【過去旧友】
※少年漫画程度の流血表現
「さて、どう味付けしてやろうか」
愉し気に笑う男の瞳は先ほど大蛇を燃やしていた炎のように美しい。
「ふ……は。あぁ……レオの、好きなように」
相手の声に滲むふつりと滾るような熱に、知らず知らずこちらの口角も上がっていた。
初めて、この胸に巣食う自分たちが『美味い』のだと友の手で気付かせてもらった日。

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