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DONE当たり前だけどゾンビに大切な人の命を奪われた💙🌹隊の方もいるだろうから、素直にAdo隊長の「ゾンビの声に耳を傾けろ」に耳を傾ける隊員もいれば、「聞けるわけがないだろ!」の隊員もいるわけで、そういう隊員に対してもファルコンさん辺りが隊員達の説得に回ってそう。貴方の進むみちへゾンビたちの沈静化。それがこの隊に入る条件だった。だけど、毎日毎日ゾンビを沈静化するだけで何の意味があるいつ人間を襲うかも分からない状況で、人間の方からゾンビに近づいていくんだぞ。
守り切れるのか?…本当に
「ゾンビの言葉に耳を傾けろ。」
Ado隊長は一体何を考えているんだ。
ゾンビと会話をしてはいけない、呪われてしまうかも、ゾンビになってしまうと声をかけているのに、隊長自らそんな指示を飛ばして。
「聞けるわけないでしょ」
日々、自分をはじめとする若い隊員の不満は大きくなる。
「大体、沈静化ってなんなんですか。」
それに目だけを向けてくるのは少しベテランの隊員たち。彼らの目には、もう光はない。
言ったところでどうにもならない、ということを分かっているのだろうか。
1044守り切れるのか?…本当に
「ゾンビの言葉に耳を傾けろ。」
Ado隊長は一体何を考えているんだ。
ゾンビと会話をしてはいけない、呪われてしまうかも、ゾンビになってしまうと声をかけているのに、隊長自らそんな指示を飛ばして。
「聞けるわけないでしょ」
日々、自分をはじめとする若い隊員の不満は大きくなる。
「大体、沈静化ってなんなんですか。」
それに目だけを向けてくるのは少しベテランの隊員たち。彼らの目には、もう光はない。
言ったところでどうにもならない、ということを分かっているのだろうか。
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DONE落書きくん「僕に落書きしたの、だーれだ。お前」女の子に買われて女の子と間違えられてお化粧しましょうねーなんて言われながら落書きされていた
ボクに落書きしたのは。人形というのはいつか遊ばなくなって忘れられる。どんな人形と遊んだのか、どんなふうに遊んだのか、付けた名前すら忘れるのだから。
ニンゲンは、自分がされて嫌なことは相手にしないと教えられるのだそうだ。
なのに、人形というだけでボクらには何をしてもいいと思うのだろうか。
「赤、青、緑に、紫、さあ、今日は何色のメイクにする」
ヤメロ、ボクは女の子じゃない。
ヤメロ、ヤメロ、ヤメロ。
どんなに叫んでもボクの声はニンゲンには届かないらしい。どんなに逃げたくてもこの体は自由には動かないらしい。
「キレイキレイ。」
そう口にして、軽い足取りで部屋を出ていくこの部屋の主を見送った後、ボクはようやくホッと息をついて休めるのだ。
来る日も来る日も、綺麗にペンのインクを取られることはなく別の色が肌に線を描く。
709ニンゲンは、自分がされて嫌なことは相手にしないと教えられるのだそうだ。
なのに、人形というだけでボクらには何をしてもいいと思うのだろうか。
「赤、青、緑に、紫、さあ、今日は何色のメイクにする」
ヤメロ、ボクは女の子じゃない。
ヤメロ、ヤメロ、ヤメロ。
どんなに叫んでもボクの声はニンゲンには届かないらしい。どんなに逃げたくてもこの体は自由には動かないらしい。
「キレイキレイ。」
そう口にして、軽い足取りで部屋を出ていくこの部屋の主を見送った後、ボクはようやくホッと息をついて休めるのだ。
来る日も来る日も、綺麗にペンのインクを取られることはなく別の色が肌に線を描く。
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DONE赤ヴァンさんvsファルコンさんの対決動画で見て、ファルコンさん赤ヴァンさんの会いたい人な気がして←ファルコンさんの「静まれ」の言い方まじで親が子供に言い聞かせる感じの言い方に聞こえて…いやもうほんとに勝手な解釈なんですけど
欲しいのは、血が欲しかった。
ただ、この永遠に続くと言われる体になってから血が欲しくて欲しくてたまらなかった。
ヴァンパイアという生き物になってしまったからなのかもしれない。
強烈に喉が渇くのだ。
「…血を、」
「ん」
初めに出会ったとき、ひどく胸の奥がざわついた。
人であったときの記憶など遠い昔に消えてしまったと思っていたのに。
どうしてか、そいつのことだけは会ったことがある気がして。
ブルーローズ隊という隊に入っているらしい。ブルーローズと言うだけあって隊服の数カ所には青い薔薇が散りばめられている。
へっぴり腰の男もいた。やる気のなさそうな男もいた。いろんなヤツがいて時々からかってやった。
それでも目当ての人間にはなかなか会えない日が続いた。
896ただ、この永遠に続くと言われる体になってから血が欲しくて欲しくてたまらなかった。
ヴァンパイアという生き物になってしまったからなのかもしれない。
強烈に喉が渇くのだ。
「…血を、」
「ん」
初めに出会ったとき、ひどく胸の奥がざわついた。
人であったときの記憶など遠い昔に消えてしまったと思っていたのに。
どうしてか、そいつのことだけは会ったことがある気がして。
ブルーローズ隊という隊に入っているらしい。ブルーローズと言うだけあって隊服の数カ所には青い薔薇が散りばめられている。
へっぴり腰の男もいた。やる気のなさそうな男もいた。いろんなヤツがいて時々からかってやった。
それでも目当ての人間にはなかなか会えない日が続いた。
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DONEポゼの水兵くんと持ち主のお話。水兵くんのセリフを下にした100%妄想です。水兵⚓️くんの夢ボクがいた家には男の子がいた。ボクと同じやんちゃな男の子。
その子が、目指したのは水兵。
いつか必ず海に出るんだと話していた。
「水兵さんってかっこいいんだ。」
「敬礼はこうっ」
「海は大きくて、きっとどんな悩みもちっぽけに思えちゃう。どんなかなしいことも…全部、全部。」
ボクのトモダチはいつもベッドの上で話をしていた。
ベッドの上でトモダチが喋ればたちまちそこは海の上みたいになる。
ボクらは、いつも想像の中の海を漂っていた。
「君も一緒に、ゴホッゴホッ……海に行こうよ。ゴホッ」
ボクのトモダチはいつしかたくさんの管で繋がれるようになった。
まるで操り人形みたい。
これじゃ、どっちが人形かわからないね。
「僕は海に出たい…広い広い海の上で…君とっ…」
1234その子が、目指したのは水兵。
いつか必ず海に出るんだと話していた。
「水兵さんってかっこいいんだ。」
「敬礼はこうっ」
「海は大きくて、きっとどんな悩みもちっぽけに思えちゃう。どんなかなしいことも…全部、全部。」
ボクのトモダチはいつもベッドの上で話をしていた。
ベッドの上でトモダチが喋ればたちまちそこは海の上みたいになる。
ボクらは、いつも想像の中の海を漂っていた。
「君も一緒に、ゴホッゴホッ……海に行こうよ。ゴホッ」
ボクのトモダチはいつしかたくさんの管で繋がれるようになった。
まるで操り人形みたい。
これじゃ、どっちが人形かわからないね。
「僕は海に出たい…広い広い海の上で…君とっ…」
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DONEポゼのオーバーオール(ひび割れ)ちゃんの探し物がいつか見つかりますように。オーバーオールちゃんのヒリヒリコレモ、チガウ。コレモ、コレモチガウ、チガウ、チガウ
あの日から、ずっと探している。
ヒリヒリの原因を…。
目が覚めたとき、動く体より先に感じたのは頬に走る痛みだった。
痛みの場所に手をやればいくつかの場所にヒビや穴を感じる。
ココと、ココと、ココ…。
全部の割れた頬のパーツが見つかればそしたらこの痛いのも何処かに行くのかな。
ぼんやりと、そんな事を考えながらとぼとぼと行く宛も無く歩き出した。
これだと思うものがあれば、割れて穴の開いた自分の頬にパーツを押し当てながら…。
怖いものはなかったけど、ひどい目にはあった。チェーンソーを持った怖い人たちに追いかけられた。知らないものもたくさんあった。たくさんのニンゲンとも遊んだ。たくさんのニンゲンが絵を描いて見せてくれたものはそのまま頂戴した。そうすると心があったかくなったから。
692あの日から、ずっと探している。
ヒリヒリの原因を…。
目が覚めたとき、動く体より先に感じたのは頬に走る痛みだった。
痛みの場所に手をやればいくつかの場所にヒビや穴を感じる。
ココと、ココと、ココ…。
全部の割れた頬のパーツが見つかればそしたらこの痛いのも何処かに行くのかな。
ぼんやりと、そんな事を考えながらとぼとぼと行く宛も無く歩き出した。
これだと思うものがあれば、割れて穴の開いた自分の頬にパーツを押し当てながら…。
怖いものはなかったけど、ひどい目にはあった。チェーンソーを持った怖い人たちに追いかけられた。知らないものもたくさんあった。たくさんのニンゲンとも遊んだ。たくさんのニンゲンが絵を描いて見せてくれたものはそのまま頂戴した。そうすると心があったかくなったから。
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DONEホラナイの🐛くんの昔話ちょっと⚠過去勝手にホラナイにやってくるまで捏造してます
🐛くんの幸せな場所綺麗と、言われてた。
たくさんたくさん、遊んでもらった。僕の人間のお友達。だけどある日突然いなくなっちゃった、僕の人間のお友達。
僕はもう綺麗じゃないから、遊んでもらえないの
綺麗じゃないから、綺麗···綺麗って何
初めて体が自由に動いたとき、近くにあった水たまりを覗いてみた。
ひび割れた顔に、目からは虫が飛び出ている。
それだけじゃない、顔にこびりついたこれは何
あの子と遊んでいたとき、あの子の目の中に映っていた僕とはあまりにもかけ離れた姿。
気持ち悪い、そんな言葉がふと頭の中を通った。
「キレイ、キレイ…。トッテヨ。トッテヨ、トッテ、トッテヨ」
綺麗じゃないと遊んでもらえない、綺麗じゃないと綺麗じゃないと…
551たくさんたくさん、遊んでもらった。僕の人間のお友達。だけどある日突然いなくなっちゃった、僕の人間のお友達。
僕はもう綺麗じゃないから、遊んでもらえないの
綺麗じゃないから、綺麗···綺麗って何
初めて体が自由に動いたとき、近くにあった水たまりを覗いてみた。
ひび割れた顔に、目からは虫が飛び出ている。
それだけじゃない、顔にこびりついたこれは何
あの子と遊んでいたとき、あの子の目の中に映っていた僕とはあまりにもかけ離れた姿。
気持ち悪い、そんな言葉がふと頭の中を通った。
「キレイ、キレイ…。トッテヨ。トッテヨ、トッテ、トッテヨ」
綺麗じゃないと遊んでもらえない、綺麗じゃないと綺麗じゃないと…