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    #雑伊

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    そらお

    DONE #雑伊版深夜のワンドロライ
    お題「ハロウィン」
    オチが行方不明。かっこいい雑渡さんはいません。
    猫耳しっぽの伊作くんがいます。名前のないモブ忍が出ます。
    ワンライ、遅刻はするわ時間超過はするわでなにひとつ成長できていないのですが、とりあえずお題を頂いて頑張って書こう!というモチベーションになっています。
    いつもありがとうございます。チャレンジできてうれしかったです。
    「ハロウィン」そらお@masakanootiran「なんでこうなっちゃったんだよ~」

     伊作は頭を抱えて部屋の隅にうずくまっている。
    「なんでって、君が突然こんなところまでやってくるからだよ」
    「雑渡さん~」
    「辛いならやめてもいいけど、任務どうするんだい」
    「だって――まさか、こんなことするなんて思わなかったんですよ~」
    「大丈夫。よく似合ってるよ」
    「なんの慰めにもなってません!」
    「言っておくけど、今回わたしはなにもしていないからね」
    「分かってます~~!」
     うずくまったまま嘆く伊作を横目に、雑渡は雑炊の入った竹筒を軽く振って、ここに伊作を連れくるまでを思い返した。

     
     忍術学園の六年である善法寺伊作がうずくまっているこの場所は、タソガレドキ領内の一角にあるタソガレドキ忍軍の拠点のひとつである。
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    さかえ

    TRAININGめっちゃ暗い上にこれだけ長くなってしまった・・・。
    山さんと雑さん、もしくは殿と雑さん、雑父と雑さんの話。
    雑父と山さんの関係をねつぞうしていますのでご注意ください。
    次からようやく伊くんが出てきます。
    いずれ雑伊になる話 その2三 陣内と私
    「山本陣内、入ります」
     諾と返すと襖がすっと開かれた。途端に目を見張る陣内を、雑渡はにやりと笑って迎える。生来、人をからかうのが好きな質の雑渡の餌食になるのは、昔からだいたいこの男だ。父の側近で、幼いころから何かと顔を合わすことが多かった陣内は、その面倒見のよさから雑渡の冗談によく付き合ってくれた。だから今もまた陣内は慣れた様子で溜息だけを一つつくと、苦虫を噛み潰したような顔で応ずる。
    「寝たままでよろしいとお達しをいただいておりますのに」
    「そうもいかないだろうよ」
     何せ、この城の殿さまがこちらへおわすのだからね。
     雑渡の言葉に陣内も思うところがあったか、それ以上追求されることはなかった。ただ、すっかりと片付き、畳が一枚用意された室内を見て小さく溜息を繰り返すばかりだ。雑渡も陣内も長い付き合いだから、お互いの考えはよく分かっている。陣内からすればもう少しこの部屋に雑渡を縛り付けておきたかったのだろう。この男はどうにも心配性で、雑渡が小さなけがを負うことすら内心嫌がっている節がある。だからこそ、そうも言ってはいられないという雑渡の考えを、きっと陣内もよく理解しているはずだ。
    6674

    60_chu

    DOODLE過去作

    カヅヒロ
    シンデレラは12センチのナイキを履いて まるで二人にだけピストルの音が聞こえたみたいに、まるきり同じタイミングでカヅキとヒロは青信号が点滅し始めたスクランブル交差点に向かって走っていった。二人はガードレールを飛び越えてあっという間に人ごみに消えていく。さっき撮り終わった映像のラッシュを見ていた僕は一瞬何が起こったかわからなくてたじろいだ。
    「速水くん達どうしちゃったのかな?」
     僕の隣で一緒にラッシュを確かめていた監督もさっぱりだという風に頭を振って尋ねてくる。
    「シンデレラに靴を返しに行ったんですよ。ほら」
    はじめは何がなんだかわからなかったけれど、僕はすぐに二人が何をしに行ったのか理解した。
     赤信号に変わった後の大通りにはさっきまであった人ごみが嘘のように誰もおらず、車だけがひっきりなしに行き交っている。車の向こう側から切れ切れに見える二人はベビーカーと若い夫婦を囲んで楽しそうに話していた。ぺこぺこと頭を下げて恐縮しきっている夫婦を宥めるようにヒロが手を振った。その右手には赤いスニーカーが握られている。手のひらにすっぽりと収まるぐらい小さなサイズだ。カヅキがヒロの背を軽く押す。ヒロは照れたように微笑んで肩をすくめるとベビーカーの前に跪いた。赤ちゃんは落とした靴にぴったりの小さな足をばたつかせる。ヒロはその左足をうやうやしく包んで爪先からスニーカーを履かせていく。
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