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    Jukiya_d

    イチ桐とか龍如の腐った小説書いてる人

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    Jukiya_d

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    1/12大阪インテ 超拳魂一擲 2025冬 にて頒布予定の春斎(イチ桐)新刊
    「浅葱色恋煩い」の正式サンプルです 文庫/112P

    春日の片想いから始まる2人の恋と愛の話
    春日視点から始まり、途中で斎藤視点に切り替わって展開します
    色々ご都合設定なのでフィーリングで楽しんでもらえると幸いです!

    サンプルでは二章までとR18シーンを少し公開!
    PASS:新刊頒布予定の大阪インテ開催月日を数字4桁で

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    #サンプル
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    #春桐
    #イチ桐
    #小説
    novel
    #R18
    18+
    #春斎

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    zeppei27

    DONEなんとなく続いている主福のお話で、単品でも読めます。七夕を楽しむ二人と、夏の風物詩たちを詰め込んだお話です。神頼みができない人にも人事を超えた願いがあるのは良いですね。
    >前作:昔の話
    https://poipiku.com/271957/11735878.html
    まとめ
    https://formicam.ciao.jp/novel/ror.html
    星渡 折からの長雨は梅雨を経て、尚も止まぬようであった。蒸し暑さが冷えて一安心、と思ったが、いよいよ寒いと慌てて質屋に冬布団を取り戻そうと人が押しかけたほどである。さては今年は凶作になりはすまいか、と一部が心配したのも無理からぬことだろう。てるてる坊主をいくつも吊るして、さながら大獄後のようだと背筋が凍るような狂歌が高札に掲げられたのは人心の荒廃を憂えずにはいられない。
     しかし夏至を越え、流石に日が伸びた後はいくらか空も笑顔を見せるようになった。夜が必ず明けるように、悩み苦しみというのはいつしか晴れるものだ。人の心はうつろいやすく、お役御免となったてるてる坊主を片付け、軒先に笹飾りを並べるなどする。揺らめく色とりどりの短冊に目を引かれ、福沢諭吉はついこの前までは同じ場所に菖蒲を飾っていたことを思い出した。つくづく時間が経つ早さは増水時の川の流れとは比べるまでもなく早い。寧ろ、歳を重ねるごとに勢いを増しているかのように感じられる。
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