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    7ちゃん

    松ぬいと共に生きる、内向型ぬいぐるみ依存症な成人腐女子!
    相棒CP同軸リバ民。←ここ重要!!
    たまに 見せない構図なR18描くよ注意。
    ウマ娘ではタキオンのモルモット。
    ここでは主に完成させたいなーと思うらくがきを載せるじぇ!
    小説は表紙ができたらピクシブに載せるよてーい★

    (画像を追加・差し替える機能に今更気づいたにょで、
    2020年11月20日以降の投稿は完成したら完成版を先頭として追加します)
    (その際、旧らくがき下書きは2枚目としてとっときます)

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    7ちゃん

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    体操服ネタなタキモル♀。
    因みにゼッケンの関係上、トレーナーが私自身なので要注意。

    #タキモル♀
    #百合
    Lesbian

    独占したいのはお互い様ある日の事。
    弁当作って少々疲れたので寝ていると、
    タキオンが体を揺さぶって起こしてきた。

    「トレーナーくぅーん、替えの服をくれよー」

    「んん…なに…?服って…、Σちょ!?」


    せがんでくるタキオンの勝負服はびしょびしょに濡れており、
    発光していた。

    どうやら実験薬をこぼしてしまったらしい。


    「また徹夜してたの?」

    そう聞くと、タキオンは認めて溜息をつく。


    「あぁ、うっかりね。
     薬品の調合中、手元が狂ってそのままバシャーン…とね。
     やはり眠気があると注意力が乏しくなるねぇ。ふわぁあ~」



    今日はGIレースがあるというのに、
    黄色のセーターや紺色のブラウスが発光まみれ。
    薬品が染みついているのが一目でわかる。

    薬品の匂いもするし、ドーピングと疑われてしまうかもしれないので
    これではとてもじゃないが出走できない。


    「という訳で、適当でいいから出走に使えそうな服を探してくれ。」


    「んー、予備の勝負服は無いしなぁ…
     レースに出走できる服…代わりに出走できる服…あ!」


    あるじゃないか、勝負服の代わりに
    出走できる服が。

    タンスを開け、
    収納されてるその服を取り出す。


    「あったよ!体操服!」


    「体操服…?」


    そう、G2レース以下で着る
    あの体操服だ。


    「ふぅん、体操服ねぇ…?
     本来はG2レース以下で着用するものだが、
     白衣を羽織れば多少はマシになるかな。
     うん、悪くないかもしれない。早速その体操服をくれたまえ。」


    「ほいよ~」



    言われるままに体操服を渡し、
    タキオンは体操服を着用する。

    そして最後にゼッケンを付けようとする時、
    タキオンはある事に気付いた。


    「…!これは…」

    「どしたの?」


    そう聞いてみるとタキオンは嬉しそうに、
    そして瞳に狂気を宿して笑った。


    「ククク…ッ
     わかってるくせに…!

     君も意外と独占欲が強いねぇ…!?」


    …やはりわかってしまったか。


    「あー、うん…////」


    バレバレとはいえ、
    明らかな気持ちをゼッケンで示してしまった事に
    少々後悔し、目を逸らしてしまう。


    「このゼッケンの数字は君の名前そのもの…
     そして数字の下には私の名前が刻まれている。

     更にこのゼッケンの色はG1に使われる色だが、
     この色は偶然なのか君のイメージを表した色だ。

     つまり、私の思い違いでは無いなら
    『私は君のウマ娘』という意味だと、受け取って良いのかな?」



    もちろんYESだ。
    タキオンの熱いまなざしに嘘をつける理由など無く、
    コクンと縦に頷いた。


    「ククク、正直でよろしい!
     因みにわかっているかもしれないが、
     私も独占欲が強いからね?

     くれぐれも、この数字のゼッケンを
     他のウマ娘に付けるんじゃないよ?」


    「言われなくても」


    わかってるよ と言い終わる前に、
    視界が暗くなった。

    気が付けば、タキオンと唇が重なっていた…


    「…っ!?////」


    「勝ってみせるよ、この姿で。」






    アグネスタキオンの夜更かしが治った
    アグネスタキオンのやる気が絶好調まで上がった

    アグネスタキオンの束縛度が上がった
    アグネスタキオンのうまぴょい度が上がった



    「ちょっと待った!
     束縛とうまぴょいは上がらなくていいから!
     落ち着いてタキオーン!!」

    ------------------------------------------------

    そしてG1レース本番。

    白衣を纏った体操服は勝負服として許可してもらえたが、
    トレーナーの手作りのゼッケンは
    レースで決められる枠番号と混同するという事で
    レース中は外さざるを得なかった。

    それでもタキオンは狂気の如く
    異様なハイテンションで1位をもぎ取った。

    そして出走を終えた後は例のゼッケンを付け、
    その姿を皆に見せつける様に袖をクルクル回していた…


    「ククク…ッ
     これが研究の成果さ!」


    =================================================
    おしまい★
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