ポメラニアン系弟子洛冰河のその美しさをなんと形容しよう。

少年時代から心に宇宙でもあるのか？って位、明星のようにキラキラした瞳、瑞々しい肌艶は、冬空の星のような異彩を放っていた。
流石小説の主人公様、外見だけでなく中身だってイケメンな紅顔の美少年は、無間深淵やその他のイベントを経て、立派な闇オチ系の最凶魔王様に成長し、見る者を圧倒するような重厚で残忍な色気まで身に纏うようになる。ビバ！暗黒大魔王様！闇の主人公爆誕！
乙女ゲームの優秀テンプレのようなその外見だけで★５レビューをつけてしまう読者もいるかもしれない。

だが、沈清秋からすれば「洛冰河、ああうちのワンコのことねー」といえるくらい彼は犬に似ていた。
しかも、犬は犬でも屈強で強面のドーベルマンやシベリアンハスキーではなく、どちらかというと室内でキャンキャン吠えて回る小型犬。

【公仪萧X沈清秋】替身文学2 含完整车 沈清秋很疑惑，这公仪萧怎么也是个黏人的？

难道他带孩子就是会这样？这也没怎么带也能给带歪？之后怎么向老宫主交代啊？

这些日子公仪萧白日里拉着他过招论剑，傍晚和他谈论百科异闻。可是幻花宫只重实战兵法，并不涉猎这些资料典籍魔物百科。

剑法上沈清秋确实没什么好指导公仪萧的，没想到公仪萧倒是提起兴致研究起了这些修真百科。左右清静峰大多数典籍也不是什么门派机要，便由得他去。，

作为狂傲仙魔途的忠实读者，即便没有这些典籍，他也很高兴可以有机会侃侃而谈有关这个世界的各种设定，这可是他的拿手好戏。

偶尔他去别的峰上窜窜门，公仪萧居然也会在山门下等：“前辈今日去了好久啊，是有什么要紧事吗？”

打发他去和明矾婴婴他们玩儿，他倒有些不好意思地问：“前辈是……嫌弃晚辈了吗……？”