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DONEバレンタインプレゼントはあなた/イーティファ(ラディアンテイル)これにてバレンタインラディアン推しカプSS期間は終了!
イーオンの意外と熱っぽいところ好きだよ…
バレンタインプレゼントはあなた 「こ、こんなに…た、食べていいの!?」
「勿論だ。自分があなたのために作ったチョコレートたちなのだから」
イーオンの言葉にごくりとティファリアは唾を飲み込んだ。
「あの、ちょっとこれ…逆じゃない!?」
「逆…とは?」
「普通…こういうのは女の子の方がというか…」
ごにょごにょと言葉を濁すティファリアにイーオンは真っ直ぐな目を返す。
「普通かどうかは分からないが…自分はあなたに食べて欲しい。それに自分にとってはあなたの、ティファリアが美味しそうに食べる様子が何よりのプレゼントだ」
「…い、イーオン…わ、わかった…じゃあ、えっと…い、いただきます」
「あぁ、召し上がってくれ」
ドキドキしながらティファリアはフォークをガトーショコラに刺し切る。そして口へと運んだ。
1330「勿論だ。自分があなたのために作ったチョコレートたちなのだから」
イーオンの言葉にごくりとティファリアは唾を飲み込んだ。
「あの、ちょっとこれ…逆じゃない!?」
「逆…とは?」
「普通…こういうのは女の子の方がというか…」
ごにょごにょと言葉を濁すティファリアにイーオンは真っ直ぐな目を返す。
「普通かどうかは分からないが…自分はあなたに食べて欲しい。それに自分にとってはあなたの、ティファリアが美味しそうに食べる様子が何よりのプレゼントだ」
「…い、イーオン…わ、わかった…じゃあ、えっと…い、いただきます」
「あぁ、召し上がってくれ」
ドキドキしながらティファリアはフォークをガトーショコラに刺し切る。そして口へと運んだ。
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DONE自分を大事に/イーティファ(ラディアンテイル)厄介客に絡まれるティファリアと非番のイーオンの話
自分を大事に 「イーオン、ごめんね。せっかくの非番の日なのに手伝ってもらったりして」
「自分が好きでやってることだ、ティファリアが謝る必要はない」
「イーオン…」
イーオンの真っ直ぐな優しさに頷くとイーオンが作ったばかりの日替わりランチプレートをトレイに乗せホールへとティファリアは向かっていった。
「お待たせしました!注文の日替わりランチプレート、こちらがAセット。そしてそちらのお客様にはBセットでございます」
テーブルの上へと配膳されたプレートを見て、女性二人の客は顔を喜びの色に染める。美味しそう、写真撮ってもいいですか?の言葉に満面の笑みを浮かべティファリアは頷いた。
「ごゆっくり、お過ごしください」
そしてキッチンの方へと戻ろうとしたティファリアだったがカランと金属音がしたことにより条件反射のように振り向き、落ちた食器を拾い落とした客に謝った。相手は二人の男性客でありいつも決まってこの時間に来ては忙しい時間であることを理解してティファリアに構ってもらいにくる、迷惑な客であった。そしてそれをキッチンの方から見ていたイーオンはわなわなと肩を震わせた。
1497「自分が好きでやってることだ、ティファリアが謝る必要はない」
「イーオン…」
イーオンの真っ直ぐな優しさに頷くとイーオンが作ったばかりの日替わりランチプレートをトレイに乗せホールへとティファリアは向かっていった。
「お待たせしました!注文の日替わりランチプレート、こちらがAセット。そしてそちらのお客様にはBセットでございます」
テーブルの上へと配膳されたプレートを見て、女性二人の客は顔を喜びの色に染める。美味しそう、写真撮ってもいいですか?の言葉に満面の笑みを浮かべティファリアは頷いた。
「ごゆっくり、お過ごしください」
そしてキッチンの方へと戻ろうとしたティファリアだったがカランと金属音がしたことにより条件反射のように振り向き、落ちた食器を拾い落とした客に謝った。相手は二人の男性客でありいつも決まってこの時間に来ては忙しい時間であることを理解してティファリアに構ってもらいにくる、迷惑な客であった。そしてそれをキッチンの方から見ていたイーオンはわなわなと肩を震わせた。
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DONE寒さを凌ぐ方法/イーティファ(ラディアンテイル)ED後の押せ押せイーオンすこ
寒さを凌ぐ方法 「わっ、とと……ごめん、」
イーオン、と名前を続けてずり落ちた袖を捲ってもらおうと頼もうと振り返ろうとしたところで「失礼」という低い声と共にイーオンにしてもらいたかったことを伝えずにもしてくれたことに驚いて言葉を失った。
「これでいいだろうか…、…?ティファリア?」
名前を呼ばれはっと現実に引き戻された私はイーオンの不思議そうな顔を見て思わず笑った。
「てぃ、ティファリア…?」
「イーオンってば、私のことよく見ているのね!」
「む?」
「だって、今まさにイーオンに頼もうとしていたことをイーオンがささっとしてくれちゃったから嬉しくて。ありがとう、イーオン」
笑って感謝の言葉を伝えれば「当たり前だ」という言葉が返ってくる。
839イーオン、と名前を続けてずり落ちた袖を捲ってもらおうと頼もうと振り返ろうとしたところで「失礼」という低い声と共にイーオンにしてもらいたかったことを伝えずにもしてくれたことに驚いて言葉を失った。
「これでいいだろうか…、…?ティファリア?」
名前を呼ばれはっと現実に引き戻された私はイーオンの不思議そうな顔を見て思わず笑った。
「てぃ、ティファリア…?」
「イーオンってば、私のことよく見ているのね!」
「む?」
「だって、今まさにイーオンに頼もうとしていたことをイーオンがささっとしてくれちゃったから嬉しくて。ありがとう、イーオン」
笑って感謝の言葉を伝えれば「当たり前だ」という言葉が返ってくる。
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DONEたまには自分が/イーティファ非番の日に久しぶりに早く起きたイーオンが朝食を作る話。イーティファすこすこ
たまには自分が ぱち。と目を覚ます
いつもならもう少し寝ていてもいい時間だがせっかくいつもより早く起きたのだからとそのままキッチンへと向かった。
「…いつもならティファリアが作ってくれるが、今日は自分も休みではあるしせっかくだし作ってみるか。いつもの礼に」
腕をまくると早速調理に取り掛かる。――といっても、簡単なものではあるが。サラダを水で洗い食べやすい大きさにちぎり、ベーコンを焼き、溶いた卵でスクランブルエッグを。半分に切り、トーストで焼き目を付けたパンの間に挟みサンドイッチに。
「あとは――」
残っていて、使っていいと言われていたトマト缶と薄く切った玉ねぎを鍋に入れ、コンソメ、塩、胡椒で味付け。コンソメトマトスープが出来るまでグツグツと煮込んでいると――。
924いつもならもう少し寝ていてもいい時間だがせっかくいつもより早く起きたのだからとそのままキッチンへと向かった。
「…いつもならティファリアが作ってくれるが、今日は自分も休みではあるしせっかくだし作ってみるか。いつもの礼に」
腕をまくると早速調理に取り掛かる。――といっても、簡単なものではあるが。サラダを水で洗い食べやすい大きさにちぎり、ベーコンを焼き、溶いた卵でスクランブルエッグを。半分に切り、トーストで焼き目を付けたパンの間に挟みサンドイッチに。
「あとは――」
残っていて、使っていいと言われていたトマト缶と薄く切った玉ねぎを鍋に入れ、コンソメ、塩、胡椒で味付け。コンソメトマトスープが出来るまでグツグツと煮込んでいると――。
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DONE痛みは愛おしさに劣る/イーティファ(ラディアンテイル)ワンドネタ。ワンド知ってる人はまあわかるって位のネタでイーティファがいちゃついてるだけの話です
痛みは愛おしさに劣る 「イーオン?何してるの?」
イーオンの非番である今日、ピークの時間も過ぎそろそろ昼を取ろうかといった時にグツグツと何やらイーオンが煮込んでいたから私はひょっこりとキッチンに顔を出した。
「ティファリア」
「…何か、すごく辛そうね」
香辛料の香りが、刺激臭がすごく思わず顔を顰めると楽しそうにイーオンは笑った。
「これはラティウムという街の名物料理、【ヴォルカノ・ボッカ】というものらしい」
「ラティウムってあれよね…魔法が有名な」
「ああ。実は城の方に今ラティウムからの行商人が来ていてな、それでこの料理を教えてもらって実践しているところだ。良ければティファリアもどうだ?ココナッツミルクを入れて辛さを調節したりするらしいからな」
1187イーオンの非番である今日、ピークの時間も過ぎそろそろ昼を取ろうかといった時にグツグツと何やらイーオンが煮込んでいたから私はひょっこりとキッチンに顔を出した。
「ティファリア」
「…何か、すごく辛そうね」
香辛料の香りが、刺激臭がすごく思わず顔を顰めると楽しそうにイーオンは笑った。
「これはラティウムという街の名物料理、【ヴォルカノ・ボッカ】というものらしい」
「ラティウムってあれよね…魔法が有名な」
「ああ。実は城の方に今ラティウムからの行商人が来ていてな、それでこの料理を教えてもらって実践しているところだ。良ければティファリアもどうだ?ココナッツミルクを入れて辛さを調節したりするらしいからな」
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DONEお前が幸せになるその日は近い/イーティファ前提イーオン+ラディ若干ラディ√バレっぽいのがあるかも(?)
お父さんラディ好きなんよな~~~~~~~~~イーオンハピエン後です。ティファリア全く出てきませんがイーティファです!
お前が幸せになるその日は近い 「あーあ、またこんなとこで寝ちまって…」
はあ、とラディはため息を吐くと机に突っ伏したまま寝てしまっているティファリアに手を伸ばす――がそれを止めたのはイーオンの腕だった。
「…ラディとティファリアは家族でこういうことも何度かあったのかもしれないが…だが、その、今は自分が彼女の、ティファリアの恋人だ。だから、その役目は自分に任せてはもらえないだろうか……」
そんなイーオンの言葉に一瞬面食らった顔をしたラディだったがそのあとふっと笑みを浮かべる。
「分かったよ、悪かったな。いつもの癖でついな」
「……いつもの癖、か。それは、仕方がないな」
「ああ、そうだ。だから許してくれ、今後はイーオンがいる時は任せるようにすっからよ」
740はあ、とラディはため息を吐くと机に突っ伏したまま寝てしまっているティファリアに手を伸ばす――がそれを止めたのはイーオンの腕だった。
「…ラディとティファリアは家族でこういうことも何度かあったのかもしれないが…だが、その、今は自分が彼女の、ティファリアの恋人だ。だから、その役目は自分に任せてはもらえないだろうか……」
そんなイーオンの言葉に一瞬面食らった顔をしたラディだったがそのあとふっと笑みを浮かべる。
「分かったよ、悪かったな。いつもの癖でついな」
「……いつもの癖、か。それは、仕方がないな」
「ああ、そうだ。だから許してくれ、今後はイーオンがいる時は任せるようにすっからよ」
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DONEイーティファ(ラディアンテイル)。イーオン√に爆萌えしちゃったのでイーティファです。イーオン√バレあるのでイーオン√後読まれるのを推奨します
上書きのキス 「い、いーおん……?」
ティファリアの鼓動はまるで心臓を握りつぶしてしまいそうな勢いで大きな音を立て、早鐘をうっていた。顔も真っ赤に染まり、熟れた林檎だと言われても頷いてしまうほどに赤かった。けれどイーオンは止まらない。ルビー色の瞳の中にティファリア、ただ一人だけを見つめながらまたゆっくりと口づけをその証へと向けた。
まるで犬猫がマーキングするかのように口づけを繰り返すイーオンに唇のキスではなく、肌にイーオンの唇が触れているだけだというのにティファリアはキャパオーバー寸前だった。
「ふ……顔が真っ赤だな。ティファリア」
「い、イーオンのせいだもん!」
ぱくぱくと口を開閉させてやっと反論の言葉を口にするティファリアに思わずイーオンは笑みを零す。
1189ティファリアの鼓動はまるで心臓を握りつぶしてしまいそうな勢いで大きな音を立て、早鐘をうっていた。顔も真っ赤に染まり、熟れた林檎だと言われても頷いてしまうほどに赤かった。けれどイーオンは止まらない。ルビー色の瞳の中にティファリア、ただ一人だけを見つめながらまたゆっくりと口づけをその証へと向けた。
まるで犬猫がマーキングするかのように口づけを繰り返すイーオンに唇のキスではなく、肌にイーオンの唇が触れているだけだというのにティファリアはキャパオーバー寸前だった。
「ふ……顔が真っ赤だな。ティファリア」
「い、イーオンのせいだもん!」
ぱくぱくと口を開閉させてやっと反論の言葉を口にするティファリアに思わずイーオンは笑みを零す。