msagkarutan
DONE龍狐AUツイッタ再掲と新作 パスはおしながき参照
加筆・修正したいところあるんですが、間に合わないので出しちゃいます
完璧を目指すよりまず終わらせろ ってザッカーバーグも言ってた 25
カナト
CAN’T MAKE産気づいた魏嬰が良かれと思って静室を飛び出したものの書き置きが不十分な事により、藍湛含め姑蘇藍氏に物凄い誤解を招く話を…読みたかったんですが… やはり自分で書くと見たいところまで話が進まない() 九尾(尻尾は再生可能)な世界線で、過去にちぎれた事があると仮定した話なので苦手な方はご注意を…!黒狐嬰の限界子育て(姑蘇藍氏大混乱)最近産気づいたある狐…姑蘇藍氏、かの含光君の同侶は考えた。己の住んでいるこの場所は今、婚姻を結ぶことすら難儀する少しばかり息苦しい状態にある。
万が一にもこれから産もうって時に難癖をつけられでもしたら…その時の己の精神的余裕次第で憤怒しかねない。
「それはマズイ」
善は急げと支度を整え、簡素な書き置きを残した狐はひとつ大切なことを忘れていた。
「うぇ…うぇい、いん………」
藍湛っては魏無羨を前にするとポンコツになりがちである。(本人談)
ーーーーーー
姑蘇藍氏の子弟達に大人気の黒狐…魏無羨の行方不明に心を痛めていたところ、夜狩へ出ることになった子龍達は帰路にあった。
「魏先輩…お帰りになってたりしないかな?」
ぽつりと一人の子龍が呟く。
878万が一にもこれから産もうって時に難癖をつけられでもしたら…その時の己の精神的余裕次第で憤怒しかねない。
「それはマズイ」
善は急げと支度を整え、簡素な書き置きを残した狐はひとつ大切なことを忘れていた。
「うぇ…うぇい、いん………」
藍湛っては魏無羨を前にするとポンコツになりがちである。(本人談)
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姑蘇藍氏の子弟達に大人気の黒狐…魏無羨の行方不明に心を痛めていたところ、夜狩へ出ることになった子龍達は帰路にあった。
「魏先輩…お帰りになってたりしないかな?」
ぽつりと一人の子龍が呟く。
sakyou0804
PROGRESSここから子育て黒狐と恋した龍、龍狐AU第二部です!(2月5日更新)
前回リスインしている方は読めるようになってますので良かったら最期までまたお付き合い下さると嬉しいです⸜( ´ ꒳ ` )⸝♡︎
捏造オンパレードですがよろしくお願いします☺️ 7012
tuduri_mdzzzs
DONE※シブに魏嬰の分と結をまとめてUP済。このあとは結書く。
実は龍の化身である藍忘機の話藍湛視点
藍忘機は緊張していた。何故なら魏無羨と恋仲になれたのはいいが、絶対に受け入れてもらわねばならない大きな秘密があったからだ。思いが通じ合ったのは天にも昇る心地であったが、これから明かさねばならない秘密が、藍忘機の心を深く沈めていた。
藍忘機は龍の化身である。
いや正確に言うならば龍神の使いなのである。藍氏本家直系は龍神の使いとして代々、人の身と龍の身、この二つの身を持っているのである。
しかしそれを知るものは直系の人間とその伴侶以外いない。
外弟子は当然ながら、内弟子でも知らぬことだ。しかし逆に伴侶は知らねばならない。知って、この事実を受け入れなければならない。何故ならば直系の子との間に子を産めば、それは龍の身となって産まれてくるからだ。大抵の者は自らの産んだ子を見て発狂する。母が二人も産めたのは今にして思えば奇跡だと、否、二人目までは大丈夫な者も多いのだそう。次こそはと願いその希望が叶わなかった時、ぽきりと心が折れてしまうと、いつだったか聞いた。それでも愛しまぐわうならば知らねばならない。龍の精を受け入れれば、男女に関係なく孕んでしまうのだから。
8609藍忘機は緊張していた。何故なら魏無羨と恋仲になれたのはいいが、絶対に受け入れてもらわねばならない大きな秘密があったからだ。思いが通じ合ったのは天にも昇る心地であったが、これから明かさねばならない秘密が、藍忘機の心を深く沈めていた。
藍忘機は龍の化身である。
いや正確に言うならば龍神の使いなのである。藍氏本家直系は龍神の使いとして代々、人の身と龍の身、この二つの身を持っているのである。
しかしそれを知るものは直系の人間とその伴侶以外いない。
外弟子は当然ながら、内弟子でも知らぬことだ。しかし逆に伴侶は知らねばならない。知って、この事実を受け入れなければならない。何故ならば直系の子との間に子を産めば、それは龍の身となって産まれてくるからだ。大抵の者は自らの産んだ子を見て発狂する。母が二人も産めたのは今にして思えば奇跡だと、否、二人目までは大丈夫な者も多いのだそう。次こそはと願いその希望が叶わなかった時、ぽきりと心が折れてしまうと、いつだったか聞いた。それでも愛しまぐわうならば知らねばならない。龍の精を受け入れれば、男女に関係なく孕んでしまうのだから。
tuduri_mdzzzs
DONE※シブに藍湛視点と結をまとめてUP済。魏無羨視点終わった次藍忘機視点書く。
実は狐の妖怪の魏無羨の話 魏無羨は緊張していた。何故なら藍忘機に伝えていない大きな秘密を抱えたまま、彼と恋仲になってしまったからだ。思いが通じ合ったのは実に幸せであったが言う機会を逃したままの秘密が、言えないまま魏無羨の精神を圧迫していた。
魏無羨は狐の妖である。
生前は、という注釈が付くが。献舍の術で人間の体に呼び戻された今とて、そう変わりはしない。この体の元の持ち主、莫玄羽は正真正銘ただの人間だが、狐の妖――体を失ってからは怪と言うべきかもしれないが――をその身に宿してからは魏無羨の気を受けてその存在が変質していた。
だから結局のところ、今も狐の妖なのだ。
しかしそれを知るものは一人もいない。
雲夢江氏の者でも、江澄でも江厭離でも知らない。なんなら浮浪児だった魏無羨を拾った江楓眠ですら、魏無羨の正体を知らないのだ。周りを完璧に騙し通す魏無羨の変化の術は至高といっていいだろう。だがまさかこんなところで、それが悪い方に働くなんて思いもしなかった。
11444魏無羨は狐の妖である。
生前は、という注釈が付くが。献舍の術で人間の体に呼び戻された今とて、そう変わりはしない。この体の元の持ち主、莫玄羽は正真正銘ただの人間だが、狐の妖――体を失ってからは怪と言うべきかもしれないが――をその身に宿してからは魏無羨の気を受けてその存在が変質していた。
だから結局のところ、今も狐の妖なのだ。
しかしそれを知るものは一人もいない。
雲夢江氏の者でも、江澄でも江厭離でも知らない。なんなら浮浪児だった魏無羨を拾った江楓眠ですら、魏無羨の正体を知らないのだ。周りを完璧に騙し通す魏無羨の変化の術は至高といっていいだろう。だがまさかこんなところで、それが悪い方に働くなんて思いもしなかった。