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    _BeHa_

    @_BeHa_

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    プトオク短文。プト目線。
    セフレから始まったプト(→←)オク。
    プライドを傷つけずにオクの本心を知りたい、あわよくばセフレから進展したいプト。

    #プトオク
    ptochu

    目覚めて隣は不在 腕に抱いて眠ったはずなのに、目覚めたら
    ベッドにひとりきり。置き手紙のひとつなくメールさえ寄越さない素っ気なさは相変わらずで、それを残念に思う反面どこか安堵を覚える軽薄な自分もいる。
     ここが見慣れた自分の部屋なら「なんて夢だ」と自己嫌悪に頭を抱えられるが、趣味じゃないピンクの壁紙がケバケバしく現実を突きつけてくる。ゴミ箱の薄膜の残骸が、シーツに染みた体液の匂いと残り香が──もう一人居たことをお節介にも俺に囁き教えた。

    「……せっかちな奴だ」

     チェックアウトまでまだ数時間。だらだら過ごすには長く出るには早い。
     彼は日が昇る前に、白み出したあやふやな夜のうちに決まって姿を消す。激しく求め合った夜の熱が燻っているのに、淡い夢のように儚く煙のようにすり抜けてしまう。
     太陽の下で会えばただの同僚で、ゴーグルとマスクを装備した彼は誰もが知る人気者の「オクタン」だ。友人の顔で平然と振る舞い、夜の出来事なんて無かったことにされる日々の繰り返し。欲の解消の相手に選ばれたのは手軽で口が堅いとか、男同士で後腐れがないだとか、誰でもよかったか気まぐれか……そんな理由だろう。
     流されるまま関係を持ったものの不健全さに若干の罪悪感と後悔は否めず、関係の解消を切り出せば話題を逸らされ多少面食らった。真剣な話に聞き耳を持たず終わりも進展もしない堂々巡りに、勘違いと自惚れが加速し期待と欲が芽生える。
     プライドが傷つくのは避けたいが……確かめたい。だが、そもそも逃げられては追いつけないのだ。なにしろ脱兎のごとく鋼鉄の足は速い。

    「どうやって捕まえてやろうか」

     備え付けのポットで湯を注ぎ安いインスタントコーヒーを一人分。漂ういい香りに悪巧みし妄想する。ベッドで気怠げに俺を見上げる垂れ目の青年に味気ない紙コップを一つ差し出して、まずは「苦い」と文句を言われるのが当面の課題だ。
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    ☺❤❤👏💒👍💖💖💖💖
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    Replies from the creator

    _BeHa_

    DOODLE㊗️オク誕🎉
    プト→←オク。予防線張りまくりのプトと素直ピュアなオク。仲間以上、恋人未満なふたり。
    遅刻しましたなんとか書き上がりました。
    プライスレス 何でも持っている、何でも手に入る男に何をプレゼントすればいいのか……。
     人気者の彼の誕生日は大勢から祝福されファンから山のようなプレゼントが届く。幼馴染やレジェンド仲間が彼を囲み、ラッピングに包まれたプレゼントをシルバに渡している。照れくさそうに頭を掻き礼を言う彼を遠巻きに見ていた。ゲーム開始前のドロップシップ内。和やかな光景。手ぶらの自分に声をかける勇気はない。
     今日までにブティックのショーウィンドウの前で何度立ち止まったか。行き慣れないブランドショップに足を運び、綺麗に陳列された服を意味なく撫でる。手に取り引っ張り出した値札を見て目が飛び出るが、彼は服なんて腐るほど持っているだろう。選ぶセンスに自信もなかった。喜ばれるだろうか? 迷惑がられはしないだろうか? 言い訳ばかりを並べた。時期的にも煩わしかったのもある。慣れない高級店で、安物の服を着た挙動不審な男でなくとも店員は声をかけるもので。「何かお探しですか?」と悪気なく聞く相手に薄ら笑いで返し、「プレゼントですか?」と微笑まれ、「いや……」と曖昧に答え逃げるように店を出た。敷居の高い店は諦め若者で賑わう雑貨屋にも立ち寄った。防寒具やアクセサリー、プレゼントの定番や無難なアイテムは多数あったがどうにも味気なく思えた。
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    _BeHa_

    DONE雇プト×オク
    裏ではテロリスト組織のシルバ製薬妄想。悪いオクタビオのアースです。
    面接に行った雇われの話の続きです。

    エロ無しキス有り
    ※何でも許せる方向け
    「ここがアンタの住処か。悪くねえな」


     廃車のスクラップ工場付近にポツンとあるトレーラーハウスが俺の現在の家だ。普通の住宅に比べれば小さいが、中に入れば一般的な住居とほぼ変わらない。勿論、外観は洒落た綺麗なものではなく内装にも拘っていないせいで無骨だが、誰かを招く予定もリフォームする気も一切無かった。
     キッチンにトイレにバスルーム。空調も完備していて不便もない。冷蔵庫やレンジなど家電製品も充実し、通常の生活を送るのに全く問題は無く、狭ささえ目を瞑れば快適と言える。ベッドもソファーもあり贅沢なくらいだ。

     彼の言葉が皮肉なのかお世辞なのかは分からないが、オクタビオは朝早くから金持ちにとってはスクラップ紛いに見えそうな俺の住居にやって来た。
     早朝からの来客に眠気まなこを擦りモニターを確認すると、そこに映り込んだ鮮やかなライムグリーンに急速に目が冴え脳が起動した。サングラスにマスク姿の雇い主に驚き携帯端末で予定を確認するが、今日までは完全にオフで間違いはない。
     今日まで、と言うのは、あのイカレた面接に合格した日。流れと勢いに身を任せて、雇い主と高級レストランのテーブルの上でセック 3196

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    _BeHa_

    DONE雇プト×オク
    報酬に釣られボディーガードの面接に行った雇われがオクにテーブルマナーを教わる(教わらない)話。微エロ。
    裏はテロリスト組織のシルバ製薬。悪いオクタビオのアースです。


    ※軽いですが流血モブ死体表現があります
    俺はボディーガードの面接に来たはずだった。

    「頑張れよアミーゴ。あと一人だ、アンタならやれる」

     有名な製薬会社の御曹司。シルバ製薬が裏で何をやっているかも把握していたが、破格の報酬に釣られ気が付けば履歴書がわりに命を差し出すはめになっている。

    「くっ……」

     あくまで表向きはクリーンな有名企業だと完全に油断していた。
     勿論、表立って出された求人では無い。現にシルバ製薬とは違うダミー会社から出されていたこの求人は『簡単な試験と面接』のみだと説明を受けていたが、実際のところ詐欺も甚だしい。
     会場が高級レストランというのもきな臭かったが、面接官の姿を目にして嫌な予感は的中した。
     『オクタン』と名乗り危険なスタントに身を投じるアドレナリン中毒者。シルバ製薬の次期CEOである彼の過激な配信は有名だが、この放蕩息子のイカれ具合も俺の予想を遥かに上回っていた。

    「何してんだ、早く立て!死にたくねえだろ?」

     貸し切られた高級レストランの特等席で、静かに、優雅に、それはそれは上品な仕草で食事する面接官。それを尻目に俺は床を這いつくばり、皺ひとつない白いテーブルクロスを乱さないよう細 3585