べーすけ
MEMO納棺師3年目の手紙を受けて、生死観で殴り合うならこんなんかなっていう納+写、写視点走り書き。繋がってるようでシーン飛んでます。キャラぶれ注意3年目を把握した上で書いているのでネタバレにご注意ください。
めめんともりもり歩いているか、立ち止まっているか。
その程度の違いに過ぎない。
彼の友人達は、彼自身がそうであるように、一様に無口で、穏やかで、安らかであった。少なくとも、彼にとっては。
「一応、どういうつもりか聞いておこうか」
「……ここは騒々しすぎたので」
人の部屋に勝手に入り込んでコレクションをめちゃくちゃにした男は、悪びれる風もなくこちらに向き直ってそう言った。ジョゼフの手元で、キシ、とサーベルの鞘が軋む。
「前から思っていたんですが、貴方は趣味が悪すぎます」
「奇遇だね。私も君のことが大嫌いだ。この惨状について申し開きがないなら、さっさと出ていってくれないかな」
「何故こんなことを?」
「この状況で私が答えると思うかい」
1814その程度の違いに過ぎない。
彼の友人達は、彼自身がそうであるように、一様に無口で、穏やかで、安らかであった。少なくとも、彼にとっては。
「一応、どういうつもりか聞いておこうか」
「……ここは騒々しすぎたので」
人の部屋に勝手に入り込んでコレクションをめちゃくちゃにした男は、悪びれる風もなくこちらに向き直ってそう言った。ジョゼフの手元で、キシ、とサーベルの鞘が軋む。
「前から思っていたんですが、貴方は趣味が悪すぎます」
「奇遇だね。私も君のことが大嫌いだ。この惨状について申し開きがないなら、さっさと出ていってくれないかな」
「何故こんなことを?」
「この状況で私が答えると思うかい」
4朗は原稿中
PASTロル催アンソロ(@RorSaiAnthology )に掲載した自分の原稿です。発行から1年以上経ったのでWeb再録です。
リスト限定なのでリスイン希望はリプライとかDMでどうぞ。 9