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    ちょこ

    主に企画参加の交流小説、絵など投稿してます
    よその子さん多め

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    ちょこ

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    エガキナ

    よその子さんお借りしてます

    都合の悪いタイミングで灰純と出会い、また都合の悪い時に没がでてしまい、どうしようもなく琥珀は灰純と手を組み討伐をした。討伐する時に相手から報酬は目玉と言われてしまったが、あるものをポケットに入れていたため、そのまま了承して没をあっという間に討伐した。討伐した直後、灰純は笑顔で琥珀に近寄り話す。
    「琥珀のアンチャン、約束どおり目玉くださいよぉ」
    「ほらよ」
    そう言って琥珀がポケットから取り出したのは目玉のおもちゃだった。どこにでも売ってるような安物のおもちゃで、それを以前見ていたサクリはどこか呆れた表情を浮かべていたのは記憶に新しい。だが、自分は自分の目玉をやるなど一言も言っていない、など高を括っていると、灰純が銃を取り出してその目玉のおもちゃを撃ち抜いた。
    「……」
    琥珀は黙ったまま灰純をちらりと見る、灰純は銃を握ったままこちらをにっこりと笑っていた。その笑顔が心の底から笑ってないのも琥珀は見てすぐにわかる、これは怒っていると。琥珀は後退りをしたかったが、少しでも動くと撃ち抜かれそうでどこか冷や汗を流しながら口を開く。
    「目玉欲しかったんだろ?」
    「おいおい、それのどこが目玉なんだ? もっと精巧な義眼でも持ってきたらよかったのになぁ」
    「……」
    いつの間にか銃からナイフに持ち替えていた灰純はゆっくりと琥珀に近寄ってくる、琥珀はゆっくりと隙を見せないように後退りをしつつ、この状況をどう打破すべきか頭を必死に働かせる。とりあえず話をしながらごまかせないかと思いつつ、琥珀は灰純を見たまま話す。
    「ふぅん? なら義眼渡せば俺の目は諦めるってことか」
    なら今度は義眼でも持つか……など少しずれた考えをしていると灰純は笑いながら琥珀の言葉を否定した。
    「いんや? あんたの目が欲しいのであって義眼が欲しいわけじゃないしなぁ」
    「……なんでそんな俺の目を狙う……」
    赤目など彼の身近にもいるはずだ、と琥珀は怪訝な顔をした。赤だけではない、赤目より珍しい色のした目などいくらでもいる。サクリや遼貴なんてオッドアイだ、なんて思っていると灰純は笑顔のまま話す。その笑顔だけは好青年のような表情で。
    「あんたみたいな赤目は中々居ないんだ。遼貴よりも濃い赤目だし……、まぁあの人も赤目なんだけど……あの人の目を狙うなんて俺の命が消えるし……。それにあんたの目、まるで人の血のような赤目だ。……欲しいなぁ」
    「……」
    そう言って笑う灰純にゾワリ、と悪寒が身体中を走った。これは相当危険だ、そして怒らせたことを後悔しかけたとき、なにかが琥珀の足を掴んだかと思いきや、そのまま影の中に引きずり込まれそうになった。こんなことをするのは1人しか居ない、琥珀が何かを言おうとしたがそのまま影の中に消えていった。
    「全く、だからやめとけって言ったのにな」
    そう琥珀を影の中に引きずり込んだ張本人、サクリは灰純をチラリとみるないなや、そのまま自分も影の中に消えていった。
    「逃げられた!」
    灰純は悔しそうな表情を浮かべて落ち込んだままその場を立ち去った。一方、影を通して琥珀は自室に移動させられていた。見慣れた部屋で無事に逃げられたことにほっとしていると背後に立っていたサクリが呆れたように口を開く。
    「わかったか、アイツがどれだけ危険かって」
    「……まぁ」
    「……」
    分かってないだろ、と言わんばかりの表情を浮かべるサクリを横目に琥珀は分が悪そうに頬を指でかく。またこうしてサクリに助けられてしまった、今回ばかりはサクリが居なかったら逃げきれなかったかもしれない、琥珀はサクリの顔を見ながら話す。
    「……ちゃんと気をつける。……というか、相手と遭遇するのが多いというか」
    「……お前は運が悪いのか良いのかわからねぇな」
    そう言ったサクリの言葉を半笑いするしかなかった。
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    ちょこ

    DONEダミアさんお誕生日小説
    ダミアさんお借りしました!お誕生日おめでとうございます!
    モンブラン「ダミア、お誕生日おめでとうございます」
    「おー! ありがとな!」
     レイフが借りている拠点と言っていい住まいにダミアを呼び、目の前にケーキを出す。ダミアと前もって連絡を取っていたため、こうして呼べたのだ。ケーキはレイフの手作りだ。本当なら、料理も出そうかと言ったのだが、間髪入れずに断られてしまった。今度こそ上手く作れるような気がしたのにな、とレイフは残念そうに思いながらも、ダミアを見た。
    「このケーキ……モンブランか?」
    「そうです、アマロンを使ってます」
    「へー! 王様って呼ばれてるやつじゃん!」
     ダミアは感心したようにケーキを眺めた。アマロン、様々な栗の中で特段に甘い栗の事だ。身も大きいのだが、育てるのが難しく、しかも、大きく育てようと魔力を使うと、すぐに枯れるという性質を持っていた。なので、完全な手作業、時間をかけてゆっくりと育てる。そのため、栗の中の王様、という意味で【アマロン】と呼ばれるのだ。一粒だけでも驚くほどの高額で取引される。その高額さに、一時期偽物のアマロンが出回るほどだった。偽物のアマロンと区別を測るための道具すら開発されるほどに。
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