ゆず@
REHABILIリハビリでシマリスの日なばらだい~🐿️もっ もっ もっ もっ……
「……」
「?ふぁひ??」
横からなにか言いたげな視線を感じて。
ダイは肉まんを咀嚼する口はそのままに
バランを見上げる。
「…いや……」
「??らんらお~??」
「……栗鼠のようだと思ってな」
丸く大きな瞳。
肌触りのよいもふもふのパーカー。
ちいさな口に、ほっぺたをいっぱいに膨らませてあぐあぐと肉まんを頬張る姿。
日頃低身長を気にしているダイには悪いが、その姿はバランの目にはどこからどう見ても小動物、とりわけ、栗鼠にしか見えなくて──
「ふっ」
『可愛い』
声に出さずに微笑み。
バランはそっと、ダイの口の端についている食べ滓を拭ってやる。
「……~~~!!」
『可愛い』の声に気づいたのか、口を拭われたのが恥ずかしかったのか…
462「……」
「?ふぁひ??」
横からなにか言いたげな視線を感じて。
ダイは肉まんを咀嚼する口はそのままに
バランを見上げる。
「…いや……」
「??らんらお~??」
「……栗鼠のようだと思ってな」
丸く大きな瞳。
肌触りのよいもふもふのパーカー。
ちいさな口に、ほっぺたをいっぱいに膨らませてあぐあぐと肉まんを頬張る姿。
日頃低身長を気にしているダイには悪いが、その姿はバランの目にはどこからどう見ても小動物、とりわけ、栗鼠にしか見えなくて──
「ふっ」
『可愛い』
声に出さずに微笑み。
バランはそっと、ダイの口の端についている食べ滓を拭ってやる。
「……~~~!!」
『可愛い』の声に気づいたのか、口を拭われたのが恥ずかしかったのか…
ariari2523_dai
DONEディーノ君と約束の花冠(竜父子)if世界軸。捏造設定。
ディーノ君と隠棲パッパシリーズの最終話になります。
ディーノ君と約束の花冠(竜父子) 砦を包み込んでいる最後の戦いに挑む戦士たちの興奮と勝利への意気込みの混じった空気が、砦の最奥に位置するディーノの部屋にも届いてくる。
ディーノは身を起こすと、そっと寝台から抜け出して窓辺へと寄った。目を閉じて耳を澄ます。父であるバランか、もしくは誰か知った者の声が聞こえないかと思ってのことだったが、流石に声までは届かなかった。
「何をしている、ディーノ」
不意に声をかけられて、ディーノの両肩がびくりと跳ね上がる。背後の扉が開いて父が部屋へと入ってきた。
声を探ることに夢中になりすぎて、肝心の父の気配に気づかなかったらしい。己の粗忽具合に、思わずディーノは頬を朱に染めた。
「発熱は続いている。横になって身体を休めていなさい」
24365ディーノは身を起こすと、そっと寝台から抜け出して窓辺へと寄った。目を閉じて耳を澄ます。父であるバランか、もしくは誰か知った者の声が聞こえないかと思ってのことだったが、流石に声までは届かなかった。
「何をしている、ディーノ」
不意に声をかけられて、ディーノの両肩がびくりと跳ね上がる。背後の扉が開いて父が部屋へと入ってきた。
声を探ることに夢中になりすぎて、肝心の父の気配に気づかなかったらしい。己の粗忽具合に、思わずディーノは頬を朱に染めた。
「発熱は続いている。横になって身体を休めていなさい」
ゆず@
DONEおみくじ引く父子可愛いなーと思って書きはじめたんですが、書いてるうちになぜかどんどん方向が変わって長くなってしまい。完成が遅くなりました(;´∀`)久しぶりのバラダイなので色々ヘンかもしれない 1861
ariari2523_dai
DONE「ディーノ君と隠棲パッパ」シリーズのこぼれ話。パロディ軸。捏造設定。竜父子+北の勇者。
パッパ→ディーノ君は、意識のないディーノ君に薬を飲ませる際に何度もしてると思いますが、ディーノ君→パッパは初めてかもですねw キスとしてはノーカンだとパッパもディーノ君も言い張るでしょうが。
時系列的には、パッパからの贈り物→隠棲パッパ→魔法使い→天使の梯子→お姫さま→北の勇者→パッパへの贈り物、の順になります。
ディーノ君と北の勇者 ルーラによる着地音を響かせながら、ノヴァはレジスタンスの拠点となっているカールの砦から少し離れた地へと降り立った。
既に夜の帳が深く色濃く下りており、周囲の木々も砦も闇に紛れている。見上げれば星が薄く光っていた。雲がかかっているのだろう。明日は天気が崩れるかもしれない。ここから遠い前線の地まで影響がなければ良いのだがと、戦地で戦う者たちを憂う。
ノヴァは用心深く周囲を警戒しながら見渡し、邪なモンスターや魔王軍の気配を探った。特に気になる事象はない。小さく息を吐いてノヴァは砦へと足を向けた。
歩き出すと懐から紙が擦れる小さな音がする。ノヴァは瞑目して我知らず胸元に手を当てた。懐にはアバンへ手渡す手紙がある。あの竜の騎士から託されたものだ。
8483既に夜の帳が深く色濃く下りており、周囲の木々も砦も闇に紛れている。見上げれば星が薄く光っていた。雲がかかっているのだろう。明日は天気が崩れるかもしれない。ここから遠い前線の地まで影響がなければ良いのだがと、戦地で戦う者たちを憂う。
ノヴァは用心深く周囲を警戒しながら見渡し、邪なモンスターや魔王軍の気配を探った。特に気になる事象はない。小さく息を吐いてノヴァは砦へと足を向けた。
歩き出すと懐から紙が擦れる小さな音がする。ノヴァは瞑目して我知らず胸元に手を当てた。懐にはアバンへ手渡す手紙がある。あの竜の騎士から託されたものだ。
ariari2523_dai
DONEディーノ君と父への贈り物if世界軸。捏造設定。
ディーノ君と隠棲パッパのふたりです。
大魔王との戦いに赴くパッパに花冠を作りに行くディーノ君のお話。
バラダイWEBオンリー「ばらだいぱらだいす」展示SSになります。
ディーノ君と父への贈り物 息子のディーノの就寝時間も迫った頃。お願いがあると言って、ディーノが魔法使いの少年ポップとパプニカ王女レオナに左右を固められて目前に立ったのを、バランは片眉を軽く吊り上げて見やった。やたらと改まった三人の言動に、バランは内心嫌な予感を覚える。
「父さん、明日の朝からポップとレオナと一緒に……花を摘みに行きたいんだ」
「許可をいただけませんか、バラン殿」
「ここから徒歩で十五分ほどのところにある開けた草原地帯にが目的地だ」
すらすらと、まるで打合せたかのように言葉を継いで請願され、バランはそれぞれの顔を発言順に視界に留めた。明後日には大魔王の根城に攻め込むというのに、何を悠長なことを言い出すのか。
ましてやディーノは本調子には程遠い体調だ。数日前に毒刃を受けて以来、ずっと微熱が続いている。起き上がる程度ならともかく、動き回るのはもちろんのこと、長時間の会話すら体力的に厳しい状態だった。
8722「父さん、明日の朝からポップとレオナと一緒に……花を摘みに行きたいんだ」
「許可をいただけませんか、バラン殿」
「ここから徒歩で十五分ほどのところにある開けた草原地帯にが目的地だ」
すらすらと、まるで打合せたかのように言葉を継いで請願され、バランはそれぞれの顔を発言順に視界に留めた。明後日には大魔王の根城に攻め込むというのに、何を悠長なことを言い出すのか。
ましてやディーノは本調子には程遠い体調だ。数日前に毒刃を受けて以来、ずっと微熱が続いている。起き上がる程度ならともかく、動き回るのはもちろんのこと、長時間の会話すら体力的に厳しい状態だった。
ariari2523_dai
MOURNINGおにゃのこダイ君で妄想(バラダイ)原作軸if。テラン戦1R後ダイ君お持ち帰り成功。捏造設定。
ダイ好きてぃーびーと∞ストラッシュのトレーラーを合わせて妄想しました。 5
ariari2523_dai
DONEディーノ君とお姫様(竜父子+レオナ・ポップ)パラレル軸。捏造設定。
隠棲パッパのシリーズ。時間的に「天使の梯子」の続き。
無駄に長いのでお時間ある時に読んでいただければ……。
本編はあと1話ですが、こぼれ話はまだあります。
ディーノ君とお姫様(竜父子+レオナ・ポップ) トレードマークの黄色いバンダナを揺らす彼の姿を久しぶりに食堂で目にして、あたしは朝食の乗ったお盆を手にしたまま、空いた席へと向かおうとしていた足を止めた。
彼————ポップ君は配給されたオニオンスープの器を片手に厨房の奥へと入っていく。いつもの事なのか特に咎められることもなく、調理担当の者と軽い朝の挨拶を交わしているみたい。
調理場に立ったポップ君は片手鍋を火にかけて手にしていたオニオンスープを注いだ。何をしているのかと興味半分で近づくあたしに気づく事なく、ポップ君は材料置き場から卵をひとつ手に取って戻って来る。手慣れた様子で溶き卵の準備を終えると、彼はそれを片手鍋へと回し入れた。
「あらあらあら。戦時において食糧の横領は重罪よ、ポップ君?」
22455彼————ポップ君は配給されたオニオンスープの器を片手に厨房の奥へと入っていく。いつもの事なのか特に咎められることもなく、調理担当の者と軽い朝の挨拶を交わしているみたい。
調理場に立ったポップ君は片手鍋を火にかけて手にしていたオニオンスープを注いだ。何をしているのかと興味半分で近づくあたしに気づく事なく、ポップ君は材料置き場から卵をひとつ手に取って戻って来る。手慣れた様子で溶き卵の準備を終えると、彼はそれを片手鍋へと回し入れた。
「あらあらあら。戦時において食糧の横領は重罪よ、ポップ君?」
ariari2523_dai
DONEダイ君とペロペロキャンディー(バラダイ)謎時空、捏造設定、R18。
素敵な竜父子ペロキャンを作られたまくまくさん(https://twitter.com/makumaku_dai)に捧げさせていただいたものです。
ダイ君とペロペロキャンディー(バラダイ)「父さ〜ん!」
ルーラでやって来るなり満面の笑顔を浮かべて駆けてきたディーノを、私は抱き上げると膝の上に乗せてやった。
神秘の国テランの森奥深く。誰も足を伸ばさないこの地での久々の逢瀬だった。前回に顔を合わせた時は、ロモスで開催された武術大会に参加しようとして時間切れになったと愉快げに話してくれた。色々あったはずだが戦いに関する委細は話さない。それがこの子なりの私との逢瀬に対するけじめのようだった。そのことを少しばかり淋しく思ったあの日から幾日経っただろうか。
「見て、見て父さん!」
せがまれてディーノの手元を見やれば、何やらピンク色の丸い物体に棒が刺さったものを持っている。透明な袋が被され、紐で封されているそれは、飴か何かの菓子のようだった。
3875ルーラでやって来るなり満面の笑顔を浮かべて駆けてきたディーノを、私は抱き上げると膝の上に乗せてやった。
神秘の国テランの森奥深く。誰も足を伸ばさないこの地での久々の逢瀬だった。前回に顔を合わせた時は、ロモスで開催された武術大会に参加しようとして時間切れになったと愉快げに話してくれた。色々あったはずだが戦いに関する委細は話さない。それがこの子なりの私との逢瀬に対するけじめのようだった。そのことを少しばかり淋しく思ったあの日から幾日経っただろうか。
「見て、見て父さん!」
せがまれてディーノの手元を見やれば、何やらピンク色の丸い物体に棒が刺さったものを持っている。透明な袋が被され、紐で封されているそれは、飴か何かの菓子のようだった。
makumaku_dai
DONE深夜にこっそり注⚠️🔞🔞🔞バラダイが当たり前のようにセッ…してるだけの絵とそれに付随した内容の無いエロらくがきまんが…。愛し合ってほしくって!!
当たり前のようにすけべしてるので色々キャラ崩壊注意な感じで何でも見れる人向け…
(むしろショタのエロって言った方が良い)
勇者に性癖ぶつけてるんで自衛!!してくださいね!!! 4
makumaku_dai
DONEちゃんとしたバラダイ描いて無いかなーと思って描きはじめたはいいがなんか変態な勇者になっちゃったよね、、、なのでちょいと閲覧注意⚠️バラダイ好きなのになんか私が描くとダイ→→→バラン…になる🍚けい🍚
DONEちょっと遅くなりましたが、バラダイハッピーの方。なんか色々させようと思ったのに、普通にイチャイチャして終わりました。途中まではバッドと一緒なので、飛ばしちゃっても大丈夫です。 9173
🍚けい🍚
DONEバラダイがメインですが、ちょっとラーダイもあります。父さんが色々なんかやらかしちゃってます……。ラブラブほのぼのさせたい気持ちはありつつ、一歩間違えると途端に転げ落ちる危うさが満載だと私は思ってます。 6415
🍞けい🍞
DONEデルムリン島で父子水入らずで暮らす謎時空バラダイ。父さんヒャド系って使った事なかったよね……?
ちょっと最後匂わせ。
猛暑の父子の小話「あっっっついよぉぉぉーーー……」
「暑いな…………」
今日もデルムリン島は快晴。
気持ちの良い青空が頭上に広がっている……まではよかったんだけど。
何故か今日は異様に気温が高すぎて……。
「もうー……なんでこんなに暑いのさ……おかしいよ……」
「異常気象かもしれんな……」
比較的気温の高いデルムリン島に慣れたおれですら、悲鳴をあげるほどの気温。
いつも涼しい顔をしている父さんも、流石にこの暑さはキツイらしく、額にじんわりと汗をかいている。
「父さん……ヒャダルコ使える……?」
「あいにく氷雪呪文は苦手でな」
「父さんにも苦手な呪文あるんだ……」
おれが意外そうな顔をすると、父さんはぷいっと目を逸らす。
「……使えずとも困った事はない」
1029「暑いな…………」
今日もデルムリン島は快晴。
気持ちの良い青空が頭上に広がっている……まではよかったんだけど。
何故か今日は異様に気温が高すぎて……。
「もうー……なんでこんなに暑いのさ……おかしいよ……」
「異常気象かもしれんな……」
比較的気温の高いデルムリン島に慣れたおれですら、悲鳴をあげるほどの気温。
いつも涼しい顔をしている父さんも、流石にこの暑さはキツイらしく、額にじんわりと汗をかいている。
「父さん……ヒャダルコ使える……?」
「あいにく氷雪呪文は苦手でな」
「父さんにも苦手な呪文あるんだ……」
おれが意外そうな顔をすると、父さんはぷいっと目を逸らす。
「……使えずとも困った事はない」