新婚若夫婦ごっこ☔️の手術ハウスは賭場の儲けで建てた完全趣味用ハウスで、殆ど手術の為のアレコレしか無いもはや個人医院であり、だから調理器具すら無いと思ってるんだけど。
🦁「えっお前ココ住んでないの?!」
☔️「当たり前だろう、ここは趣味用の別宅だ。若輩勤務医の収入で到底購い得ない規模の家をどう職場に申請するというんだ、家族の持ち家とするには家族側への説明も面倒だし、第一兄家族もよく来るんだぞ? リビングに手術台があったらおかしいだろうが。」
🦁「おかしい自覚はあったのな! えっじゃあ本宅が……?」
☔️「あるぞ。職場にも申請して家族も時折来る方の家。ここより随分こじんまりとしているが……」
🦁「行きたい!!!」
で連れて行ってもらった家が想像だにしないアットホームなかわいい戸建てで、調理器具や本やリネンや生活感のあるものが存在していて、ほわほわしてすーっかり気に入ってしまった🦁さんは、「あなたの家の方が広いのに」と呆れ顔の☔️さんを二人掛けソファに抱き寄せるんるん家族気分をご堪能した。今までは🦁さん宅に帰る日が多かったが、それからは半分くらい、小さな☔️さん宅のダブルベッドできゅうきゅうくっついて眠るようになったのだった。
𝓗𝓪𝓹𝓹𝔂❣️