。」
利家は勝家の頭を撫でて、なだめていた。
「大丈夫ニャ・・・。すごく怖かったんだね・・・。」
「・・・。」
勝家は何も答えなかった。よっぽど怖かったのだろう。利家はそう思ってた。
「怖くないから、安心してニャ・・・。」
「うにゃ・・・。」
もう二度と怖くないように、彼が不安にならないように、利家は勝家の手を握る。
「今日はそばにいるから・・・。」
今日は一緒に寝る事にした。
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vẽ nguệch ngoạcねこにほ短編戦国三英傑の会話 家康目線
物思いに耽る「しかし、謀反に病気に、食あたり…とはな」
そう呆れてものを言うのは、三白眼が特徴的な淡い薄茶色の猫、織田信長だった。
「いやはや、まさか一度天下をとった我々が、こうもあっさりと消えてしまうとは!」
そんな達者なことを話すのは、毛深く茶色いサルの豊臣秀吉。
なぜサルが私たち猫と意思疎通ができるのか、
それはここが既に「あの世」だからなのだろう
私は彼らのことは昔から知っている
信長殿と初めて会ったのは、まだ私が今川側の人質だったころ
手違いで尾張に流れついた私は、勢いよく湯漬けを頬張る彼に近づいた。
その後、一時的に織田方の人質という形で保護されることになった私は、よく信長殿と鷹狩りに行っていた。
それから今川が討たれ、独立し始めたころに彼から同盟を結ばないかと提案された
1924そう呆れてものを言うのは、三白眼が特徴的な淡い薄茶色の猫、織田信長だった。
「いやはや、まさか一度天下をとった我々が、こうもあっさりと消えてしまうとは!」
そんな達者なことを話すのは、毛深く茶色いサルの豊臣秀吉。
なぜサルが私たち猫と意思疎通ができるのか、
それはここが既に「あの世」だからなのだろう
私は彼らのことは昔から知っている
信長殿と初めて会ったのは、まだ私が今川側の人質だったころ
手違いで尾張に流れついた私は、勢いよく湯漬けを頬張る彼に近づいた。
その後、一時的に織田方の人質という形で保護されることになった私は、よく信長殿と鷹狩りに行っていた。
それから今川が討たれ、独立し始めたころに彼から同盟を結ばないかと提案された
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vẽ nguệch ngoạcねこにほ短編10分で殴り書きしたものなので読みにくかったらすまねえ。
修正してpixivに挙げる可能性は30%
何があるでもなく「未来とはなんなのだろうな」
ふと疑問に思ったことを口にした
目の前のタヌキ顔をした猫、徳川家康は唖然としながらワシを見る
彼とはよい同盟関係だろう、遊びに来ないかと今日も安土城に呼んでやった
「…はあ、それまたなぜ」
「いや、ふとな」
「信長殿らしくないですね」
「そうかニャ?」
ときは1580年
未だ周りは敵ばかりであるが、天下までの道のりは着実に進んでいる。
長篠で武田を追い詰め、越後の龍といわれた可愛いけど厄介な上杉謙信もすでにいない
問題は毛利であったが、あのサル…秀吉が担当している中国方面も、滅多な事がない限りは危機に瀕しはしないだろう
もはや敵なし、自身が頂点に立つのも時間の問題だった。
「信長殿は、"視えて"いないのですかニャ」
1444ふと疑問に思ったことを口にした
目の前のタヌキ顔をした猫、徳川家康は唖然としながらワシを見る
彼とはよい同盟関係だろう、遊びに来ないかと今日も安土城に呼んでやった
「…はあ、それまたなぜ」
「いや、ふとな」
「信長殿らしくないですね」
「そうかニャ?」
ときは1580年
未だ周りは敵ばかりであるが、天下までの道のりは着実に進んでいる。
長篠で武田を追い詰め、越後の龍といわれた可愛いけど厄介な上杉謙信もすでにいない
問題は毛利であったが、あのサル…秀吉が担当している中国方面も、滅多な事がない限りは危機に瀕しはしないだろう
もはや敵なし、自身が頂点に立つのも時間の問題だった。
「信長殿は、"視えて"いないのですかニャ」