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    秋日子

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    秋日子

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    ツイスターズ初見感想&妄想です
    劣情もあり

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    秋日子

    DOODLEお昼に言ってたやつ
    山も落ちも意味もないけどエロくはない
    原稿の息抜きに筆慣らし
    https://twitter.com/mtw________
    いいからさっさと告白しろ「なあコヨーテ、例えばなんだが」
     二人だけのシャワールームで、ハングマンはブースの仕切りに凭れて突然切り出した。
    「例えば、いい感じだと思っている相手の部屋でポルノを見つけてしまって、容姿に自分と共通する部分が多いなと感じた場合、それは脈ありなのか?」
    「なんだって?」
     シャンプーを洗い流していたコヨーテは、思わず聞き返した。つまり、相手はゲイで、ハングマンに似た容姿のポルノスターを好んでいるから脈があるのではないかという、そういう事か。そしてその相手は十中八九。
    「ルースターってゲイだったのか」
    「え、なんでルースターだって分かった?」
    「分かるだろ」
     ハングマンの片想いの相手があの髭の同僚である事はもう随分と前から知っているし、二人が特殊作戦以降いい感じなのも知っていた。だって全部、この目の前の男が包み隠さず教えてくれるから。例え確信をついて『俺はルースターが好きなんだ』と言われずとも、そのくらいは分かってこそ親友というものだ。というかこのハングマンという男は、気を許した相手にはどこまでも緩い。色々駄々洩れになってしまっている事は指摘せずに来たが、この調子だときっとルースターにもバレているだろう。そこまでいくともう、そのポルノさえわざとなのではないかと思えて来る。
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    遭難者

    MOURNINGネタバレです、暴走した妄想です!
    以前、魏無羨なんで魂壊れなかったの?って不思議から妄想。
    テキストも上げられるんだ!ということでベッタにあった初文章を
    藍湛誕生日に…内容関係ないけれど!!
    ーーーーーーー

     不可解なことがあった。

     何故、自分の魂はここにあるのか。


     自分が死んだ時、その時のことはあまり覚えてはいない。残っているのは魘されても醒めることなく泥沼でもがいているような嫌な感覚だけだ。
     反噬により肉体がなくなったとしても、魂はどうして今まで持ちこたえていたのか…

     鬼道で纏った陰湿な怨気が動力となり魂を存続させていたのだとしたら、恐らく大暴走しているはずだが、巷に流れる夷陵老祖が起こした事件はあまりにも小さい。…まったく、開祖に失礼なほど小さい。とすると…外に放出されていない怨気は内に籠り、魂を蝕んでいた可能性が高い。

     あの時、甦らせたい人はたくさん居たけれど、自分が今生に戻りたいは思ってはいなかったと思う。来世に生まれ変わりたいとも考えてはいなかっただろう。
     残してきた温家の人々のことさえ頭になかった。
     自分が招いたことではあるが…いや、自分が招いたことだと思いたくなかったから更に意識を狂わせていった。
    …金丹は長いこと無く、霊力は存在すらしない。

     魂は蝕まれ、この世に留まる気は一切なく、精神は傷付き、微々たる霊力すらない。

     魂は 1306

    はるもん🌸

    MOURNINGまだ魏無羨は弟子たちを引きつれたまま帰ってこない。泊まり込みになると聞いてはいた。魏無羨が不在になってから二日目の午後、気づけば魏無羨の事ばかり考えている。なかなか家業に集中できずにいる自分に気づき、冷泉で少し頭を冷やそうと考えた。冷泉に体を落とし、心が落ち着いてもやはり頭に魏無羨がよぎる。あの笑顔を思いだすと、自然と胸がじんわりとあたたまる。愛しい。そう思った時、一つの旋律が藍忘機に流れた―――
    藍忘機の鼻歌「…~♪」
    魏無羨は耳を疑った。
    (まさか藍湛の…鼻歌?!)
    いてもたってもいられなくなった。彼は急いで服を脱ぎ、ザブンと冷泉に入る。

    * * *

    今回の夜狩りの監督は大変だった。新参者の姑蘇の弟子が複数いて、それぞれ腰を抜かしそうになったり手が震えるものがいたりしたのだ。
    「俺が14歳だったころはもっと男らしかったぞ」などとぼやきながら静室に戻ろうとしていたその時、
    曲がり角でばったりと藍思追と遭遇した。

    「魏先輩」
    「思追、どこにいくんだ?さっき帰ってきたばっかなんだからヘトヘトだろう。なんだその本の量」
    「夜狩りでの魏先輩を見ていたら、まだまだだなと思いまして」
    「それで、その量の本を今から読むのか?やめろやめろ。勉強なんて寝てからやれ」
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