masu_oekaki8810
DONEシショ誕まんが①当日の夕方から急に「やっぱなんか描こう〜!」と描いたのでガッタガタですが、丁寧に描いても大差ないのでいいか!と。
リアル誕生日な素朴まんが。
実際は1通来たら良い方ですが。 2
umi_scr
DONE付き合って別れてまたすぐにくっつく芹霊のしょーもない話。性描写はないので年齢制限入れませんがわりに不穏です……。
芹沢さんが女と付き合ったり倫理観がアレだったりするので何でも許せる方向けです。
どうかご注意ください。
バレンタインな話にするつもりがほぼ無関係などうしようもない話になりました。自分の性癖に忠実にごりごり書きました。こんなめでたい日にほんとすみません!
別れても好きな人 何かの間違いで部下と付き合って別れて、もう半年になる。付き合った期間はもっと短く、たった四か月だった。けれど密度は数年にわたるお付き合いって程に濃ゆくて、しかしそれは別れたことの原因でもあった。
「好きです……好き、みたいです……多分好きなんだと思うんです」
始まりは飲みに行った帰り道だった。ずいぶん歯切れの悪い告白で、けれど「好き」という言葉を連呼しただけっていうのが実に芹沢らしいなと思いながら、俺はなぜかその告白を受け入れてしまったのだ。
「ちょっと待て、あの夜は俺は酔っていたんだ……つうかお前酔って告白なんてベタなことやめろよ、ノーカンだからなノーカン」
「霊幻さん往生際悪くないですか? 覚えていない、ってことはないんですよね? へにゃって笑って、『俺も好きだよ』って言ってくれたことを」
6982「好きです……好き、みたいです……多分好きなんだと思うんです」
始まりは飲みに行った帰り道だった。ずいぶん歯切れの悪い告白で、けれど「好き」という言葉を連呼しただけっていうのが実に芹沢らしいなと思いながら、俺はなぜかその告白を受け入れてしまったのだ。
「ちょっと待て、あの夜は俺は酔っていたんだ……つうかお前酔って告白なんてベタなことやめろよ、ノーカンだからなノーカン」
「霊幻さん往生際悪くないですか? 覚えていない、ってことはないんですよね? へにゃって笑って、『俺も好きだよ』って言ってくれたことを」
umi_scr
MOURNING劇的な再会でもなんでもなく 半年ぶりに律くんが霊幻さんの前に顔を出した、っていうだけの話。内容的にお蔵入りにしました……
カゲヤマリツこういうことしそうなんだけど、だからこの話書いたとは思うんだけど、自分の中の倫理委員会がアウトにしたっていう。
再会「よぉ、久しぶり」
「すみません、ここの所忙しくて」
「ほんとだぞ? 丸半年も顔見せねえで、なんかあったか? 律?」
なんかあった、か。
そもそもひと月に数回は何らかの依頼で呼びつけられていたのだが、「今、ちょっと余裕がなくなりまして」とメールを打ったのが霊幻が言うように半年前のことだった。何の詮索も追及もせずに「わかった」と一言だけ帰ってきた返信に、かえって色々をお見通しなんだろうと律は軽く絶望した。
十七歳の恋心なんて霊幻にとっては除霊するまでもないささやかな呪いみたいなものなのだろう。けれど自分にとっては悪霊に重たく憑りつかれたようなものなのだ。悪霊、と口にして実際におかしくはなったが、そもそも霊幻新隆という人物にも問題があるのだろう。まるで浮遊霊みたいなよりどころのなさのくせにひどくまとわりついてくる。
1535「すみません、ここの所忙しくて」
「ほんとだぞ? 丸半年も顔見せねえで、なんかあったか? 律?」
なんかあった、か。
そもそもひと月に数回は何らかの依頼で呼びつけられていたのだが、「今、ちょっと余裕がなくなりまして」とメールを打ったのが霊幻が言うように半年前のことだった。何の詮索も追及もせずに「わかった」と一言だけ帰ってきた返信に、かえって色々をお見通しなんだろうと律は軽く絶望した。
十七歳の恋心なんて霊幻にとっては除霊するまでもないささやかな呪いみたいなものなのだろう。けれど自分にとっては悪霊に重たく憑りつかれたようなものなのだ。悪霊、と口にして実際におかしくはなったが、そもそも霊幻新隆という人物にも問題があるのだろう。まるで浮遊霊みたいなよりどころのなさのくせにひどくまとわりついてくる。
umi_scr
PAST某バンドの有名曲を無理矢理芹霊変換したやつです。書いたのは2017年頃。歌詞の落とし込み方が強引すぎてボツにしたんですが、それは置いておいても、この関係性の芹霊がすごく好きです。霊幻さんが振り回されるやつ。※霊幻さんの過去捏造注意
JAM 仕事を辞めた理由は、腐るほどあった。下戸なのを知っていながら浴びるほど飲まされたこと、クソ威張り散らした取引先に罵られながら笑って頭を下げたこと、ずっと付き合っていた彼女を抱けなくなったこと。
そんなに性欲が強くない方だとは思っていたが、いざ勃たなくなったときの絶望はとてつもなかった。人生、終わった、と思った。駆け込んだ医者には「ストレス」ですね、と予想通りの診断をされ、副作用が怖すぎる薬を飲んでは見たもののまるで効かなくて、結局最低な別れ方をした。「ごめん、他に好きな人ができた」と嘘をついての。
そんなとき、同期の人間が不幸な事故にあったのが決定的なトリガーになった。俺が行くはずの出張は訳あってそいつが行くことになり、そしてその飛行機が、墜ちた。
2679そんなに性欲が強くない方だとは思っていたが、いざ勃たなくなったときの絶望はとてつもなかった。人生、終わった、と思った。駆け込んだ医者には「ストレス」ですね、と予想通りの診断をされ、副作用が怖すぎる薬を飲んでは見たもののまるで効かなくて、結局最低な別れ方をした。「ごめん、他に好きな人ができた」と嘘をついての。
そんなとき、同期の人間が不幸な事故にあったのが決定的なトリガーになった。俺が行くはずの出張は訳あってそいつが行くことになり、そしてその飛行機が、墜ちた。