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    暗黒精霊

    @ankokuseirei

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    暗黒精霊

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    SS「教えて女傭兵」から数ヶ月後。告白を受けた後の次長のワンシーン。
    これらをどうやって一本の話に繋げるかと悩む日々

    パスワードは、ふせったーでつぶやいた次長の恋仲候補の名前。

    #とある男女の軌跡
    #次長

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    暗黒精霊

    DOODLE『とある男女の軌跡』より、男と女と元次長。とあるお話から、男と女と副長。この六人が出られない部屋に閉じ込められたドタバタコラボ。

    まぁ、その実、暗黒精霊の『とある男女の軌跡』はどうせ誰も読みゃせんのだからとpixivに一話だけ見れるようにしてそれ以外は全てマイピク限定。
    コラボ先のお話に関しては、WEB上に存在していないという。
    一応誰でも見れるように限定公開にはせんけど意味は分からんやろな
    出会いし者達 真っ白い壁に囲まれた無機質な部屋に男女二名ずつの四人が倒れている。その中の一人、金髪の男が額を押さえながら体を起こす。頭痛がするのか、それとも眩暈を感じているのか、眉間に刻まれてれている皺を更に深めながら辺りを見まわし、自分の隣で横になっている黒髪の女を視界に捉えた瞬間、抱き上げてその呼吸を確認し安堵のため息を吐く。その呼吸音から異常を感じられなかったからだろう。
     さて、これはどういう場所だと冷静に思考を巡らせる。実はこの男は一度だけこういった部屋に閉じ込められた事がある。その時は今抱いている女との二人だったが。
    「大いなる星の意志……二度も経験するとは……」
     ご大層な名称を使っているが、俗説的な言い方をすれば『出られない部屋』である。閉じ込められた部屋の中で出された条件をクリアすると扉が出現するという、どんなシステムで誰が組み上げたのかも分からない、神隠しとも言える自然災害的な現象とこの男は考えている。
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    DONE企画4本目、加糖さんよりご指名頂いた黒田で、『分け合いっこ』です。豪快さと可愛さの合わせ技、黒田君はいろんなものを何の気なしに分け合ってくれるような気がします。多分他意はないんだ……あるって言って!
     リクエストありがとうございました!
    太陽の共食い 薩摩藩上屋敷は夏真っ盛りだった。縁側をみっしりと埋め、前庭に敷いた筵一面に広がる夏の成果に、黒田清隆は目を疑った。江戸に来てから久しいが、このような異様な光景に出くわすのは初めてである。
    「西瓜……だと?」
    「その通りだ、黒田」
    朋輩たちがわらわらと興味本位で群がる様に呆然としていると、のっそりと大きな影がさした。いついかなる時も沈着冷静な人は誰であろう、大久保利通である。流石に彼ならば事情を知っているに違いない。こちらの困惑を見て取ったのだろう、利通は淡々と続けた。
    「篤姫様が、暑気払いにと御下賜されたのだ。京の都から取り寄せたらしい。……一人一つだ!欲張るでないぞ!」
    「承知しもした!」
    すかさずちょろまかそうとした輩がいたのだろう、利通の一喝ですぐさま場の空気が引き締まる。確かに、薩摩の暑さに比べれば江戸の夏など可愛らしいものだが、暑いには変わりない。西瓜のみずみずしい甘さは極上に感じられるだろう。篤姫も小粋な計らいをしてくれたものだ。
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