嫁の居ぬ間に(ショッピングセンターでデートしてたらバッタリ出会ったケイサラと瀬戸壬生。
サと壬が盛り上がった結果一緒に服見ることになったので、服屋の向かいのスタバ的な店で待ってることにしたケと瀬)
瀬「うら若き乙女が2人で楽しそうにしちゃって…いいねぇ、眼福、眼福。」
ケ「そういえばさー…ちょっと気になってたことがあるんだけどー。」
瀬「ん?なんだい?」
ケ「あー、いや、ね…未央ちゃん、普段胴衣姿だけど…袴が赤ってことは、エロいことするときは巫女さんプレイしてる気分になったり…するのかい?」
瀬「ああ、そりゃあもう、壬生屋自身が初心で恥ずかしがりやなのもあって、綺麗なものに触れさせて貰う有り難さと神に使える巫女さんを汚すような背徳心が何とも言えんねぇ。
脱がすときも、腰の結び目解けばいいだけだから楽だし。」
ケ「ああ、洋服とは違う良さがありそうだねー…いいねー。
下着は?サラシだったりするの?」
瀬「普段は普通のブラジャーなんだが、稽古中はサラシみたいだぞ。
ブラ紐が落ちるのが気になるらしい。」
ケ「外すの大変じゃない?サラシって。」
瀬「んー、確かに何重にも巻いてあるから全部外すのはなかなか骨が折れる…が、キツく巻かれてたものが緩んでくところを見るのは、なかなかいいもんだぞ。」
ケ「いいじゃん、それ。サラちゃんにも是非やってもらいたいねー。
出来れば袴は赤がいいんだけど、紺しか持ってないんだよね…残念。」
瀬「ん?あの2人、今度、壬生屋のとこの道場で一緒に稽古するらしいぞ?
ついでに胴衣も一緒に見に行くって、」
ケ「何それ、聞いてないんだけど?」
瀬「え…?…ああ、まだ具体的にいつにするかは決まってないとか言ってたから、それでじゃないか?」
ケ「ああ…なら、仕方がないか…。」
瀬「ははは!“赤いの履いてるところ見てみたい”って言えば、赤い袴選んでくれるかもしれんぞ。
…そういえば、俺も気になってたんだが。」
ケ「サラちゃんの?何が?」
瀬「いや、あんなに短いスカートだと、見えちまうんじゃないのかねーと思ってな。」
ケ「あーうん、見えるねー。
地面に落ちたものを拾うときとか、走ってるときとか。
目の保養になるからありがたいんだけど、風が強い日になると、オレ以外のヤローにも見られるんじゃないかって、気が気じゃないんだよねー。
かといって、短パン穿かれたらオレが楽しくないし…。
…押し倒したとき、中身見えてるのに気付かないでコッチ見上げてるところ、かなり唆るんだよねー。」
瀬「ほー…それはそれは。うちの壬生屋はそんな短いの履かないから、羨ましい限りで。
パンチラどころか、脚線美すらもなかなか拝ませてくれないんだよなぁ。」
ケ「洋装はしないの?綺麗な子だし、似合うと思うんだけどなー。」
瀬「着ないことはないが、丈の長いのしかないな…ワンピースとか。」
ケ「まぁ…あの子はそう、だろうねー…あっ!」
瀬「ん?」
ケ「サラちゃん、未央ちゃんにミニスカート勧めてるみたいだよー。」
瀬「なにぃ!?頑張れ!サラお嬢さん!!」
ケ「おー、試着しに行くみたいだよー?」
瀬「マジか!見に行かないと!」
ケ「ククク…気付いて教えてあげたんだから、サラちゃんが赤い袴選ぶように、さりげなく未央ちゃんに頼んで貰えると嬉しいなー。」
瀬「ああ、勿論だ!いけそうなら、サラシの巻き方を教えるように伝えとく!」
ケ「いいねー、ソレ!期待しとくよー。」
(そして席を立ち、野郎2人は服屋へ行った。)
終わり