mitumints
DONE今日は普通に仲良しなしょれおちゃん翔玲 「クリスマスにイルミネーションデートするやつ」「……さみぃ」
キンとよく冷えた夜だった。
冬の底冷えするような寒さが外で待つ翔平の体の芯を冷やしていく。
巨大なクリスマスツリーの形のイルミネーションをバックに、手をポケットの中に突っ込み、ただひたすら待ち人を待っていた。
12月24日の夜。
普段よりもずっと人の流れが多くなるこの日にわざわざ待ち合わせをしようと提案してきたのは玲音の方だった。
予定時間からすでに15分は経過しており、それより前から待っていた翔平の手先はとうに冷え切っていた。
(……あと5分待ってこなかったら、いいかげん帰るぞ)
と5分前にもそう思った。
冬の寒さが息を白くする。
自分の息が夜に溶けるのを見ながら、翔平は目の前の光景をぼんやりと見ていた。
1808キンとよく冷えた夜だった。
冬の底冷えするような寒さが外で待つ翔平の体の芯を冷やしていく。
巨大なクリスマスツリーの形のイルミネーションをバックに、手をポケットの中に突っ込み、ただひたすら待ち人を待っていた。
12月24日の夜。
普段よりもずっと人の流れが多くなるこの日にわざわざ待ち合わせをしようと提案してきたのは玲音の方だった。
予定時間からすでに15分は経過しており、それより前から待っていた翔平の手先はとうに冷え切っていた。
(……あと5分待ってこなかったら、いいかげん帰るぞ)
と5分前にもそう思った。
冬の寒さが息を白くする。
自分の息が夜に溶けるのを見ながら、翔平は目の前の光景をぼんやりと見ていた。
saetan801
DONEテーマは元々磴×尋の『両片恋』だったのに、いつの間にかテーマが『初恋』にシフトチェンジしてた不思議。ド健全ですが、それでも楽しまれて頂けてたら嬉しい限り(>人<)
初恋 午後の陽だまりの中、冠氷尋は幸せな気分で目を覚ます。
(なんかいい夢を見た気がするが…)
魔法を掛けられたかの様に、内容が思い出せない。
ふいにガチャリと扉が開く。寮服を着た磴塔真が「失礼致します」と慇懃に入室してくる。その姿で尋はさっき見た夢を思い出した。
(あぁ~…アレは夢じゃね過去にあった話だ)
~~~~~~~~~~~
ダークウィックアカデミー創立記念パーティーに合わせて、例年新寮長発表も行われる。そんな大事なパーティーの開催時間を目前に、塔真はしっかり鏡の前で寮服の乱れがないかの最終チェックを行っていた。
ふいにノックもナシに突然開く扉。次いで
「おい、塔真! ちゃんと渡したマナー本読んだか??」
2536(なんかいい夢を見た気がするが…)
魔法を掛けられたかの様に、内容が思い出せない。
ふいにガチャリと扉が開く。寮服を着た磴塔真が「失礼致します」と慇懃に入室してくる。その姿で尋はさっき見た夢を思い出した。
(あぁ~…アレは夢じゃね過去にあった話だ)
~~~~~~~~~~~
ダークウィックアカデミー創立記念パーティーに合わせて、例年新寮長発表も行われる。そんな大事なパーティーの開催時間を目前に、塔真はしっかり鏡の前で寮服の乱れがないかの最終チェックを行っていた。
ふいにノックもナシに突然開く扉。次いで
「おい、塔真! ちゃんと渡したマナー本読んだか??」
mitumints
DONEこの二人の関係性いいよね。底のどこで信頼し合ってる感じ、かなり好き
じろゆう「慣れとは実に」 佑理は手袋やチョーカーなど、睡眠に必要のないものを外しつつ次郎の方に振り返った。
窓の外は暗く、短針は天辺を通り過ぎている。
「いいですか、次郎くん。
僕たちの稼動時間はすでに24時間を超え、決して効率がいい状況であるとは言えません。
そのため、可及的速やかか眠りに落ち、脳の回復する最短の時間で起きる必要があります。
ここまではわかりましたか?」
「はい、とにかく眠ればいいんですよね?」
次郎はそう淡々と答え、そのままの格好で仮眠用ベッドに横になった。
この狭い部屋は仮眠室として使われており、服をかけるハンガーや壁際に置かれた質素なベッドなど必要最低限なものが置かれている。
お互いにここを使うことは初めてではないのだが、二人同時にとなるとあまりあることではなかった。
2284窓の外は暗く、短針は天辺を通り過ぎている。
「いいですか、次郎くん。
僕たちの稼動時間はすでに24時間を超え、決して効率がいい状況であるとは言えません。
そのため、可及的速やかか眠りに落ち、脳の回復する最短の時間で起きる必要があります。
ここまではわかりましたか?」
「はい、とにかく眠ればいいんですよね?」
次郎はそう淡々と答え、そのままの格好で仮眠用ベッドに横になった。
この狭い部屋は仮眠室として使われており、服をかけるハンガーや壁際に置かれた質素なベッドなど必要最低限なものが置かれている。
お互いにここを使うことは初めてではないのだが、二人同時にとなるとあまりあることではなかった。