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    舌根沈下

    @please_kick_ass

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    舌根沈下

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    プトオクカスタムが開催されます。
    ですがどうやらそれが謎めいた仕掛けがあるようで……?

    #プトオク
    ptochu

    二人しかいない世界で (カスタム開催のおしらせ)「へー。デュオのミニゲームか」

    シップのラウンジにくつろぐオクタンが、モニターに映るプロモーション動画を見ている。

    普段デュオで出撃することはあまりない。しかしたまにクリプトと連携の確認や練習を兼ねてデュオで出撃することはあったし、試合を重ねるにつれて二人の特徴は噛み合っていると互いが実感していた。

    「まいっか」

    他にもさまざまな大会や特殊ルールのミニカスタム、スポンサーのつくもの付かないもの…レジェンドはそれらから好きなものにエントリー出来る。

    目立ちたがりのオクタンは、規模の大きなトリオの大会に出たがった。
    オクタビオシルバが参戦するとなれば自動的にシルバ製薬も大々的にスポンサーになる。すると賞金や視聴者もついてくるといった具合だ。

    このデュオマッチの優勝者は、なんでも欲しいものがひとつ手に入るという。

    「欲しいものがなんでも?それってどんな意味だ!?欲しいもの……」

    何故かオクタンはふと頭に浮かんだ何かを掻き消すようにして、ソワソワとしていた。

    オクタンの声を聞いたクリプトは、デスクの端末に向かったまま、キーを叩いていた。

    ─────────────

    それからしばらく経ったある日。
    ドロップシップへ入ったオクタンはおどろいた。

    「さーて今日の相手はどいつだ〜……あれ?」

    そこにはパラパラと人影はあった。あったのだが……たくさんの、クリプトとオクタンばかりであった。

    もちろん試合で複数のアバターがいたり、戦う事はあった。しかしドロップシップでこう何人も同じアバターが顔を合わせるというのは初めてのことだ。

    「なんだコレ……」

    「オクタビオ」

    「あんた、片割れか」

    「?ああ……お前の相手は俺しかいない。ずっと」

    よくわからない意味深なことを言って、クリプトはオクタンを引き寄せた。いつもより大胆な態度のクリプトに、オクタンは少し面喰らった。
    だがそれもそのはずである。
     目の前には、黒いスーツに身を纏い短く刈り上げたクリプトと、揃えのように黒と赤のダークトーンなスーツに銀髪を撫でつけたオクタンが今にも触れ合うほどに唇を寄せて囁きあっているし、向こうのほうでは派手なサイバーカラーで揃えたクリプトとオクタンが何か言い合っている。
    かと思えば眼鏡にネクタイのクリプトは、少年のようなキャップと短パンのオクタンに馬乗りされて遊ばれている。

    あらゆる装備の二人が組みになっている様子は異様で壮観だ。

    ゲーム内アバターでなく、実体として自分以外の自分達が目の前にいる……そんな奇妙な事態なのに、何故か恐怖感や動揺はなく、オクタンはむしろ面白がっている。

    「すげーことになってるな」

    「ああ……バグだろうか。何にせよ、ピック出来るのはそれぞれ一種だ。共に出よう」

    「勿論だぜ。流石に一人では火力で不利だしな」

    「息の合った処を見せつけないとな」

    「!そうだな。俺たちが最強だって知らしめてやる」

    「フッ。その意気だ」

    どういうわけか、プトオクしかいないデュオカスタムが、開催される。


    ─────────

    この状況はクリプトが作ったVR空間であることに、オクタンは気づいていない。
    そこには二人きり、クリプトのプライベート空間で見させらている“イメージトレーニング”。

    鎮静剤を注射され、VRヘッドセットが備え付けられた特製のベッドへ二人並び、架空の試合へとダイブした。

    全ては、『オクタンの欲しいものが知りたい』だけの為に作られた、素直ではないクリプトによる壮大な仕掛けによるカスタム。

    ──────────

    rule

    最強!と思えるクリプトとオクタンのスキン組み合わせを考えて、二人1組でエントリーしてください。(ソロ・トリオ参加は不可)

    参加人数によって規模は異なりますが、どれも真剣な試合形式です。

    参加エントリーにSSやイラストを制作していただき、当日ネットプリントして企画を盛り上げていきましょう

    この企画に派生する創作はご自由に、むしろしていただけるととてもハッピーです。
    是非#企画名タグをつけてシェアしてください!
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    _BeHa_

    DONE雇プト×オク
    裏ではテロリスト組織のシルバ製薬妄想。悪いオクタビオのアースです。
    面接に行った雇われの話の続きです。

    エロ無しキス有り
    ※何でも許せる方向け
    「ここがアンタの住処か。悪くねえな」


     廃車のスクラップ工場付近にポツンとあるトレーラーハウスが俺の現在の家だ。普通の住宅に比べれば小さいが、中に入れば一般的な住居とほぼ変わらない。勿論、外観は洒落た綺麗なものではなく内装にも拘っていないせいで無骨だが、誰かを招く予定もリフォームする気も一切無かった。
     キッチンにトイレにバスルーム。空調も完備していて不便もない。冷蔵庫やレンジなど家電製品も充実し、通常の生活を送るのに全く問題は無く、狭ささえ目を瞑れば快適と言える。ベッドもソファーもあり贅沢なくらいだ。

     彼の言葉が皮肉なのかお世辞なのかは分からないが、オクタビオは朝早くから金持ちにとってはスクラップ紛いに見えそうな俺の住居にやって来た。
     早朝からの来客に眠気まなこを擦りモニターを確認すると、そこに映り込んだ鮮やかなライムグリーンに急速に目が冴え脳が起動した。サングラスにマスク姿の雇い主に驚き携帯端末で予定を確認するが、今日までは完全にオフで間違いはない。
     今日まで、と言うのは、あのイカレた面接に合格した日。流れと勢いに身を任せて、雇い主と高級レストランのテーブルの上でセック 3196

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