kyu_rain1004
DONE火にトラウマがある🔔くんがモブに酷い目に合わされる話キャプション必読のマレロロ前提モブロロ小説です
コーソク、ローソク攻め等の特殊性癖過多
酷い話なので読む方相当選びます…🙇♀ 5812
96rab_mmrr
DONE鐘の音に誘われて 開催おめでとうございます!公式で嫌いな食べ物が洋酒の効いたお菓子であることが分かってしまったので、もしかしたらロロくんはお酒飲まないかもしれないんですが、1〜3枚目は半年以上前に描いたものになるので見逃してください…へべれけになるロロくんが見たかった。 6
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DONEロロフランムと星の弟※フランムの弟捏造あり
星のしらべ 良く晴れた日の夜だった。
僕は目を開ける。目の前には、見覚えのない空間が広がっていた。
「ここは……」
夜空色の天井は妙に明るくて、星座がはっきりと輝いていた。手をのばしても当たり前に届かないのだが、少し飛べばツノが当たってしまいそうなほど低く感じる。辺りにはクレヨンで描かれたような雲、それから積み木やぬいぐるみ、絵本などが落ちていた。
それは昔、僕の部屋にも置いてあった———おもちゃ箱を思い出させるような、内装だった。
「!」
ふいに服の裾を引かれ、振り返る。
「……」
その正体は、齢四つほどの少年だった。柔らかそうな白い髪と、丸い瞳で不思議そうにこちらを見つめている。僕はどこか見たことあるその少年の傍に、目線を揃えんとかがんだ。
5958僕は目を開ける。目の前には、見覚えのない空間が広がっていた。
「ここは……」
夜空色の天井は妙に明るくて、星座がはっきりと輝いていた。手をのばしても当たり前に届かないのだが、少し飛べばツノが当たってしまいそうなほど低く感じる。辺りにはクレヨンで描かれたような雲、それから積み木やぬいぐるみ、絵本などが落ちていた。
それは昔、僕の部屋にも置いてあった———おもちゃ箱を思い出させるような、内装だった。
「!」
ふいに服の裾を引かれ、振り返る。
「……」
その正体は、齢四つほどの少年だった。柔らかそうな白い髪と、丸い瞳で不思議そうにこちらを見つめている。僕はどこか見たことあるその少年の傍に、目線を揃えんとかがんだ。
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TRAINING目は口ほどに なマレロロ※ロロがほぼ喋りません
※事後表現あり
甘え上手 ぎぃ、とベッドの軋む音が荒い呼吸を一瞬だけ掻き消す。
「はぁっ……」
それは僕が身体を起こした時になった音で、月明かりの中、僕の下でうつ伏せになり同じく息を切らせている彼を見つめた。
白い肌は既に蒸気し、しっとり濡れている。襟足から首の麓には花弁が散って色鮮やかに染まっていた。彼を形取る線はしなやかな弧を描き、それを目で追えば先程までシーツを強く握りしめていた手が力無く横たわっている。少し覗く横顔も、やはり虚な表情で息を繰り返していた。
「フランム、大丈夫か」
柔らかく頭を撫でても、消えそうな吐息がかろうじて聞こえる程度だった。いつもなら、途切れる事なく文句を言いながら手を叩かれるというのに。
今宵は仕舞いにしよう、と改めて心うちで頷く。思えば部屋を訪れた時から、明らかに彼は疲弊していた。目の隈は一層濃く、初めに映し出された肌は青白さが勝っていた。想像より鍛えられた身体も、今日は覇気を感じられない。
1528「はぁっ……」
それは僕が身体を起こした時になった音で、月明かりの中、僕の下でうつ伏せになり同じく息を切らせている彼を見つめた。
白い肌は既に蒸気し、しっとり濡れている。襟足から首の麓には花弁が散って色鮮やかに染まっていた。彼を形取る線はしなやかな弧を描き、それを目で追えば先程までシーツを強く握りしめていた手が力無く横たわっている。少し覗く横顔も、やはり虚な表情で息を繰り返していた。
「フランム、大丈夫か」
柔らかく頭を撫でても、消えそうな吐息がかろうじて聞こえる程度だった。いつもなら、途切れる事なく文句を言いながら手を叩かれるというのに。
今宵は仕舞いにしよう、と改めて心うちで頷く。思えば部屋を訪れた時から、明らかに彼は疲弊していた。目の隈は一層濃く、初めに映し出された肌は青白さが勝っていた。想像より鍛えられた身体も、今日は覇気を感じられない。
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TRAININGあったかマレロロ眠れぬ君へ花の香りを「フランム」
微かな物音に混じり、自分を呼ぶ声がした。私は手にしていた本から顔を上げ、声の方へ振り向く。
「起こしたかね」
少し眠そうな目を瞬きさせ、その男はツノをゆっくり前へ傾けた。起きたのならそのまま自分の学園へ帰れと言いたいところなのだが、夜もだいぶ更けた。どんなに小さな物音も、誰かの眠りを妨げてしまいそうでどうにもはばかれる。
「眠れないのか」
「明日までに目を通しておきたい資料があってね」
「ほう、その手に持つ本を?見たところ、古い小説のようだが」
ベッドから抜け出した彼は、私の後ろに立って手元を覗き込んだ。私はため息をつきながら、隠すように本を一度閉じる。
「今に始まったことじゃない。字を見ていれば、そのうち嫌でも眠くなるのだ。卿は先に休んでいたまえ」
1796微かな物音に混じり、自分を呼ぶ声がした。私は手にしていた本から顔を上げ、声の方へ振り向く。
「起こしたかね」
少し眠そうな目を瞬きさせ、その男はツノをゆっくり前へ傾けた。起きたのならそのまま自分の学園へ帰れと言いたいところなのだが、夜もだいぶ更けた。どんなに小さな物音も、誰かの眠りを妨げてしまいそうでどうにもはばかれる。
「眠れないのか」
「明日までに目を通しておきたい資料があってね」
「ほう、その手に持つ本を?見たところ、古い小説のようだが」
ベッドから抜け出した彼は、私の後ろに立って手元を覗き込んだ。私はため息をつきながら、隠すように本を一度閉じる。
「今に始まったことじゃない。字を見ていれば、そのうち嫌でも眠くなるのだ。卿は先に休んでいたまえ」
ぷにか
DONEゆっ〇りパロディ。ロ虐。ちょっとえっちなことするだけのつもりが割と虐めてしまいました。
ゆっくりマレによる捕食(笑)シーンも一枚あり。最後のページは良心の呵責に耐えかねて急遽追加しました。ろろくんごめんね… 12
Shisu
REHABILI2月15日に下記でライブ配信したものを加筆しました。https://txtlive.net/lr/1676413817859
マレロロワンドロのお題「バレンタイン」に沿うつもりでしたが、197分掛かっています。
ロロくんがマレ様の職場に行く話。
なんでも許せる方向き。
20230326_09:24 7235
Shisu
REHABILI花の街で一緒に暮らしていたマレロロのお話の、導入部分。※導入部分は遺骸表現があります。亡くなっています。
※副会長と補佐に名前を設定しています。
※捏造設定だらけ、なんでも許せる方向け。
2023/01/01_22:43
つづき→https://poipiku.com/7076351/8114571.html
幾星霜の瞬きは、ただ常盤に燦いて1.
糸がふつりと切れる音がして、マレウスは己の半身が死んだことを知った。
蝶が羽ばたきをはじめるような繊細な動作でマレウスは長いまつ毛を瞬いた。宝石の輝きを秘めた黄緑色の虹彩に光が入る。珍しく玉座でうたた寝をしていたらしい。石造りの静かな謁見の間はがらんどうで誰もいなかった。マレウスは肘置きについていた頬杖を解く。無造作に伸ばされた黒髪が肩からこぼれ落ちた。
マレウスは虚空に向かって呼びかける。
「リリア。すこし留守を頼めるか」
「ああ、構わん。こちらとしては待ちに待っていた事だからの」
一陣の風が起こり、謁見の間の中央に小さな人影が屈託のない笑みで立っていた。マレウスは色の薄い己の唇へ右手を遣ってじんわりと滲むような苦笑をたたえた。
4293糸がふつりと切れる音がして、マレウスは己の半身が死んだことを知った。
蝶が羽ばたきをはじめるような繊細な動作でマレウスは長いまつ毛を瞬いた。宝石の輝きを秘めた黄緑色の虹彩に光が入る。珍しく玉座でうたた寝をしていたらしい。石造りの静かな謁見の間はがらんどうで誰もいなかった。マレウスは肘置きについていた頬杖を解く。無造作に伸ばされた黒髪が肩からこぼれ落ちた。
マレウスは虚空に向かって呼びかける。
「リリア。すこし留守を頼めるか」
「ああ、構わん。こちらとしては待ちに待っていた事だからの」
一陣の風が起こり、謁見の間の中央に小さな人影が屈託のない笑みで立っていた。マレウスは色の薄い己の唇へ右手を遣ってじんわりと滲むような苦笑をたたえた。