がこにこ進捗帰れとは言われなかった。風呂で見た裸を思い出して、股間が熱くなる。
「……」
日光の部屋を、そっと覗いてみると、小さく喘ぎ声が聞こえる。
「んっん……、う……」
暗い部屋を、スマートフォンの画面の光がチカチカしている。
動画を見ながら、手でしているようだ。
これは見なかったことに……。
……できないでしょう。
「……なんだ言ってくれれば」
「あっ……、月ちゃん…… なんで……っ」
慌ててスマホを放り投げる日光の手首を押さえる。
俺がしてあげますね、とフィニッシュ間際の肉棒をしごく。
「あかんっ、出るっ、ダメ……」
「いいじゃないですか、男同士なんですから。……イク顔見せてください」