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    tamayura830

    @tamayura830

    倉庫になってます
    見てくださってありがとうございます
    とりあえず魔道祖師の曦澄&忘羨のお部屋
    「藍家の男」を見やすくするに始めたここでしたが…
    pixivにまとめるまでの一時保管場所
    pixiv➡︎https://www.pixiv.net/user/3358254/series/96140
    マシュマロ
    https://marshmallow-qa.com/tamayura830

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    tamayura830

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    ※陳情令 …江澄と兄上… え 曦澄になった??
    ※藍翼が出したかった
    ※随分前に描いた座学のときに一緒に冷泉入ってた兄上と江澄のやつの 続き?みたいな?

    2024年3月27日

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    Replies from the creator

    recommended works

    takami180

    DONE曦澄ワンドロワンライ
    第一回お題「秘密」
     藤色の料紙には鮮やかな墨色で文がつづられている。
     ――雲深不知処へのご来訪をお待ち申し上げております。
     江澄はその手跡を指でたどり、ふと微笑んだ。
     流麗で見事な手跡の主は沢蕪君、姑蘇藍氏宗主である。とはいえ、この文は江家に宛てられたものではない。藍曦臣はいまだ閉閑を解かず、蘭家の一切を取り仕切っているのは藍二公子の藍忘機だった。
     江澄は丁寧に文をたたみなおすと、文箱にしまった。
     藍曦臣と私用の文を交わすようになって半年がたつ。その間に文箱は三つに増えて、江澄の私室の棚を占拠するようになった。
     きっかけはささいなものだ。雲深不知処に遊学中の金凌の様子をうかがうために、藍家宗主宛てに文を出しただけ。何度か雲深不知処に足を運んだ、それだけだった。
     そこをかつての義兄につかまった。
     沢蕪君の話し相手になってくれという頼みだった。なんでも、閉閑を解くために世情を取り入れたいとか。そんなもの、含光君で十分だろうと返すと、結局は外部の者と接触するのに慣れたいという、よくわからない理由を差し出された。
     初めは寒室で一時ほど過ごしただけだった。それも、江澄が一方的に世情を話すのを藍曦 2495