Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    POI10550002

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 17

    POI10550002

    ☆quiet follow

    20分で書いたのでクオリティは二の次です。

    Tap to full screen .Repost is prohibited
    💴💴💴💴💴💴❤
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    POI10550002

    DOODLE「蒲団」の終盤がパルが去った後のマイロと少し似ていると思いました。形式はほぼそのままで内容が合うように鑑賞用で変えました。
    蒲団パロマイロ ※カプではありません 想像はご自由に
     マイロはアートリア湖のそばにあったアトリエを思い遣った。パルと別れた後そのままにして置いたそこへ向かった。懐かしさや彼との思い出に浸って偲ぼうと思ったのだ。描きかけのまま放置している絵、色が混ざって混濁と化したパレット、パルが置き忘れたひみつ道具?という奇妙な造形物が依然として元のままで、パルは今までと同じように未来でタイムパトロールとしての仕事をしているのではないかと思われる。マイロは、棚に置かれたオートマチックコーヒーマシンを手に取った。コーヒー豆がまだ残っていた。それを掴んで匂いを嗅いだ。暫くして立ち上がって物置を適当に漁って見た。締めた鶏が何匹か吊るされている其の向こうに、来客用の蒲団と、パルがよく着ていた紫のタパードが服の山の中に重ねられてあった。マイロはそれを引き出した。彼の懐かしい匂いとその温もりとが言いも知らずマイロの胸をときめかした。タパードの布に顔を思い切り押し付けて、心行くばかりの懐かしい彼の匂いを嗅いだ。
    517

    recommended works