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    随(まにま)

    @Manima_mnm

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    随(まにま)

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    ナナミン見返してたら、髪の長さとか違うよなと気づいてそっから衝動で書き殴った。
    ⚠️ちょっと最期の言葉とか捏造を重ねてるので注意

    髪を切るのは失恋と別離のけじめ

    #灰七
    ash7

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    sardine57817

    MAIKING灰七ドロライ用。
    この後特別なときに使おうと思ってときどき練習するんだけど最終的に弔辞を書くっていう鬱展開だったはず。
    プレゼントを貰うということにどうにも自分は不慣れな人間だ。渡すならまだしも、受け取ったらその厚意をどう返せばいいかで頭を悩ましてしまう。備え付けの学習机の抽斗を開け、白い箱を見つめては自然と溜息が洩れる。年齢的にも精神的にも分不相応なそれを持て余し、いまだに箱の中に入ったままであった。
     高専に入学が決まったとき、「入学祝に」と遠くに住む祖父から万年筆が送られてきた。彼の地に足を踏み入れたこともなければ、実際に会ったことすらない肉親というのはどうもピンとこない。年に数回のグリーティングカードのやりとりと金髪碧眼という遺伝子情報だけが彼と自分とをかろうじて繋いでいることを実感する。……そう言えばカードの筆跡は流れるような美しい筆記体だった。

     明くる日の放課後、白い箱を携えて灰原の部屋を訪ねた。
    「もん、とぶらん……く?」
    「モンブランです」
    「あ、ケーキの名前?」
    「いえ、白い山という意味です。アルプス山脈の山の一つ」
    「でもケーキは栗色だよね」
    「それは元々の山の地形を表現していて、白というのは山頂の溶けない雪を表しているんですよ」
    「さすが!七海は博識だね!!」
     このままの調子 711

    sardine57817

    CAN’T MAKE五七ドロライ「囲う」用。
    開始20分でなんか違うなって思ってしまったので供養。
     二〇一八年九月。等級不明呪霊による一連の事件で受けた傷の予後観察のため高専に訪れた七海を医務室で待っていたのは家入ではなく五条だった。目隠しを少し上にずらして、手元のコピー用紙を睨んでいる。
    「家入さんは?」
    「その前に確認したいことがあってね」
     人払いをしてまで話したいことはなんだろうと七海が訝しんでいると、これを見ろと言わんばかりにそれを寄越される。虎杖による事件の報告書だ。特級術師でありながら教鞭にも立つ男はこういった添削の作業も仕事の一環である。
    「これ、何?」
    「例の呪霊の無数の手の領域展開のことですか?」
     任務に関するデータは克明に記録しなければならない。実戦で得た経験は文書として提出し、共有される。呪いとの戦いが始まってからずっと変わらない慣習である。
    「そこじゃない、その後だよ。『七海一級術師は戦闘態勢を解いていた』って何?」

    「窮地に立たされたときの人間の行動としては相応しくなかったのかもしれないですね」
    他人事のように言い放つ彼に憤りを感じた。

    「いっそ僕が何もできないように囲ってやろうか」 469

    獰。。

    MAIKING支部で上げた、パン屋さんに出逢えなかったリーマン七海を拾った五条の七視点
    支部の方を読んでからでないと読みづらい不親切設計なのでよろしければそちらから読んでいただけると嬉しいです
    支部→ https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16539882
    昨今の飼い主は愛情が足りない見慣れない部屋の天井が目に映る。
    ここは…と脳内を巡回するがぼんやりと生温い液体に浸されているようではっきりしない。

    窓を見ると大分高い位置に太陽がいる。
    まずい、寝過ごしたとがばりと体を起こすがそのまま横に倒れ込んでしまった。
    なぜ、どうして、早くしないと、仕事が、と頭の中がこんがらがっていくがふと昨夜のことを思い出した。
    長身に白髪、あの美しい碧眼を包帯で隠した五条悟。

    ということは、ここは五条さんの家か…。
    くそ…と悪態をつきながらゆっくりと辺りを見回す。バカみたいに広いベッドにモノトーンで揃えられたサイドテーブルとチェスト。その上には薬とゼリーと水。
    バッグとスマホが見当たらない。

    ベッドからゆっくりと降りて扉を出る。人様の家を勝手に歩き回るのは申し訳ないが扉を一つずつ開け確認していく。リビングのドアを開けると机の上で探しものを見つけた。
    2749

    ceasarchan_jc

    DONE7/24じゃがバター会場で無配したお話です。

    大病院跡継ぎの御曹司外科医五さん×製薬会社MRの七
    製薬会社のMRは、枕営業あるし、それが有名な製薬会社もあるし、就活中にその情報は入るよ。MRの営業はえぐいよと、仕事絡みで聞いて五七で妄想せずにはいられず勢いで書いた代物です。
    またも枕営業ですが、本にした「七海が枕営業する話」とはまったく別のお話となります。
    「転ばぬ先の」MRとは医療関係者へ営業をする、製薬会社などの者だ。
     大学は、国立の薬学部に入学した。薬剤師の国家資格も無事に取得し、さて卒業後はどうしようか。
     薬剤師の資格を取得しているのだから、薬剤師として働くのも良い。だが、薬剤師は今の時代には、あまり先行きが明るくいとは言えない。医療業界もAI化が進み、いずれ薬剤師は不要になるだろうと、そう言われてもいる。今ですら、働き口にあぶれている薬剤師は多い。
     なるべく早くに稼げるだけ稼いで、出来れば三十代で引退し、物価の安い国で悠々自適に暮らしたい。それならやはり、薬剤師より営業だ。MRだろう。
     外資系の製薬会社のMRなら、成績トップを取れば特別ボーナスが海外旅行という話も聞く。MRの営業はお金も掛かるが、リターンも大きい。上手くすれば、念願の早期リタイアも早々に叶うだろう。
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