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    zawa

    廃棄孔
    ぐだの事は基本♂♀両方攻めでしか見てないです。
    元々ぐだ♂エレ、ぐだ♀マシュの人間。カリオストロは右寄り。柳生さん単推しの人間。

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    zawa

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    弊デアのエドモンはエドナイのエドモンなので、伯爵との絡みはコレくらいかな?の話。実はエドナイも好きなんですよね、と言うかナイチンゲール受けも好きで牛魔王一家の白百合好きなんですよ。と次々と己の癖を暴露していく。

    ※新米マスターの所にカリオストロが召喚されてる時空。


    「おや、ミスター・ダンテス貴方の方から医務室に用向きとは。何処か怪我でもされましたか、それとも漸く治療を受ける気にでも?……、はい?ミスター・カリオストロが何か?確かに数分前に医務室へ足を運ばれましたが…、待ちなさい!まだ話は終わってません。ミスター!ミスター・ダンテス!」

    ───

    「え、伯爵?うん、さっき一緒にご飯食べたけど。それがどうかしたの巌窟王?…、あまりアイツを信用するな?でも一緒に戦ってくれる仲間だし、そんなに悪い人じゃないと思うんだけどな…。あ、ちょっと待って何処行くの巌窟王、おーい」

    ───

    なんの真似だ。と、考えた所で答えは決まっていた。
    アレの本質はサーヴァントになった所で変わる事などありえない。悪戯に不和を撒き散らし、混沌と混乱を呼び込むだけの機構に過ぎぬ。わざわざ英雄の大敵などとスキルさえも昇華させ、嘗てのように我が炎を望むとは。一度灼かれたただけでは飽きたらないとでも言うのか。
    影に沈み廊下を進むと目当ての相手は何食わぬ顔で立ち尽くしていた。コレがカルデアに召喚されてから二度目の邂逅になる。

    「…何の用だ」

    影から這い出し簡潔に告げる。奴は一瞥すると、意味が分からないと素知らぬ顔で言葉を紡いだ。

    「用、とは?」
    「とぼけるか、それも良いだろう。だが、生前のようになりたくなければこれ以上は踏み込まぬ事だ」

    分かるな?と視線で訴える。奴は少しだけ目を細めるとコチラに向かって歩き出した。言葉は無い、コツコツと足音だけが近付いて来る。そして、目の前で軽く微笑んでみせた。

    「出来るものなら」

    やってみろ、と挑発だけを投げ掛けてくる。不確かな色合いの瞳には何かが宿っている様にも見えるが、果たしてそれは本物なのか。或いは、その全てがこの男にとって本物なのか。それは恐らく本人にすら分かり得ないのかもしれない。
    最早邂逅は不要とばかりに奴は脇を通り過ぎる。瞬間、軽く足を踏まれた。

    「おっと、失礼。わざとではありませんよ」

    その言葉はマリー・アントワネットが処刑前、サンソンに告げた最後の言葉。それだけを告げると、そのまま廊下へと足を向けて行った。
    誰が貴様の処刑人などなるものか。
    吐き捨てるように呟いた言葉はきっと奴の耳には届いていないのだろう。



    ────
    何だかんだ書いた事なかったぐだ♀に続き、何だかんだ書いた事無かったエドモン。エドモンとモンテ・クリストって別枠な感じがするけど、どうなんだろうか。後、書いた事ないのマリーとかかな。何なら声繋がりでロボが書きたい。
    カルデアのカリオストロとエドモンは何かこう、煽るくらいはするけどマスターの手前深くは関わらないみたいな。英雄の大敵スキルがあるから、認識として伯爵の方はエドモンを煽るくらいはしそう。ただイド後は影しか残ってないし、自分の認識で得た偽物のスキル程度のモノだから残滓には興味ないのかな?もしくは本人じゃないと駄目みたいな、激重か激軽かのどっちか。
    と言うか、自認でスキル獲得出来るならぐだの恋人だと思いこめば、ソレ系のスキル獲得出来たりするのでは?ボブは訝しんだ。

    正直この二人の作品が今の所全然無いのちょっと意外。多分伯爵が執着向けてる"風"なのがアレなんだろうな。誰に対してもそうなんだろうけど。
    またエドナイ好きではあるんですけれど牛魔王一家が私の中で強すぎて未だに引き摺っている。アルトリアランサー(オルタ)がナイチンゲールの尻に敷かれてる感じが好きなんだと思う。ぐだカリもぐだの方がリードされる傾向にあるので、多分私の癖なんだろうな。
    弊デアエドモンはカリオストロを牽制くらいはする。精々足掻いてみせろとか、ボイスでも言ってた気がする。(尚イド前の場合)
    弊デアカリオストロはスキルに引っ張られてエドモンにかまちょしてる。尚、ナイチンゲールに手を出した場合返り討ちにあう。殺菌!

    後、エドモンが身体傷だらけなんで、対比としてカリオストロは超再生も相まって綺麗な身体かヒビだけの身体だと個人的にグッとくる。

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    Replies from the creator

    zawa

    MAIKINGいやあった、書きかけの奴。花吐きパロで、花吐くんじゃ無くてヒビから花が発芽する謎の話。どんどん花が咲き誇って伯爵を彩っていくんだけど、それが全部青い薔薇とか黒い百合とか、造花とか伯爵の心を現すかの様に偽物の花ばっかり咲かせる話。
    マリーオルタに「あら、いい気味ね」とか言われたり、「恋をすると人は美しくなると言うけれど、貴方のそれは悍ましいわね」って煽られる話。
    多分もう書かないので全部言う。
    ※芽生えたものが本物か偽物かなんて誰にも分からない



    ポカンと見詰めたその先に、明らかな異常が鎮座していた。
    自分よりも幾分大きな背丈を見上げた先にあるのはカリオストロの相貌で、その額、ひび割れた亀裂から何かが角のように生えている。それは確かに"芽"の様な何かで、思わず口にした疑問に伯爵は事も無げにさらりと告げた。

    「なに…コレ?」
    「蕾、でしょうかね」

    まるで他人事の様に諦観する男は、自身の顔、ひび割れた溝に指先を滑らせる。赤い瞳から額にまで伸びた大きな溝を辿れば、そこには本来あるはずの無いものが顔を覗かせていた。
    伯爵の言う、花の蕾。何故そんな物が生えているのか、疑問に顔を曇らせるが当の本人も答えを得てはいないのか困りました、と曖昧に微笑むばかりだ。あまりにも素っ気無い回答に、もしかして揶揄われているのかとカリオストロの顔をまじまじと観察する。しかしひび割れたその隙間、細かな溝にさえツタのような物がびっしりと覆っているのを見てしまっては素気無く返す事も出来なかった。
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