羽神弓槻
DONEヤッカ様(@yakkapuu)の「剣と笛と琴と剣と時々あるじ」https://www.pixiv.net/artworks/112524802
お話が可愛くて素敵すぎたので小話を書いてみたくなりまして・・・m(__)m
真夜中の内緒話真夜中の内緒話
何十年ぶりだろう、この景色と楽しい空気を感じたのは。
《あるじ、あるじ~今夜はここで寝るの?》
満天の星空の下で焚き火に使う小枝を拾っている主の 魏無羨にご機嫌な声で話しかけた。
「ああそうだぞ、随便は野宿久しぶりだもんな。あんま騒ぐなよって言っても俺達以外お前らの声は聞こえないけどな」
そう言って主は嬉しそうな顔で鼻歌まで歌っているからオレもつられて真似してみたんだけど上手く歌えなかった。
随便は大好きな主魏無羨にもう一度歌ってと口にしようとしたのだが・・・。
「魏嬰」
「藍湛、このくらいで平気かな」
「問題ない」
集めた小枝に火が灯って夜空に煙がゆらゆらと延びていくのを随便は嬉しそうに見上げてころりとその場に大の字に転がった。
2593何十年ぶりだろう、この景色と楽しい空気を感じたのは。
《あるじ、あるじ~今夜はここで寝るの?》
満天の星空の下で焚き火に使う小枝を拾っている主の 魏無羨にご機嫌な声で話しかけた。
「ああそうだぞ、随便は野宿久しぶりだもんな。あんま騒ぐなよって言っても俺達以外お前らの声は聞こえないけどな」
そう言って主は嬉しそうな顔で鼻歌まで歌っているからオレもつられて真似してみたんだけど上手く歌えなかった。
随便は大好きな主魏無羨にもう一度歌ってと口にしようとしたのだが・・・。
「魏嬰」
「藍湛、このくらいで平気かな」
「問題ない」
集めた小枝に火が灯って夜空に煙がゆらゆらと延びていくのを随便は嬉しそうに見上げてころりとその場に大の字に転がった。
syu_u_ka
DONE閲覧ありがとうございます。時間軸は観音堂の件が終わり数ヶ月たった位。
ゆっくりですがこの続きというか別視点で曦澄の話を書いてます。
思いついた妄想を書き綴たため文章は脈絡ないかもです。 9
羽神弓槻
PASTpixivの方で投稿していた忘羨小説です。7月26日は幽霊の日という事なので、それっぽい話を書いていたのでこちらで加筆修正したのをあげてみました。
君と歩いて行く未来君と歩いて行く未来
夷陵老祖の魂を封じて十二年目が経った時仙門一同が恐れる事態が起こった。
その日は天候が悪くあちこちで雷が落ち森が火災や崖が崩れるなど様々な自然災害が起こっていた、そして皆考えない様にしていたあの雷が封じているあの禁忌の場所に落ちないかと、その不安は的中し封じている陣が少し崩され慌てて五大世家数名が集まった。「少し陣が緩んだだけみたいだ、この程度なら修復可能だが強化もしておくか。今なら中で眠っている夷陵老祖の魂が出てくる事はなかろう」
「もし出てきたとしても、今度は魂を完全に消滅させればいいだけの事だ、その方が皆怯えずに安心して暮らせるだろう」
「江宗主、彼の魂はここ十二年暴れる事もなく静かに眠っているのだからそのような事は言わないで欲しい」
6007夷陵老祖の魂を封じて十二年目が経った時仙門一同が恐れる事態が起こった。
その日は天候が悪くあちこちで雷が落ち森が火災や崖が崩れるなど様々な自然災害が起こっていた、そして皆考えない様にしていたあの雷が封じているあの禁忌の場所に落ちないかと、その不安は的中し封じている陣が少し崩され慌てて五大世家数名が集まった。「少し陣が緩んだだけみたいだ、この程度なら修復可能だが強化もしておくか。今なら中で眠っている夷陵老祖の魂が出てくる事はなかろう」
「もし出てきたとしても、今度は魂を完全に消滅させればいいだけの事だ、その方が皆怯えずに安心して暮らせるだろう」
「江宗主、彼の魂はここ十二年暴れる事もなく静かに眠っているのだからそのような事は言わないで欲しい」