もどきち
DONEガミタン記念日2023!R5/5/14
花の雨花の雨
「わぷ、」
「あ、ごめん」
何してんだこいつ。
目を開ければ、花びらが数枚ヒラヒラと顔面向けて舞いながら降って来た。
口に落ちてきた花びらを指で拾い上げる。
こちとら先に寝てたんだっての、頭上で何のつもりなんだ本当に。
「丹さん、お花が似合うからこの前買っといた、フラワーシャワー、ほら!綺麗でしょ」
「綺麗だけど〜、俺が寝てる時にすんなし」
「寝顔が綺麗だったんだもん」
「だもんじゃねえよ、寝床花びらだらけじゃん」
「だって、そうしたいからしたんだよ、わざとよ」
「こんなのいつの間に買ってたんだよ」
「この前通販で」
「気づかねー筈だわ」
起きあがろうとすればガミが肩に手を置いて押し戻すから枕に再度頭が沈む。
そのまま覆い被さるようにして見下ろして来るから頭の上に疑問符を浮かべながら見上げた。
2019「わぷ、」
「あ、ごめん」
何してんだこいつ。
目を開ければ、花びらが数枚ヒラヒラと顔面向けて舞いながら降って来た。
口に落ちてきた花びらを指で拾い上げる。
こちとら先に寝てたんだっての、頭上で何のつもりなんだ本当に。
「丹さん、お花が似合うからこの前買っといた、フラワーシャワー、ほら!綺麗でしょ」
「綺麗だけど〜、俺が寝てる時にすんなし」
「寝顔が綺麗だったんだもん」
「だもんじゃねえよ、寝床花びらだらけじゃん」
「だって、そうしたいからしたんだよ、わざとよ」
「こんなのいつの間に買ってたんだよ」
「この前通販で」
「気づかねー筈だわ」
起きあがろうとすればガミが肩に手を置いて押し戻すから枕に再度頭が沈む。
そのまま覆い被さるようにして見下ろして来るから頭の上に疑問符を浮かべながら見上げた。
umi_scr
DONE[セラサク]始まるかもしれない(そうでもないかもしれない)二人の話言葉よりも あれ以来、距離が縮まったのは事実だった。それはいいことだと世良は思っていた。スタメンを争う関係性ではあるが、だからこそ険悪でないことが大事なのだ。今日も持ち前のヘラヘラした笑顔を貼り付けながら堺に話しかける。
「堺さん、昨日何食べました?」
「は?」
何だよそれ、認知テストかよ……そう呆れたような声で返ってくる。ああ、微妙に失敗したのかもしれない。
仲良くはしたいが、共通の話題なんてものはない。サッカーという最大級のつながりはあるものの、逆にいうとそれだけなのだ。年齢差のせいもあるのかもしれない。いや、それよりも人間性が違いすぎるのか。自分は落ち着いて物事を進めるのがめちゃくちゃ苦手だ。寡黙が服を着て歩いているような堺にとっては、存在自体が鬱陶しいのかもしれない。
2386「堺さん、昨日何食べました?」
「は?」
何だよそれ、認知テストかよ……そう呆れたような声で返ってくる。ああ、微妙に失敗したのかもしれない。
仲良くはしたいが、共通の話題なんてものはない。サッカーという最大級のつながりはあるものの、逆にいうとそれだけなのだ。年齢差のせいもあるのかもしれない。いや、それよりも人間性が違いすぎるのか。自分は落ち着いて物事を進めるのがめちゃくちゃ苦手だ。寡黙が服を着て歩いているような堺にとっては、存在自体が鬱陶しいのかもしれない。
umi_scr
PAST[セラサク]冬の日のベテラン居酒屋劇場 ほんのりザキタン風味なぜだか泣きたくなったずっと一人で生きていくんだろうな、と思ってた。そう思うようになったのは二十代半ばの頃だ。
仲間連中が結婚していく中、俺にも付き合っていた女性がいた。向こうは普通の会社員で、休みの予定なんか到底合わなかったけれどきちんと会う努力をしたし、こまめに連絡もした。俺はたぶん、彼女にとって悪い恋人ではなかったと思う。
けれど、情熱はなかった。責任感に行動を駆り立てられただけでちっとも心なんかこもってやしなかった。かといって嫌いなわけでもなく、長年の付き合いによる情っていうのもわいていた。俺の仕事をきちんと理解してくれ、さりげなくサポートしてくれた彼女は、アスリートの妻にするにはこれ以上ないくらいの人材だった。
4023仲間連中が結婚していく中、俺にも付き合っていた女性がいた。向こうは普通の会社員で、休みの予定なんか到底合わなかったけれどきちんと会う努力をしたし、こまめに連絡もした。俺はたぶん、彼女にとって悪い恋人ではなかったと思う。
けれど、情熱はなかった。責任感に行動を駆り立てられただけでちっとも心なんかこもってやしなかった。かといって嫌いなわけでもなく、長年の付き合いによる情っていうのもわいていた。俺の仕事をきちんと理解してくれ、さりげなくサポートしてくれた彼女は、アスリートの妻にするにはこれ以上ないくらいの人材だった。
もどきち
TRAININGサクタンの練習小説。pm23:00目の前も、何もかも、ぐるぐるとまわっている。
また飲み過ぎてしまった。
既に空になっているビールの缶を、寝転んだまま眺めるけれど焦点が合わない。
少し、目線を上げればこの家の主と目が合った気がした。
「…なんらよ、…さかい」
「もう帰れよ、お前。送ってやるから。」
「いま、うごけねえよ、おれ、…みて、わかるだろ…」
だから言っただろ、と。堺が、そんな眼で俺を見る。
なんか言われたっけ。
ああ、飲み過ぎだとか、もうやめとけとか、その辺り、言われたのかもしれない。
「うごいたら、…吐く、って、」
「馬鹿」
「…だって、…うまくて、…おさけ…」
堺は床で寝ている俺を溜め息を吐きつつソファから見下ろして、のそりと立ち上がると冷蔵庫からミネラルウォーターのボトルを取り出し持って来る。
1106また飲み過ぎてしまった。
既に空になっているビールの缶を、寝転んだまま眺めるけれど焦点が合わない。
少し、目線を上げればこの家の主と目が合った気がした。
「…なんらよ、…さかい」
「もう帰れよ、お前。送ってやるから。」
「いま、うごけねえよ、おれ、…みて、わかるだろ…」
だから言っただろ、と。堺が、そんな眼で俺を見る。
なんか言われたっけ。
ああ、飲み過ぎだとか、もうやめとけとか、その辺り、言われたのかもしれない。
「うごいたら、…吐く、って、」
「馬鹿」
「…だって、…うまくて、…おさけ…」
堺は床で寝ている俺を溜め息を吐きつつソファから見下ろして、のそりと立ち上がると冷蔵庫からミネラルウォーターのボトルを取り出し持って来る。
もどきち
DONEふぉろわさんに捧げます!サクセラの結腸抜き小説ですので読まれる方は大丈夫な方だけどうぞ、サクセラでえっちな小説書くの初めてで、拙いですが良かったらもらって下さいませ!
パスワードヒント→2人の背番号(3文字) 2141
もどきち
MENUこちらも1冊目とあわせて、大江戸ダービーオンライン2(2022/10/22)にて初出しとなります。【ふたりきりアクアリウム】
※全年齢向け
石神と丹波が石神のマンションの部屋でまったり過ごすだけの本です。
いちゃついたりお風呂入ったり。
A5/ガミタン/表紙フルカラーホワイトホログラム加工/P24/400円
通販の際おまけで栞が付きます。 6
もどきち
PROGRESS勝手に椿も赤崎も海外で活躍させてる上に、本文内に死を匂わせまくっている表現を含みますのでなんでも大丈夫な人だけ読んで下さい。未完。めちゃくちゃ途中。一般人モブキャラが出ます。
ガミタン、少しタン+セラ、サク+タンの表現があります。ループもの(のつもり)のミステリ分類気味かもしれない。
スケベが少しあるのでパスワード付き。(いにしえのあの数字) 4397
もどきち
DOODLEたんばのomrsを描いてしまった反省はしていま(せん)大丈夫な方だけ見てくださいそんなひどくはないけどたんばには悪いことをしました(…)
おまけでそれとは関係ないガミタンが隣辺りにあります。
パスワードは、ガミとたんばの選手番号(3文字になります)
もどきち
PROGRESS書き途中のガミタン小説本の本文の一部(グルメ小説ではありません)と、最近描いた落書きとラフ一枚、丹さんの後天性にょた化がありますので注意(ザキタンみたいなの描いてありますがガミタンです) 4