【類司】最後一場戲「早啊…類…」
夏日清晨時分，睡眼惺忪的司伸了懶腰，轉向左邊看了床頭。
「嗯？類去哪了？」
這時，司雙眼迷濛的盯著枕頭，無數個水滴般的血跡深深烙印在枕頭單上。
「怎麼會這樣？！」
司立馬衝下床，眼看地板上一滴滴的鮮紅色，他快步跟著血跡走到了廁所。
「類！你怎麼了？沒事吧！」
類雙手扶著洗手台，身體微傾，使命向裡面咳嗽，鼻孔和喉嚨正血流如注。
司驚見了這一幕，走向類將他攙扶起來。類為了不讓司看見他現在的容貌，立刻隨手從身旁抽了幾張衛生紙嗚住口鼻，用剩餘的體力輕聲回應。
「我沒事的…司君你不用擔心我。」
「怎麼可能不擔心你！都這個時候了還逞強什麼！」
兩人走回床邊緩慢坐下。
「我真的沒事。只是天氣變化大，身體調節不適而已，等等就好了。」

【類司】坦言「類，早…啊！！！」
「司君，早啊。你今天也是一樣這麼有精神呢！」
每天過著一如往常的日子，類卻一直無法將自己的心意表達出去。時不時用迷戀的眼神注視著司的雙眸。
「我要先去校門口檢查服儀，一定要當個稱職的學長！！！待會見囉！」
「快去吧！我們明日之星一定能成為學弟妹的榜樣的。」
司向類揮了揮手便向教室走廊奔去。
（真的好喜歡這樣的司。他的一切都好喜歡。已經高三了，我卻始終無法表明自己的心意。害怕受到異樣眼光看待，更害怕失去司這個朋友，每天只能裝作無事的看著他卻什麼也說不出口，我該怎麼辦…）
類心裡思索了許久，直到上課鐘聲響起才回到座位。
中午時，類走向座位離自己不遠的司，停在他身旁。
「喔？是類！你怎麼了嗎，好像有心事的樣子。不管發生什麼事都要告訴我喔！讓我這個最好的朋友來幫助你！」

クリスマスの贈り物【彰冬】【クリスマスの贈り物】

「……こんな筈ではなかったのに、」
　口を吐いて出るのは後悔ばかりだ。
　彰人と約束をしていたクリスマスデートの日、俺はまさかの高熱を出しベッドに沈んでいた。
　意識が朦朧としてスマートフォンの画面すら確認出来ていないが、先程メッセージの通知音が一度だけ鳴った気がする。
　おそらく俺が送ったメッセージに彰人が返信したものと思われるが、それを確認する事すら難しい程に身体が重たい。

　楽しみにしていたんだ。
　彰人と二人でお互いにプレゼントを選んだり、彰人が好きそうな甘いパンケーキの新作を食べに行ったり……色々と資料まで準備をしていたというのに、まさか体調を崩すなんて……
「……あきと……、」

書き途中の⚔️💍な🥞☕　大輪の向日葵が咲き誇る秘密の花園の中心で、どの向日葵よりも眩しく愛らしい笑顔で僕を見詰め、少年は花畑に埋もれるように跪いた。
　日々の激しい訓練で切り傷や血豆の出来た硬く荒れた掌で僕の手を取り、少年は柔らかな唇を僕の手の甲へ押し当てる。
「アキト？」
　柔らかな唇は緊張で強張り、わなわなと震えていた。僕の手を取る歳の割に分厚く男らしい手も汗を掻いて湿っている。
「トウヤさま、笑わないで聞いてくださいね」
「アキト？　改まってどうしたんだ？」
　普段は敬語を使わないのに、どうして二人きりなのに丁寧な口調なのだろう？
　なんだか調子が狂う。僕はいつものアキトが好きなのに。
　僕を見詰めては溜め息を吐き、言葉を紡ごうと薄い唇を開いては、声を出す事なく「ほう」と息を吐き出して俯いて……何度も繰り返し、アキトはようやく決心が付いた様子でキリッとこちらに愛らしい垂れ目を向けた。