12mzsk
DONEフェザランwebオンリー2nd開催ありがとうございますおめでとうございます👏ロゼワインとフェザランのショート漫画です。
(描写はないですがアルユリのユリウスのイメージです)
遅くなりましたが続きできました!+2ページ。フェザー目線のその夜の話。
R15くらいの性表現あり。
4ページめ、展開に元ネタがあります。
以前遊んだ診断メーカー系ページの「わんこ攻に陥落してる受ガチャ」さんです。 4
mygblueline
DONEフェザラン現パロ
高校卒業後一緒に暮らしてる
イチャイチャしてるだけ
※独自設定を含みますので、何でもいける人向け
恋のはじまり「これ届いてたぞ」
ランドルは自宅の重い扉を開け、灯りのついたリビングへと向かう。
リビングではトレーニング用に開けられたスペースでフェザーが腕立て伏せをしていた。フェザーは顔を上げずにそのまま、おかえり、とだけ告げ、引き続き小声で数字をカウントしている。
「…99、100!」
フェザーがトレーニングを終え起き上がるとランドルの方へ顔を向けて言った。
「おかえり、ランドル!」
「ただいま。これ、プロテストの案内だろ」
ランドルはマンションのエントランスのポストに入っていた封筒の束から、フェザー宛の封書を差し出す。
「おお!サンキュー!」
それを受け取ったフェザーは手で破らんばかりの勢いで封筒を開けようとしたので、ランドルは慌ててハサミを差し出した。
4348ランドルは自宅の重い扉を開け、灯りのついたリビングへと向かう。
リビングではトレーニング用に開けられたスペースでフェザーが腕立て伏せをしていた。フェザーは顔を上げずにそのまま、おかえり、とだけ告げ、引き続き小声で数字をカウントしている。
「…99、100!」
フェザーがトレーニングを終え起き上がるとランドルの方へ顔を向けて言った。
「おかえり、ランドル!」
「ただいま。これ、プロテストの案内だろ」
ランドルはマンションのエントランスのポストに入っていた封筒の束から、フェザー宛の封書を差し出す。
「おお!サンキュー!」
それを受け取ったフェザーは手で破らんばかりの勢いで封筒を開けようとしたので、ランドルは慌ててハサミを差し出した。
mygblueline
DONEフェザラン。街でデートしてる。願い。「ランドル!これ行ってみないか?」
けたたましく扉を開け、部屋に入ってきたフェザーは紙切れを2枚差し出しこう言った。
「はくぶつかん…?どんな嵐の予兆だよ」
施設の入場券らしきものを見せられたランドルは、到底持ってくる人間との関連性を見出せず、混乱と共にフェザーを斜め見る。
「今朝、魔物に襲われた人を助けたら、そのお礼にもらった」
「状況もなんも分からんだろうが」
フェザーの説明不足は今に始まったことではないので、少しずつ状況を紐解いていく。
朝の鍛錬中、森の中の遺跡に通りかかった。魔物に襲われている人を見つけ追い払った。助けた人が街の古い博物館の職員だったということだ。
「助けたあとその遺跡の話をしてくれてな、色んなことを説明してくれたんだが、それが大昔から残っているすごい物としか分からなかった!」
5937けたたましく扉を開け、部屋に入ってきたフェザーは紙切れを2枚差し出しこう言った。
「はくぶつかん…?どんな嵐の予兆だよ」
施設の入場券らしきものを見せられたランドルは、到底持ってくる人間との関連性を見出せず、混乱と共にフェザーを斜め見る。
「今朝、魔物に襲われた人を助けたら、そのお礼にもらった」
「状況もなんも分からんだろうが」
フェザーの説明不足は今に始まったことではないので、少しずつ状況を紐解いていく。
朝の鍛錬中、森の中の遺跡に通りかかった。魔物に襲われている人を見つけ追い払った。助けた人が街の古い博物館の職員だったということだ。
「助けたあとその遺跡の話をしてくれてな、色んなことを説明してくれたんだが、それが大昔から残っているすごい物としか分からなかった!」
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DONEランドルの髪の話。フェザラン。最後に事後描写あり。
桃色の髪自分の髪が嫌いだった。
桃色という髪色のせいで、女に間違えられたり、かわいいとかきれいとか、強くなるのに必要のない言葉を投げつけられる。
褒められてるのよって母さんに言われたけど、揶揄われてるだけだと思っていた。
女の子だったら良かったのにね、もったいないわねって。
いつも一緒にいた少年、格闘家として同じ強さを目指すフェザーは、太陽の光を跳ね返すような明るくて濃い金色の髪だった。癖なのか毛先が上に向かって跳ね、愛嬌があり、当人の性格をそのまま表すような姿が羨ましかった。
切っても髪はすぐ伸びる。だんだん髪型を気にするのがめんどくさくなり放置した髪は、気付けば肩の辺りまで伸びていた。普段の生活や鍛錬のときに鬱陶しくて邪魔だから後ろの高いところでひとまとめにした。
3450桃色という髪色のせいで、女に間違えられたり、かわいいとかきれいとか、強くなるのに必要のない言葉を投げつけられる。
褒められてるのよって母さんに言われたけど、揶揄われてるだけだと思っていた。
女の子だったら良かったのにね、もったいないわねって。
いつも一緒にいた少年、格闘家として同じ強さを目指すフェザーは、太陽の光を跳ね返すような明るくて濃い金色の髪だった。癖なのか毛先が上に向かって跳ね、愛嬌があり、当人の性格をそのまま表すような姿が羨ましかった。
切っても髪はすぐ伸びる。だんだん髪型を気にするのがめんどくさくなり放置した髪は、気付けば肩の辺りまで伸びていた。普段の生活や鍛錬のときに鬱陶しくて邪魔だから後ろの高いところでひとまとめにした。
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DONE幼少期のフェザランです。食べ物の話。好きなものと苦手なもの。空が明るくなってくると自然と目が覚める。いつものようにフェザー少年は、近くに住む同い年のランドルを誘って村の広場へと向かった。
「フェザー、ランドル、早いな!おはよう」
「おはよう!おじさん!!」
村の中心部は朝から市場が出来ていてそこへ向かう人で賑わっている。
「今日も鍛錬か?ほら、これ持っていきな」
「えっこれ売りもんだろ?いいのか?」
かごに積まれた真っ赤な山からりんごを2つ差し出され、慌てた2人はそれぞれ両手を出し受け取る。
ランドルはすまなさそうに農家のおじさんに聞き返した。
「いいんだよ!これ食ったら元気出るぞ!」
「ありがとう!」
はっはと笑ったおじさんに頭を下げ、礼を言い、フェザーとランドルは目的地へと足を進めた。
2836「フェザー、ランドル、早いな!おはよう」
「おはよう!おじさん!!」
村の中心部は朝から市場が出来ていてそこへ向かう人で賑わっている。
「今日も鍛錬か?ほら、これ持っていきな」
「えっこれ売りもんだろ?いいのか?」
かごに積まれた真っ赤な山からりんごを2つ差し出され、慌てた2人はそれぞれ両手を出し受け取る。
ランドルはすまなさそうに農家のおじさんに聞き返した。
「いいんだよ!これ食ったら元気出るぞ!」
「ありがとう!」
はっはと笑ったおじさんに頭を下げ、礼を言い、フェザーとランドルは目的地へと足を進めた。
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DONE同室設定のフェザラン。短い文です。ある夜の話ランドルの準備は長い。
まず顔と首に化粧水や乳液を叩き込んで、指をくるくる動かして念入りにマッサージをする。
その次は手だ。いつもは黒い手袋をしていて見えないけれどランドルの指は細くて長い。拳を使わないという信念を持っているのでーーフェザーからしたらとても勿体無いことだがーー傷のない真っさらな手だ。グローブの上からはアクセサリーもしているから手はランドルにとっては着飾るところらしい。爪をチェックし、ハンドクリームをマッサージするように塗っていく。以前自分も興味が出て借りてみたが、傷口に滲みて合わなかった。その後ランドルからオイルを勧められたっけ。どこへやったかな…
次は脚だ。ランドルの大事な武器である脚。寝巻きの裾をたくし上げて脚の甲、裏、指の間や爪まで念入りにオイルでマッサージしている。ふくらはぎまで手が上がりしっかりと筋を辿り揉み込んでいく。ランドルの強力な脚技は毎日の鍛錬と手入れによって維持されているのだ。
2130まず顔と首に化粧水や乳液を叩き込んで、指をくるくる動かして念入りにマッサージをする。
その次は手だ。いつもは黒い手袋をしていて見えないけれどランドルの指は細くて長い。拳を使わないという信念を持っているのでーーフェザーからしたらとても勿体無いことだがーー傷のない真っさらな手だ。グローブの上からはアクセサリーもしているから手はランドルにとっては着飾るところらしい。爪をチェックし、ハンドクリームをマッサージするように塗っていく。以前自分も興味が出て借りてみたが、傷口に滲みて合わなかった。その後ランドルからオイルを勧められたっけ。どこへやったかな…
次は脚だ。ランドルの大事な武器である脚。寝巻きの裾をたくし上げて脚の甲、裏、指の間や爪まで念入りにオイルでマッサージしている。ふくらはぎまで手が上がりしっかりと筋を辿り揉み込んでいく。ランドルの強力な脚技は毎日の鍛錬と手入れによって維持されているのだ。