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    ankounabeuktk

    @ankounabeuktk

    あんこうです。オル相を投げて行く場所

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    お肉さんの4コマに寄せて

    後始末【オル相】 腰が痛い。
     鼻歌が聞こえる。
     ケツも痛い。
     音程外れてんじゃねえか。
     変に力が入ったのか太腿の裏も痛い。
     足の裏が地面についているのに揺らされ過ぎた感覚が離れなくて、真っ直ぐ歩くのもつらい。
     脱いだはずの服がなくて。
     真っ裸で歩くには窓から差し込む太陽の光が眩し過ぎて。
     一番窓から遠い、玄関に続く廊下。
     遠くから見ただけでもわかる、転げたインテリアや、転げ回った靴や、タイルや壁に散々に撒き散らかされた汚れや。
     そういった、昨夜のここに辿り着いてから扉を閉めた内側ですぐに起こったあれやこれやの後始末を苦労を苦労と思わない様子で呑気に掃除する恋人の毒気のない顔に、俺は言える文句が何もない。
     するつもりだったから来たのだし。
     順序が多少違ったとしても求めていたことは同じで。
     こんなところでとかベッドまで我慢できなかったんですかとか言ってやろうと思っていたことは腰の痛みへの恨み節と一緒に次から次へと湧いてきたはずなのに、どういうわけかこちらを見て微笑まれた瞬間に何もかもはぐっと喉の奥に詰まって出て来なくなった。
    「………どうかした」
     動きもせず、中途半端に睨み付け一言も発しない俺を不思議そうに眺めるこの男は本当に昨夜の変態紳士と同一人物か
     迂闊なことを言って今の掃除を無に帰す行為に出られても困る。俺は少し迷ってから言った。
    「腰痛えんですが」
     笑われた。
    「ご飯食べられる? その後で揉んであげるよ」
     どこをですか?と聞いたら、本性が出て来る気がした。
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