一緒にお風呂に入りたいラギ監シリーズ14「ラギー先輩!好き!だーい好き!」
「はっ?!」
授業も終わり、部活に向かおうとしたところ。
エースくんに無理矢理連行されたオレが、たどり着いた先にいたのは。
「好きです!ラギー先輩!」
「は?!ええっ?」
オレを見るなり飛びいてきて、えへへと笑ったかと思うと。
好き、を連呼するユウくんだった。
普段は恥ずかしがって全然言ってくれないのに…どういうことなのか…。
困惑するオレをよそに、ユウくんはぎゅっと抱きついてじゃれてくる。
ユウくんにしっぽがあったなら、今ぶんぶんと勢いよく揺れていることだろう。
…ほーんと、仔犬みたい。
「えーっと…エースくん。とりあえず、説明してくれる?」
「あはは…。はい…。」
エースくんの話によると。
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