❤️わかにゃん❤️
涂鸦悪夢を見た勝家と、怖くないとなだめる利家悪夢を見た夜「利家・・・っ!」
利家は誰かの声で目が覚めた。誰なのかは分かっている。
「勝家か。」
勝家は泣きそうな顔で利家に抱きついた。
「どうした?」
「怖い夢・・・見たニャ・・・。」
「どんな夢?」
「みんな・・・いなくなる夢・・・。」
利家は勝家の頭を撫でて、なだめていた。
「大丈夫ニャ・・・。すごく怖かったんだね・・・。」
「・・・。」
勝家は何も答えなかった。よっぽど怖かったのだろう。利家はそう思ってた。
「怖くないから、安心してニャ・・・。」
「うにゃ・・・。」
もう二度と怖くないように、彼が不安にならないように、利家は勝家の手を握る。
「今日はそばにいるから・・・。」
今日は一緒に寝る事にした。
303利家は誰かの声で目が覚めた。誰なのかは分かっている。
「勝家か。」
勝家は泣きそうな顔で利家に抱きついた。
「どうした?」
「怖い夢・・・見たニャ・・・。」
「どんな夢?」
「みんな・・・いなくなる夢・・・。」
利家は勝家の頭を撫でて、なだめていた。
「大丈夫ニャ・・・。すごく怖かったんだね・・・。」
「・・・。」
勝家は何も答えなかった。よっぽど怖かったのだろう。利家はそう思ってた。
「怖くないから、安心してニャ・・・。」
「うにゃ・・・。」
もう二度と怖くないように、彼が不安にならないように、利家は勝家の手を握る。
「今日はそばにいるから・・・。」
今日は一緒に寝る事にした。
ささくれの倉庫
涂鸦ねこにほ短編戦国三英傑の会話 家康目線
物思いに耽る「しかし、謀反に病気に、食あたり…とはな」
そう呆れてものを言うのは、三白眼が特徴的な淡い薄茶色の猫、織田信長だった。
「いやはや、まさか一度天下をとった我々が、こうもあっさりと消えてしまうとは!」
そんな達者なことを話すのは、毛深く茶色いサルの豊臣秀吉。
なぜサルが私たち猫と意思疎通ができるのか、
それはここが既に「あの世」だからなのだろう
私は彼らのことは昔から知っている
信長殿と初めて会ったのはまだ私が今川側の人質だったころ
手違いで尾張に流れついた私は、勢いよく湯漬けを頬張る彼に近づいた
その後、一時的に織田方の人質という形で保護されることになった私は、よく信長殿と鷹狩りに行っていた。
それから今川が討たれ、独立し始めたころに彼から同盟を結ばないかと提案された
1915そう呆れてものを言うのは、三白眼が特徴的な淡い薄茶色の猫、織田信長だった。
「いやはや、まさか一度天下をとった我々が、こうもあっさりと消えてしまうとは!」
そんな達者なことを話すのは、毛深く茶色いサルの豊臣秀吉。
なぜサルが私たち猫と意思疎通ができるのか、
それはここが既に「あの世」だからなのだろう
私は彼らのことは昔から知っている
信長殿と初めて会ったのはまだ私が今川側の人質だったころ
手違いで尾張に流れついた私は、勢いよく湯漬けを頬張る彼に近づいた
その後、一時的に織田方の人質という形で保護されることになった私は、よく信長殿と鷹狩りに行っていた。
それから今川が討たれ、独立し始めたころに彼から同盟を結ばないかと提案された
ささくれの倉庫
涂鸦ねこにほ短編10分で殴り書きしたものなので読みにくかったらすまねえ。
修正してpixivに挙げる可能性は30%
何があるでもなく「未来とはなんなのだろうな」
ふと疑問に思ったことを口にした
目の前のタヌキ顔をした猫、徳川家康は唖然としながらワシを見る
彼とはよい同盟関係だろう、遊びに来ないかと今日も安土城に呼んでやった
「…はあ、それまたなぜ」
「いや、ふとな」
「信長殿らしくないですね」
「そうかニャ?」
ときは1580年
未だ周りは敵ばかりであるが、天下までの道のりは着実と進んでいる
長篠で武田を追い詰め、越後の龍といわれた可愛いけど厄介な上杉謙信もすでにいない
問題は毛利であったが、あのサル…秀吉が担当している中国方面も、滅多な事がない限りは危機に瀕しはしないだろう
もはや敵なし、自身が頂点に立つのも時間の問題だった
「信長殿は、"視えて"いないのですかニャ」
1455ふと疑問に思ったことを口にした
目の前のタヌキ顔をした猫、徳川家康は唖然としながらワシを見る
彼とはよい同盟関係だろう、遊びに来ないかと今日も安土城に呼んでやった
「…はあ、それまたなぜ」
「いや、ふとな」
「信長殿らしくないですね」
「そうかニャ?」
ときは1580年
未だ周りは敵ばかりであるが、天下までの道のりは着実と進んでいる
長篠で武田を追い詰め、越後の龍といわれた可愛いけど厄介な上杉謙信もすでにいない
問題は毛利であったが、あのサル…秀吉が担当している中国方面も、滅多な事がない限りは危機に瀕しはしないだろう
もはや敵なし、自身が頂点に立つのも時間の問題だった
「信長殿は、"視えて"いないのですかニャ」