ケイサラ140文字シリーズ第5弾お題:「今の、もう1回言って欲しい。」
「ケイジさん!しっかりしてください!」
うん、わかってる。
「大丈夫、私がついてます!」
うん、ありがとねー。
「私が大好きなケイジさんがこんな所で負けるはずがありません!」
・・・そうかな?
でもそう言ってくれたのは嬉しいよ。
だから今のもう1回言って?
そしたらオレ、まだ戦えるから。
※ケイジさんバージョン
お題: 「今の、もう1回言って欲しい。」
「サラちゃんは可愛いからねー。」
それは何度も聞きました。
「こんなにしっかりした子、他にいないよー。」
それはありがとうございます。
「おまわりさんにはもったいないねー。」
・・・そんなことが聞きたいんじゃありません。
「でも・・・好きだよ。
どうしようもないくらいに。」
・・・それです。
今の、もう1回言って欲しい・・・。
やっと貴方の本音が聞けたから。
※サラちゃんバージョン
お題:「チョコとかパフェとか、愛とか」
チョコとかパフェとか、女の子って甘くてすぐ溶けるもの好きだよねー。
オレみたいなガッツリして歯応えがあるものが好きな男にはわからないよ。
でも、だからかな。
君とのキスが甘いのは。
え?オレのキスに愛が入ってるからだって?
そうかー、じゃあ君が好きなものの中に、“オレの愛”もプラスだねー。
お題:「1+1=1」
「1+1=2」っていいますけど、アレって私達には合わない気がします。
え?何でって?
だってこうやって抱きしめあってると、2人なのに1つの存在になったみたいじゃないですか。
それに傷を負った私達は2人で支え合わないと立てないから・・・。
だから私達は「1+1=1」でちょうどいいんですよ。
お題:「お預けなんて」
「ねぇ、まだー?」
「もうちょっとです。」
寝る前に髪を梳かしてスキンケア。
それが君の毎晩の習慣。
いつも綺麗でいようって、オレのためにってわかってるけど、流石に待てが長いんじゃない?
お預けなんてツラすぎるよ。
そう思ってたら君がベッドに入ってきて、
「よしよし、よく待てましたね。」って・・・。
オレは犬じゃないよー。
お題:「Be mine forever」
貴方が差し出してくれたものを見て涙が溢れた。
もちろんそれは悲しいからじゃない。
不思議ですね、未来を縛るという意味では同じなのにあのとき首にしてたものとは全然違う。
・・・さぁ、私の左手の薬指にはめてください。
貴方が永遠に私のものであるという貴方の名前が入ったその証を。
※ Be mine forever=永遠に私のものである
第6弾に続く!