彼 岸
DONE前に呟いたファンサの話。別本丸の個体が少し出てくる為、パス有。
お試しで友人に見せた所「内容がグレー過ぎる、某サイトは避けた方が良いかも」とアドバイスを受けたので此方に。
パスは大典太光世(初)の刀帳番号。 2688
ntm_13haru
DONE互いにピアスを開ける話。独占欲。互いの証……俺が あんたのモノだという証が欲しい
そう言って大典太から差し出されたピアッサーには私の誕生石が埋め込まれていた。
「本当にいいの……?」
私が尋ねると、大典太は小さく首を縦に振った。
私は震える手でピアッサーを受け取り、大典太さんの前に膝をついた。
彼の左耳に触れると、大典太の手が私の頬に添えられた。
見上げると、熱を帯びた瞳に見つめられていた。
その視線だけで身体の奥底まで溶かされてしまいそうな気がした。
「……痛かったらすぐに教えてね」
私はそう告げると、大典太の左耳にそっとピアッサーの先端をあてがい、ゆっくりと押し込んだ。
カチッという音がして、ピアス穴が完成した。
私は恐る恐る手を離し、出来上がったばかりの小さな傷口に指先で触れた。そこは微かに血で濡れていて、温かかった。
1216そう言って大典太から差し出されたピアッサーには私の誕生石が埋め込まれていた。
「本当にいいの……?」
私が尋ねると、大典太は小さく首を縦に振った。
私は震える手でピアッサーを受け取り、大典太さんの前に膝をついた。
彼の左耳に触れると、大典太の手が私の頬に添えられた。
見上げると、熱を帯びた瞳に見つめられていた。
その視線だけで身体の奥底まで溶かされてしまいそうな気がした。
「……痛かったらすぐに教えてね」
私はそう告げると、大典太の左耳にそっとピアッサーの先端をあてがい、ゆっくりと押し込んだ。
カチッという音がして、ピアス穴が完成した。
私は恐る恐る手を離し、出来上がったばかりの小さな傷口に指先で触れた。そこは微かに血で濡れていて、温かかった。