Recent Search

    糸宮 キョロ

    ボツにしたものやpixivに投稿するほどでもない短編ものなどを供養する場になると思われる。所謂ごみ捨て場。

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 10

    糸宮 キョロ

    DONE一応pixivに上げてる「%」の世界線ではある。故に全てが狂ってる。名前がワリオとワルイージなだけ。ぬるい性描写とがっつり飲酒描写(飲んでるのはワルイージだけ)あとは安定のキャラ崩壊・口調崩壊・世界観崩壊。海よりも深い懐をお持ちの方のみ読んでください。これを読んで気分を害しても私は一切の責任を負いかねるので。
    「テキーラなんてさ、度数が高いばっかだと思ってたけど………こういうのはいいよな。」
    ベッドの縁に腰掛け、屈託のない笑顔でショットグラスを傾けるワルイージ。40mlの琥珀色が重力のままに薄い唇の間に流れ込んでいくその様をベッドに横たわって眺める奇妙な時間が静かに流れる。暇だ。
    「ん、甘い。」
    沈黙と退屈に耐えかね大あくびをする自分を他所にそんな感想を呟いているが、正直自分には分からない。果物のような香りがするとか蜂蜜に似た甘みがあるとか言われて飲んでみたものの度数の強い酒特有のアルコール臭さと喉が焼けるような感覚にギブしたことが何度もある。味なんて、剰えその中に隠れた甘みなんて感じることすら叶わない。そもそも甘みなど存在するのだろうか、ワルイージがデタラメを言っているのではと思えてくる。
    3310

    糸宮 キョロ

    DONEワルワリ。正確に言うと私の性癖を詰め込んだワルワリもどきの短編。こういう何が言いたいのか分かんないような仄暗い小説が好き(書けるとは言ってない)

    pixivに投げたワルワリと同じ世界線で書いてるけど本編とは全くの無関係なのでこっちにポイ。本編続きは待ってて(待ってる人いる?忘れられてるんじゃね?)


    あ、そうそう。新郎新婦の立ち位置は新郎が右で新婦が左なんですってね。これ書く時に初めて知った。
    分かたれた蝶はまた出会う。テーブルに置かれた、様々な種類の紫が詰まった小瓶。
    明度や彩度はそれぞれ違い、ラメ入りのものもあれば、パステルカラーのマットなものもある。
    こんなにたくさんの種類があると、マニキュアに興味はなくとも壮観だ。魔女の妙薬を想像させる。
    「気にいったか?」
    突然視界の先に細く節くれだった長い指が現れ、小瓶を一つつまんだ。
    親指と人差し指の間で不安定にゆらゆら揺れる小瓶には、一番スタンダードな、紫といえばこれといった色をした液体が詰まっている。
    いやらしい感じにテカテカ光って、ワルイージの趣味の少し暗めの暖色照明の光をゆるく跳ね返している。
    まぁでも、答えとしては………
    「どうでもいいな。」
    「お前らしいよ。」
    言うと思った、と言いながらことりと小瓶を机に戻す。
    3463

    糸宮 キョロ

    MOURNING大分前に呟いた関西弁マリルイ。あの後書いたやつなんだけどpixivにあげるほどでもないからな〜、どうしようかな〜と悩んだ結果ここにポイすることにしました。関西弁って括りにしてるけど、私はどちらかというと播州弁を喋るので大阪とかと比べると若干違うかも。その点はあしからず。(あとポイピクの利用は初めてなんでなんかおかしかったらごめんなさい)
    〜標準語〜
    洗濯機の前で仁王立ちするルイージとその足元に正座するマリオ。
    「ねぇ、兄さん。」
    「はい………」
    「どうして僕が怒ってるか分かるよね?」
    「はい………」
    「これ、どういうつもりなの?」
    その言葉の後、マリオの前に突きつけられた緑と白のトランクスと赤い帽子。
    トランクスの方は赤い模様が斑についている。
    どうやら一緒に洗って色移りしたらしい。
    「これさぁ、最近おろしたばっかりなんだけど。どこかの誰かさんのせいでこんなになっちゃったんだよ?どう責任とってくれるの?」
    「ごめんなさい………」
    「大体、いっつも言ってるよね。新しい色物は色移りするから別で洗ってって。」
    「はい………」
    「兄さんあの時『分かった』って言ってたじゃん。あれは何だったの?話半分で聞いてたの?『あ〜、またルイージが小言言ってるな〜』ぐらいで聞いてたの?」
    1699