mizuo_315☆quiet followDOODLE先月のBコレSUMMERで公開した作品のおまけです。基本あいかねがヤってるだけ。書きたいところだけ書いたのでまとまりがない。 Age verification Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow mizuo_315DONE高校を卒業した健十と、一学年差を実感する剛士の話。CP要素は匂わせ程度ですが、あいかね思考の人間が書いています。やや健十←剛士っぽいかも?「寂しい」なんて思わないけど ブレイブ・エンタテインメントの事務所が入るビル、一階に向かうエレベーターの中。現在の時刻は午後十時三分。剛士は小さく舌打ちをした。 『あぁ、もうこんな時間か。タクシー呼ぶから、剛士は先帰れ』 事務所内の会議室で行われていた、今後の仕事についての打合せは、修二の一言で一旦終了となった。 そのこと自体は、別に構わない。ブレイブ・エンタテインメントは、労働基準法遵守の、きちんとした会社だ。今までだって、午後十時になれば、帰宅命令が出ていた。 剛士を苛立たせているのは、健十だけが、その場に残るよう言われたことだった。この間高校を卒業した健十は、晴れて社会人となり、深夜の仕事にも制限が無くなった。つい先日までは剛士と同じ立場だったのに、急に健十だけが大人扱いされるのは、頭ではわかっていてもどうにも面白くない。 1587 mizuo_315DOODLE先月のBコレSUMMERで公開した作品のおまけです。基本あいかねがヤってるだけ。書きたいところだけ書いたのでまとまりがない。 2263 mizuo_315DONEBコレ展示作のあいかね小話です。Bad choice 健十が左手をそっと添えると、剛士は少しだけ頬を寄せてくれた、気がする。瞳を覗き込んで、視線でこの先の伺いをたてる。ぱち、とひとつ瞬きをしてから、剛士は静かに目を閉じた。 触れるだけのキスを繰り返しながら、空いている右手を、剛士のシャツのボタンにかける。首元のそれは思ったよりもきつくて、外そうとする健十の爪が当たる度に、カチ、と固い音が鳴った。 「ふ、」 突然、剛士がくすくすと笑い出す。 「……なに?」 せっかくのいい雰囲気を壊されて、むっとしたように健十は言った。 「いや、やっぱ不器用だなと思って」 「っ!」 細かいことが苦手な自覚はあるが、何も今、この場面で指摘しなくたっていいのに。愉快そうに笑みを浮かべる剛士とは裏腹に、健十の機嫌は急降下だ。思い通りに動いてくれない指先が恨めしい。 887 mizuo_315DOODLE【BwM0226】以前Twitterに上げたごうちんの小話。腐要素は無いはず。あさのそら 夢中になっていた作業にひと段落ついて、ふとパソコンから顔を上げる。広いリビングの、剛士の座っている場所とは反対側。電気のついていない薄暗いスペースに、カーテンの隙間から明るい光が差し込んでいた。 「やべ、もうこんな時間か……」 画面右下の表示を確かめれば、間もなく日が昇るような時刻だ。 昨夜は三人で、ライブに向けて曲の編集やアレンジについて話し合いをしていた。健十と悠太は、日付が変わる頃にそれぞれ自室へと戻っていったが、剛士は一人残って作業をしていたのだ。もう少し、あとこれだけ、と思いながら浮かんでくるアイデアを形にしていたら、いつの間にか朝になっていたらしい。 立ち上がってぐっと伸びをすると、あちこちの関節から音が鳴る。何時間もほぼ同じ姿勢で座っていたせいで、身体が固まりきっていた。 960 mizuo_315DOODLE【BwM0226】Twitter再録のバレンタインあいかね小話。全年齢向け。V.D 風呂から出てリビングに戻ってみると、ソファには水色頭。そしてテーブルの上には水色の袋が乗っていた。 「ただいま」 「おう」 冷蔵庫からペットボトルの水を取り出して、愛染の反対側に座る。風呂上がりの身体は水分を欲していて、一気に半分ほどを飲み干してしまった。 ふーっ、と息を吐いたオレに、愛染は「オジサンみたいだよ」なんて言いやがった。うるせぇ、お前の方がオレより一つオジサンだろうが。そう思って軽く睨んでやったけれど、愛染は妙に機嫌が良さそうにニコニコしている。気持ち悪いヤツだなおい。 「はいこれ、剛士の分」 怪訝な顔のオレにはお構いなしに、愛染はテーブル上の袋をこっちへと押しやってくる。誕生日でもないのに、一体何だというのか。さっぱり意図が分からない。 1187