Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    pagupagu14

    @pagupagu14

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 263

    pagupagu14

    ☆quiet follow

    寒さを凌ぐ方法/イーティファ(ラディアンテイル)
    ED後の押せ押せイーオンすこ

    #ラディアンテイル
    radiantTail
    #イーティファ
    etiffer

    寒さを凌ぐ方法 「わっ、とと……ごめん、」
    イーオン、と名前を続けてずり落ちた袖を捲ってもらおうと頼もうと振り返ろうとしたところで「失礼」という低い声と共にイーオンにしてもらいたかったことを伝えずにもしてくれたことに驚いて言葉を失った。
    「これでいいだろうか…、…?ティファリア?」
    名前を呼ばれはっと現実に引き戻された私はイーオンの不思議そうな顔を見て思わず笑った。
    「てぃ、ティファリア…?」
    「イーオンってば、私のことよく見ているのね!」
    「む?」
    「だって、今まさにイーオンに頼もうとしていたことをイーオンがささっとしてくれちゃったから嬉しくて。ありがとう、イーオン」
    笑って感謝の言葉を伝えれば「当たり前だ」という言葉が返ってくる。
    「自分はティファリアのことが大好きだからな。好きな人のことを目で追ってしまうのも、よく見てしまうのも当然のことだ」
    自信満々にそう答えてしまうイーオンにティファリアはまた笑った。そうしていると洗い物も終わり、蛇口を止めるとティファリアはタオルで濡れた自身の手を拭った。
    「わ!」
    すると、突然イーオンの両手によって自分の両手が捉われてしまい思わずティファリアは驚きの声を上げた。
    「イーオン、冷たいでしょ…?」
    「だからこそ、だ。自分はティファリアに風邪をひいて欲しくはない」
    そんな大袈裟な…と思うティファリアだったが呆れた顔をするティファリアを無視してイーオンは指先に口づけを繰り返す。
    「…少し、熱くなったか?」
    口づけを続けながらも視線だけを向けるイーオンにティファリアの頬は薄紅色に染まる。
    「…?イーオン?」
    「すまない、ティファリア」
    そう言ってイーオンはティファリアを抱き上げ、そのままティファリアの部屋へと向かっていく。
    「イーオン…!?」
    「温まりたいのだろう…?」
    自分をベッドの上に押し倒しながら言うイーオンに困った顔をしながら首の後ろに腕を伸ばす。すっかり寒さが消えていたことはどちらも気づいていることだった。
    -Fin-
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    ☺💖
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    pagupagu14

    DONE自分を大事に/イーティファ(ラディアンテイル)
    厄介客に絡まれるティファリアと非番のイーオンの話
    自分を大事に 「イーオン、ごめんね。せっかくの非番の日なのに手伝ってもらったりして」
    「自分が好きでやってることだ、ティファリアが謝る必要はない」
    「イーオン…」
    イーオンの真っ直ぐな優しさに頷くとイーオンが作ったばかりの日替わりランチプレートをトレイに乗せホールへとティファリアは向かっていった。
    「お待たせしました!注文の日替わりランチプレート、こちらがAセット。そしてそちらのお客様にはBセットでございます」
    テーブルの上へと配膳されたプレートを見て、女性二人の客は顔を喜びの色に染める。美味しそう、写真撮ってもいいですか?の言葉に満面の笑みを浮かべティファリアは頷いた。
    「ごゆっくり、お過ごしください」
    そしてキッチンの方へと戻ろうとしたティファリアだったがカランと金属音がしたことにより条件反射のように振り向き、落ちた食器を拾い落とした客に謝った。相手は二人の男性客でありいつも決まってこの時間に来ては忙しい時間であることを理解してティファリアに構ってもらいにくる、迷惑な客であった。そしてそれをキッチンの方から見ていたイーオンはわなわなと肩を震わせた。
    1497

    recommended works