桃本まゆこ☆quiet followDONE温泉旅館に行く沢深④です。これで完結です。書けた~!!!めっちゃハピエンです。pixivにもまとめましたので、一気に読みたい方はぜひどうぞ。パス成人済?(y/n) Age verification Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow 桃本まゆこPROGRESS2/9ピョンまに新刊の進捗です。オメガバース 。カプ混在。松深、沢深、河深要素あります。サンプルはほぼ河田のターン。倫理観薄め、あんまり明るい話じゃないです。お好きな方だけご覧ください!続◯△⬜︎「これあげます」 深津の手のひらに乗せられたのは白いアヒルのマスコットだった。目の前に立つ沢北はその小さな白い塊に視線を落としたまま、いつもよりずっとしおらしい顔で小さく笑っている。 「俺だと思ってください……っていうのもなんか変か」 だってこれ深津さんだし、と、まるで当然のように沢北は呟いた。沢北は明日、ここからいなくなる。期待と不安と、それらが綯い交ぜになった興奮と高揚に頬を赤らめ、光り輝く目をして未来を見ている。 「深津さんに似てるって思って買ったから、こいつは俺っていうか深津さんの分身みたいなもんかな?」 春に芽吹く若葉のような眩しさで、目の前の少年は晴れやかに笑っている。深津はまばゆいものを見るように目を眇めた。 9959 桃本まゆこDONE沢深webオンリーで前半のみ公開していた小説の続きです。一旦こちらで完結です。読んでくださりありがとうございます!The way back home 後編3. 「深津さん、俺のこと今でも好きですか」 低い声で沢北が囁く。途端に、背筋に電流が走ったような気がした。そんな分かり切った問いを、一生お前には伝えるつもりのなかった答えを、今更暴こうとしないでくれ。言うべき言葉が見つからず、俺は口を閉じた。目を逸らして俯いた俺の横顔に痛いくらいの視線が刺さる。 あの日の出来事なんてとっくに忘れられているだろうと思っていたのに。お前は遠く離れた場所で、俺よりもずっと広い世界で過ごしているのだからもう俺のことなど記憶の片隅にもいないだろうと、そう思っていたのに。俺を見る沢北の目を見たら気付いてしまった。沢北も俺と同じようにあのキスを忘れていないことに。今更になってどうしてあの出来事を持ち出すんだ。ただの思い出だと、若気の至りだと忘れてしまえばいいのに。これまでの十年そうだったように、きっとこれから先また俺たちは遠く離れていくのだから。時間も、距離も、立場も、何もかも遠くに。 5828 桃本まゆこDONE沢深webオンリー『さわぐ心をふかく射止めて』展示作品です。以前の壁打ち「思い出が欲しい深津」のネタを小説にしました。高校時代は始まらなかった沢深が十年後に急接近する大人沢深です。後半は書き終えたらアップします。それにしても天才のイベントタイトルですね!開催ありがとうございます!The Way Back Home(前編)1. さっき貰ったばかりの色紙を潰れないように一番上に入れて、ボストンバッグのファスナーを閉める。ほとんど余白がないくらいびっしり埋まった寄せ書きを思い出すとまた涙が出そうになるけど、泣いてばかりはいられない。ずっと狭いと思っていた二人一組のこの部屋は、一人分の荷物がなくなると随分ガランとして見えた。俺は明日、この寮を出る。コンコンとドアを叩く音がして、俺は慌てて両目を拭った。 「沢北、いるピョン?」 「はい、どうぞ」 ドアの外から聞こえてくるのは予想通りの声。俺は少し緊張しながらドアを開けた。 「……お前ひとりピョン?」 「ッス。佐藤は別の部屋行ってます」 一歩中に入ってきた深津さんが部屋の中に視線を走らせて訊ねた。食堂で見送りの会を開いてもらったあと、最後に二人で話したいことがあるから時間をくれ、と言ったのは深津さんの方からだった。まさかこの期に及んで説教ではないと思うけど、二人きりで話したい内容の心当たりがなかったから、同室の奴には今だけ出て行ってもらった。 13354 桃本まゆこDONE友人にプレゼントするために書いた三×流の小説です。全年齢ですがちょっとだけ台詞にハートがついています。 1979 桃本まゆこTRAINING沢深だけど沢が影も形も出てきません。深に片思いするモブ女の一人語り。苦手な方はごめんなさい。モブの名前は山内恵令奈ちゃん。ほんとに何となく付けただけですので、もし同姓同名の方がいらっしゃってこの名前は嫌だ!とかあったら教えてください。すぐ変えます!金木犀/ひとりよがりの恋金木犀/ひとりよがりの恋 私の好きな人は、ちょっと変わっている。マイペースで、いつもぼーっとしてて、無表情で、口を開けばピョンピョン言っている。バスケ部の特待生で、高校の頃は全国で一番バスケが強い学校のキャプテンだったらしい。 背が高くて、いつも変な寝癖がついてて、手のひらが大きくて、いつもスエットやジャージ姿で全然おしゃれじゃなくって、優しくて、笑顔が可愛い。私の好きな人。 「深津くん、おはよー」 「山内さん。おはようピョン」 「あはは! おはようピョン~」 教室の隅にいる深津くんに駆け寄って、一つ離れた隣の席に腰を下ろした。月曜一限の授業なんて真面目に来ている学生はほとんどいない。教室の座席はガラガラだ。平日は毎日バスケ部の朝練があるらしく、深津くんは一限の授業も余裕なのだという。私はなんとか深津くんと同じ授業を取るのに必死で早起きしているっていうのに。 6030 桃本まゆこDONEモブ視点沢深です。元山王モブ部員とその彼女のお話。モブ女子ちゃんの名前はうぇぼで募集しました。メッセージをくださった方ありがとうございました!ハッピー・ハッピー・ウェディング「けいすけ、ごはん」 「ん~? あ~」 「あ~、じゃなくってさあ、ご飯できたってば」 私はちょっとうんざりした気分でお皿に盛り付けたカレーとサラダをローテーブルに置いた。同棲中の彼氏は冷蔵庫から自分のぶんのビールだけを取り出すと、のそのそとテーブルの前に座りいただきますも言わずにカレーにスプーンを突っ込む。その間も決してスマホを離そうとしないし、視線はずっとゲームの中だ。彼女の手料理より大事なゲームって何? 付き合い始めたときはこんなんじゃなかったのに。 「……いただきまーす」 ぽつりと呟き、相変わらずスマホをいじりながら無言でカレーを食べている彼氏の隣に腰を下ろして私もスプーンを口に運んだ。テレビでは夜のニュースが流れている。あと少しでいつも見ているバラエティの時間だ。スマホに夢中の彼氏とは会話もない。つまらない気分でぼんやりと画面を眺めていると、急にとんでもないニュースが目に飛び込んできた。 5304 recommended works いればすいDONEピッコロさんにドレス着せたかっただけマンガ 4 zhao_liDOODLElight kissread right to left (右<左) 0stoneAgeDOODLE우성명헌 沢深연하버릇을잘못들임...18↑? (y/n) 2 mmmmmeltd1MOURNING #沢深ワンドロライ 「おまじない」+200minくらいDom/Subユニバース(副作用など模造あり)フカがモブに無理矢理コマンドを使われる描写あります。何でも許せる方のみご覧下さい。 11971 桃本まゆこMAIKING温泉旅館に行く大人の沢深。やることやってるのにまだ付き合ってない二人。前半のふかち視点パートだけ終わった!このあとさ~きた視点に切り替わる予定です。前半だけ読むとちょっと切ない感じかもしれない。後半も書けたらまた投稿します。パス⇒18歳以上ですか?(y/n) 7512 MOQI777DOODLE成右合集2 10 桃本まゆこDONE沢深ワンドロライ お題「嫉妬」。ハピエンです!シーブリーズ知ってますか?これを書くのに公式サイトを見てみたら私の知っているシーブリーズはもう生産終了していました。時代の変化…。キャップの交換が流行ったのは2012~2014年頃?だそうです。沢深ワンドロライ【嫉妬】「—―あ」 部室で『それ』を目にした時、馬鹿みたいに心臓が跳ねた。 青いボトルにオレンジ色のキャップ。誰かと交換したことが一目でわかるシーブリーズのボトルが、朝練を終えた沢北のロッカーの中にあった。 「深津さん? どうしたんすか?」 タオルで汗を拭った沢北が、中途半端にTシャツを脱ぎかけて止まった俺に不思議そうに声をかける。何とも言えずぼんやりしていると、数秒遅れて俺の視線に気づいた沢北が「アッ」と大きな声を上げた。 「あの、これは……、何でもないです!」 慌ててそれを引っ掴んで鞄に放り込むと、沢北はそのままの勢いで部室から飛び出して行った。もうすぐ始業のベルが鳴る。俺は目に焼き付いたブルーとオレンジの残像を思い浮かべながら、のろのろと自分のロッカーの扉を閉めた。 6458 a_ya_a_y_aDOODLEただむらむらした沢深がいちゃいちゃするだけの話 12 eyeaifukamakiPROGRESS愛をみつける②と③の間のケイsideタイトルたまに見つけるになってる“みつける”が正解ですケイ君も深津さん大好きだけど、さぁきたや、ノアにはまだまだ魅力が及ばない、という感じで書いてます。これも誤字脱字確認用大好きな人がアメリカに来る。その通訳に俺が任命された。爺ちゃんから頼まれて、断る理由はなかった。ずっと憧れてた人。俺の高校時代にバスケで有名な山王工高のキャプテンだった一つ上の深津一成さん。バスケ好きの爺ちゃんのお陰で、俺も漏れなくバスケが好きだ。うちの爺ちゃんは、NBAの凄いプレーを見るよりは日本の高校生が切磋琢磨して頑張る姿が好きらしい。俺は爺ちゃんの娘である俺の母親とアメリカ人の父親の間にできた子だから、基本的にはアメリカに住んでるけど、爺ちゃんの影響と俺自身バスケをやってる事もあって、日本の高校生のプレーを見るのは好きだった。その中でも唯一、プレーは勿論、見た目もドストライクな人がいた。それが深津さんだ。俺はゲイかというとそうではない。好きな子はずっと女の子だった。深津さんは好きという言葉で表現していいのか分からない。最初から手の届かない人で、雲の上の存在。アイドルとかスーパースターを好きになるのと同じ。ファンや推しみたいな、そういう漠然とした感じの好きだった。会えるなんて思ってなかったし、せいぜい試合を見に行って出待ちして、姿が見れたら超ラッキー。話しかけて手を振ってくれたら大喜び。サインをもらえたら昇天するくらいの存在だ。深津さんを初めて見た時は、プレーじゃなく深津さん自身に惹かれた、目を奪われた、釘付けになった。どの言葉もしっくりくるし、当て嵌まる。それからはもう、虜だ。爺ちゃんもどうやらタイプは同じらしい。高校を卒業しても追いかけて、深津さんが大学に入ってすぐに、卒業したらうちの実業団にと既に声をかけていた。気に入ったら行動が早い。条件もあるが良い選手は早い者勝ちだ。アプローチするのは当然。その甲斐あってか、深津さんは爺ちゃんの会社を選んでくれた。深津さんのプレーを間近で見れるようになった俺は、もっと深津さんに心酔していった。一つ上なのになぜかすごく色気があって、でもどこかほっとけない雰囲気も醸し出していて、それがまた堪らない。深津さんのアメリカ行きの話が出て通訳を任された時は、そんなに長くない人生だけど、生きてきて一番喜んだ瞬間だった。こんな事があるなんて。爺ちゃんがお偉いさんでよかった。爺ちゃんの孫でよかった。俺は深津さんとは面識がない。ただ俺が一方的に心酔してるだけ。だから、深津さんの語尾がピョンというのも爺ちゃんから聞いた。深津さんは高校の時 3288